犬にとって危険な『春の野草』4選 散歩中に飼い主がすべき対策や注意点まで

2025-04-24 20:00

春は気候もよく、美しい花が咲くなど散歩が楽しい季節でもあります。しかしその一方で、犬にとって危険な野草もたくさん出てきます。今回は、犬にとって危険な春の野草と安全に散歩を楽しむための対策・注意点について解説します。

1.ウマノアシガタ

ウマノアシガタ

ウマノアシガタは道路脇などで見かけることの多い野草です。光沢のある小さな黄色い花を咲かせるのが特徴で、厳密には区別しますが、ひとまとめに「キンポウゲ」とも呼ばれます。

ウマノアシガタの茎や葉には、プロトアネモンという刺激の強い成分が含まれており、誤って口にすると中毒を引き起こす可能性があります。主な症状は嘔吐や下痢、血便などで、重篤な場合には呼吸困難や痙攣を引き起こし、最悪は死に至ることも。

しかもプロトアモネンは、皮膚に触れるだけでも危険です。かぶれや腫れなどの原因になり、体についたものを舐めるだけでも中毒の原因になると言われています。

2.テッポウユリ

テッポウユリ

テッポウユリは公園の花壇などでもよく見かける多年草で、ラッパ状の大きな白い花は贈り物としても人気があります。

花びらや花粉をはじめ、茎や葉、球根、根などすべての部位に有毒物質が含まれており、テッポウユリを活けた花瓶の水さえ有毒とされ、猫がユリを食べるとユリ中毒による急性腎不全でなくなってしまいます。犬での毒性はまだよくわかっていませんが、有毒植物と認識しておいた方がいいかもしれません。もし誤って食べてしまった場合は速やかに動物病院を受診しましょう。

なおテッポウユリに限らず、ユリ科の植物(オニユリ、コオニユリ、カノコユリ、キスゲなど)はすべて猛毒です。

3.レンゲツツジ

ツツジ

ツツジは公園や民家の庭などでもよく見かける定番の植物で、4月から5月ごろに鮮やかなピンク色やオレンジ色の花を咲かせ、目を楽しませてくれます。散歩コースでも見かける機会は多いでしょう。

そんなツツジの仲間には毒性を持つものが少なくなく、なかでも特に危険とされているのがレンゲツツジです。

レンゲツツジの花や蜜、葉にはグラヤノトキシンという有毒物質が含まれており、犬が誤って口にすると、嘔吐や下痢、腹痛、よだれの増加などが見られ、大量に摂取すると心拍数の上昇や極度の脱力(虚脱)を起こし、最悪の場合は死亡することもあり得ます。

4.ワラビ

ワラビ

ワラビは4月中旬から6月にかけて若芽を食用とするシダ植物の1種で、犬にとっては有害な成分を含んでいます。山菜として知られていることもあって、山に生えていると思っている人も多いようですが、実は道路脇や空き地などにも自生している身近な植物なのです。

人間にとってもあく抜きの必要がある有毒植物であり、犬にとっては全部位が危険とされています。誤って食べてしまうと、貧血、不整脈、血尿、運動失調などを引き起こします。また一度にたくさん食べると命を落とす可能性もあります。

犬を野草から守るための対策と注意点

散歩をしている犬

犬を野草から守るためには、まず散歩のルートを事前に確認し、危険な野草が生えている場所を避けることが大切です。

犬が有毒な野草を食べてしまったときは、症状がなくても安心はできません。有毒物質の種類によって、すぐに症状があらわれることもあれば、少し時間を置いてから症状があらわれることもあるためです。

万が一毒性のある野草を摂取した疑いがある場合は、できるだけ早く動物病院を受診してください。摂取してからの時間が短いほど有毒物質の吸収量を抑えることができます。つまり早く受診して早く処置できれば、その分リスクを減らすことができるのです。

判断に迷ったときは、電話で獣医師に相談して対応を確認することをおすすめします。

まとめ

タンポポと犬

春は犬にとっても人間にとってもワクワクする季節です。ぽかぽか陽気に誘われて、散歩に出かけたくなるという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかしその一方で、春だからこその注意点もあります。今回紹介した野草もそのひとつです。

愛犬を野草から守るためには、ウマノアシガタやテッポウユリ、レンゲツツジ、ワラビなど、犬にとって有害な野草を知り、散歩中に注意を払うことが重要です。

飼い主さんは、犬が危険な植物に近づかないように心がけ、もし誤って食べてしまった場合には、速やかに対応できるように備えておきましょう。

関連記事

脳性麻痺で『余命1年』と宣告された大型犬が…涙腺崩壊する『まさかの様子』が29万再生「命の大切さ分かってる」「もはや聖母マリア」と感動
犬が飼い主にタッチしてくる時の5つの心理
犬と『人参収穫ゲーム』をしてみた結果→まさかの『文句が止まらない光景』に爆笑「あらぶってて可愛すぎるw」「唸り声たまらん」と50万再生
犬が玄関から離れないときの心理
膝の上に座ってマッサージをしてもらう犬→どう見ても『人間すぎる光景』が18万再生「背筋ピーンってなってるw」「むしろ人より人」と反響

  1. 東京・北区の小学校火災 音楽担当の女性教員が「洗濯物を乾かしていた」趣旨の説明 火元近くにはハンガーが20点以上…電気ストーブも通電状態
  2. ドン・キホーテの店員をボンネットに乗せたまま走行…車から振り落とす 40代の男女2人を逮捕 レギンス1着盗み逃走図る 名古屋市
  3. 経済産業省のキャリア官僚の53歳男を逮捕 知人女性になりすまし名誉傷つける内容のメールを送信 複数の出会い系サイトにメールアドレスを掲載
  4. “ダブル台風”7号・8号が日本列島に接近…週末に九州~関東直撃おそれ 鹿児島では線状降水帯発生…大雨に厳重警戒を【news23】
  5. “睡眠の新常識”世界的な権威が解説、エアコンはタイマー?朝まで使う?寝つけないときは?【Nスタ解説】
  6. 過酷な条件も髙橋藍「言い訳できない」小野寺大志「良いチームできあがってる」石川祐希、イラン戦は「タフな試合に」【試合後コメント】
  7. 内田梨瑚被告が控訴しない方針固める 北海道・旭川の女子高校生転落死事件めぐり懲役27年の判決 旭川地裁は「殺人の実行行為にあたる」指摘
  8. 今年はお得!うなぎ500円値下げ!サクランボは「去年の半額」に?
  9. 「眠れない時に布団で悶々はNG?」「布団なしは?」夏の睡眠のギモンに世界的権威が回答【Nスタ解説】
  10. 米イラン協議は“30日にも再開” 仲介国パキスタン表明 開催場所は言及なし
  11. 約14年間家賃を払い続け…電気代未払いで発見 神戸冷凍庫の切断遺体 逮捕の元妻は「言い分はありません」 殺害もほのめかす
  12. トランプ大統領 「イランはホルムズ海峡の通航料を徴収しない」 ガソリン価格が引き下げられていないとして大手石油会社の調査も指示