犬が『ウンチをした後』にみせる仕草や行動5選 排泄後の不思議な動きの意味や注意点まで
ウンチした後、犬が不思議な行動を見せることは多々あります。犬がウンチした後にみせる不思議な行動や仕草には、どのような意味があるのでしょうか。また、ウンチ後にみせる注意が必要な行動も紹介します。
犬が『ウンチをした後』にみせる仕草や行動5選

ここでは、犬がウンチをした後にみせる行動の一例をまとめました。それぞれ、どのような意味があると考えられているのかチェックしてみましょう。
1.後ろ足で地面を蹴る
犬はウンチをした後、後ろ足で地面を蹴るような仕草をみせることがあります。この行動は、縄張り意識の表れという説が唱えられています。
後ろ足でウンチをした地面を蹴ることで、自分のニオイをその周辺に拡散させ、「ここは僕の縄張りだよ」「僕が通った場所だよ」と後にやってくる犬たちに知らせているのです。
ただし、その行動が習慣化することで、特に縄張り意識が強い犬でなくとも引き続き、行動をみせることも多いようです。
2.おしりを気にする素振りを見せる

ウンチをした後、おしりをチラッと振り返ったり、自分のおしりのニオイを嗅いだりする様子をみせることがあります。これは「おしりに汚れがついていないかな」「全部出切ったかな」と確認している行動です。
ただし、あまりにも執拗におしりを気にしている場合は、何らかの違和感を覚えている可能性もあるので注意しましょう。
3.突然ダッシュする
ウンチをした後、突然猛ダッシュしたり、走り出そうとする犬がいます。飼い主としては「どうして突然走り出すの!?」と驚くことでしょう。
これは一般的に「トイレハイ」と呼ばれており、ウンチを排泄できた解放感から感情が爆発し、その感情を発散させるために走り回っていると考えられています。
4.その場でくるくる回り出す

ウンチをした後に、その場でくるくる回り出す犬もいます。こちらも先ほど紹介した「トイレハイ」の一種で、散歩中、リードで走り出せない状況では、その場でくるくる回ることで感情を発散させる犬もいるようです。
5.ウンチを嗅ぐ、食べる
ウンチをした後、自分のウンチを嗅いでニオイを確認する姿を目撃することはありませんか。これは、犬が自分のウンチの状態を確認している状況です。
犬によっては、なぜか自分のウンチを食べてしまう癖がついていることもあるので、食べる前に片付けるようにしましょう。食べないことが習慣化すれば、徐々に改善するでしょう。
犬の排泄後にみせる仕草や行動で注意すべき動きは?

排泄後、以下のような行動がみられた場合は、犬が体に違和感を覚えているサインです。
- 執拗におしりの辺りを気にしている
- 何度もしゃがみ込んでウンチしようとする
- 興奮状態(トイレハイ)がしばらく経っても収まらない
この場合は、おしりの辺り、あるいはお腹に違和感を感じている可能性が疑われます。
おしりの状態を確認したり、その後の愛犬の様子を観察して不自然な行動や異変がみられるならば、かかりつけの動物病院に相談してください。
まとめ

いかがでしたか。愛犬がウンチをした後に不思議な行動をとることは珍しくありません。基本的に問題視する必要はありませんが、食糞癖や注意が必要な行動をとっている場合は、適切に対応しましょう。
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