犬に『イライラ』したときに絶対やってはいけないNG行為5選 愛犬との信頼関係が崩壊する危険行動とは?

2025-09-12 20:00

「またイタズラしてる…」「何度言っても聞かない!」そんなとき、つい愛犬にイライラしてしまうこと、ありますよね。でもその“イライラのぶつけ方”を間違えると、犬との信頼関係が簡単に崩れてしまうかもしれません。今回は、つい感情的になったときに絶対に避けたいNG行為を5つご紹介します。

犬にイライラしたときの絶対NG行為5選

叱られる犬

犬に感情をぶつけてしまうのは、どんな飼い主さんにも起こり得ること。しかし、犬は言葉が通じない分、態度や雰囲気から強いストレスを受けてしまう動物です。

ここでは、愛犬との信頼を壊してしまう代表的なNG行為を5つ紹介します。

1.怒鳴りつける

大声で怒ると犬は「怖い」という感情しか受け取りません。何がいけなかったのかは理解できず、飼い主の存在自体を恐れるようになります。

2.叩く・体罰を与える

体に直接的な痛みを与える行為は、信頼を一気に壊します。恐怖で従うようになるだけで、関係性の改善にはつながりません。

3.無視し続ける

しつけの一環としての“無視”と、感情的な“無視”はまったく別物です。長時間にわたって無視すると、不安や孤独を感じ、問題行動が悪化することもあります。

4.閉じ込める・隔離する

ケージや別部屋に閉じ込めることは、「罰」や「拒絶」として受け取られる場合があります。落ち着かせる目的でも、使い方を間違えると逆効果になります。

5.名前を怒る言葉として使う

名前=叱られるという印象がつくと、呼ばれても寄ってこなくなります。名前は常にポジティブな文脈で使うことが信頼の基本です。

なぜNG行為が信頼関係を壊すのか?

歯をむきだす柴犬

犬との信頼関係は、「安心感」「予測できる行動」「一貫性」の上に成り立っています。しかし、イライラをぶつけるような接し方をすると、これらの土台が一気に崩れてしまいます。

犬は“感情”で人の行動を読み取っている

犬は人間の言葉そのものを理解しているわけではなく、声のトーン・表情・動作の変化から「感情」を読み取っています。

そのため、飼い主の機嫌や怒りを敏感に察知し、「自分は嫌われているのかも」と感じてしまうのです。

「罰」は犬にとって恐怖体験になりやすい

大声で叱る、叩く、閉じ込めるといった“罰”的な行動は、犬にとって理不尽で予測できない恐怖です。

すると犬は、飼い主を「信頼できる存在」ではなく、「怖い存在」と認識してしまいます。

信頼関係を壊すと“学習”が止まる

犬は「ポジティブな経験」を通して学習する動物です。怖がらせたり混乱させたりすると、学習意欲そのものが低下し、指示やしつけも入りにくくなります。

「どうして怒られたのかわからないまま」怯える状態では、改善も期待できません。

怒られる→隠す→悪循環に

体罰や怒鳴るしつけを繰り返すと、犬は自分の行動を「隠す」ようになります。

トイレを見えない場所でする、飼い主の目を避けるなど、信頼の崩壊が行動に現れ始めるのです。

信頼の修復には時間がかかる

一度壊れた信頼関係を取り戻すには、長い時間と根気が必要になります。だからこそ、「壊さないこと」のほうが何倍も大切なのです。

イライラを感じたときの正しい対処法

胸に手を当てる女性

イラっとしてしまったときにこそ、飼い主側の心のコントロールが求められます。感情を落ち着け、冷静に状況を分析することで、犬との関係を守ることができます。

その場を離れて気持ちをリセットする

一旦深呼吸して、その場から距離を置きましょう。物理的に離れることで、怒りの感情が収まりやすくなります。

イタズラの理由を探る

「なぜこの行動をしたのか?」を考えると、解決策が見えてくることも。退屈していた?トイレに行きたかった?環境や日課に原因がある場合も多いです。

落ち着いた状態で接しなおす

怒りをぶつけるより、落ち着いて正しい行動をほめてあげるほうが、犬も安心して学べます。「ダメ」より「こうしてね」を優先しましょう。

まとめ

ハイタッチ

犬と暮らしていれば、思い通りにいかずイライラする瞬間もあるものです。でも、その気持ちをどう処理するかで、愛犬との関係は大きく変わります。

叱るのではなく、導く。怒るのではなく、理解する。日々の接し方が、そのまま犬との信頼関係をつくっていきます。
感情ではなく、思いやりと冷静さで、愛犬にとって安心できる存在でいましょう。

関連記事

疲れてソファで寝ているパパに『1歳の女の子と2匹の犬』が…破壊力が高すぎる『休憩中の光景』が52万再生「尊い…」「なんて幸せ家族」と反響
夜勤中、母がLINEで『犬の写真』を送ってきてたので『今日は帰らないよ』と伝えた結果…『まさかの表情』が22万再生「すぐ帰りたくなる」
病院で緊張している犬→診察台に乗せられ、注射を打たれた瞬間に…わかりやすすぎる『表情の変わり方』が話題「気持ちわかるw」「頑張ったね」
家の中なのに…何が何でも飼い主のそばにいたい犬→大好きが伝わる『愛おしすぎる行動』に反響「忠犬の鏡」「可愛いひっつき虫」「幸せいっぱい」
『ボールを取ってあげる代わりにチューして』と犬に伝えてみた結果…想像を超える『まさかの反応』に爆笑「もはや彼氏と彼女w」「激しくて草」

  1. 中国海軍の空母艦載機が空自戦闘機に断続的にレーダー照射 “空対空”の照射は初公表 小泉防衛大臣「中国側に強く抗議」
  2. 風俗店の冷凍庫から乳児の頭部と手足 切断され凍った状態で発見 東京・墨田区 警視庁
  3. 日本人受賞者2人 ノーベル博物館に漫画「はたらく細胞」など寄贈 恒例の椅子にサインも
  4. 大規模ガス漏れ 6日までに約6300か所で供給再開 復旧作業続く 山口・宇部市
  5. ノーベル賞の大阪大学・坂口志文特別栄誉教授が共同会見「若い研究者には野心的になってほしい」
  6. 【高市内閣 閣僚の資産額一覧】閣僚19人の平均資産は6641万円 小泉防衛大臣がトップで高市総理は3206万円で10番目<全閣僚公開>
  7. 坂本花織、インタビュー中にメダル確定「よかった、滑り込み~」連夜の涙に「もう枯れそうなくらい泣いてるんで」
  8. 「上履きのにおいが嗅ぎたかった」 高校侵入の疑いで自称・会社役員の男(37)を逮捕 男子トイレに複数の上履きを持ち込んでいたところを見つかる 千葉・八千代市
  9. 【脳トレ】「虜」の中に紛れて1つ違う文字がある!?あなたは何秒で探し出せるかな??【違う文字を探せ!】
  10. 指定暴力団「住吉会」の小川修会長(72)ら7人を逮捕 死亡した前会長宅に侵入し現金5000万円を盗んだ疑い 犯行は前会長の死亡当日か 千葉県警
  11. 鍵山優真は銀メダル、マリニンが世界初全6種の4回転7本成功で逆転V 佐藤駿が会心演技で3位【GPファイナル】
  12. 香港マンション火災の犠牲者を追悼 東京都内で集会 日本に住む香港出身の人ら約300人が参加