地方高校の“教育危機”にAI活用 和歌山南陵高校、日本初の「AI評価付きオンライン授業」を導入

2025-10-08 14:40

地方に“質の教育”を

教師不足に悩む和歌山南陵高校が、オンライン教育大手「メガスタ」を運営する株式会社バンザンと提携し、AIによる授業評価システムを備えたオンライン授業を9月から導入した。同社によると、学校へのAI評価付きオンライン授業サービス導入は国内初の取り組みという。

教師不足が止まらない、地方教育のいま

「教師が足りない」。それは単なる人手不足ではなく、日本の未来を左右する”危機”とも言える状況。2024年には高知県の小学校教員採用試験で合格者の7割以上が辞退するなど、過疎化・少子化に伴い教員確保が困難になっている。和歌山南陵高校も近年、学校存続が危ぶまれる状況にあった。

「AIで授業を可視化」次世代の学び

今回導入されたシステムは、単なる映像授業ではなく、生配信による双方向型の授業を提供。全国4万人の講師陣を抱えるメガスタのノウハウに加え、AIが教師の説明力や生徒の反応を解析し、授業の質を数値化する仕組みとなっている。

「教師の意識も変わる」 学校トップが語る変革の手応え

「最初は帳簿も見られず、施設の修繕も放置されたままだった」
そう語るのは、2024年から理事長を務める甲斐三樹彦氏。
教育の崩壊寸前に立たされた学校を再建するために選んだのが、外部の“プロ”との連携だった。

「外部の力を借りるのは恥ではない。子どもたちの未来のために、今こそ教育改革が必要だ」と話す。AI評価の導入により、教師の意識改革にもつながると期待を寄せる。

同校では9月から一部教科で運用を開始し、2026年度には全校展開を予定している。1995年創業のバンザンは、2025年から学校・学習塾向けのBtoBサービスも本格展開中で、「都市と地方の学びの格差をゼロに」することを目指している。

※日本初について:2025年6月バンザン社調べ。日本国内における「授業評価AI付きオンライン授業サービスの学校導入」として

  1. 車にヒビが入ったかと思った!!男性が氷に覆われた車のドアを開けたると共に不穏な音と光景が!!
  2. 受刑者が作った6万点の日用品を展示・販売する「全国矯正展」 受刑者が保護犬を訓練する取り組みの紹介も 東京国際フォーラム
  3. 「上履きのにおいが嗅ぎたかった」 高校侵入の疑いで自称・会社役員の男(37)を逮捕 男子トイレに複数の上履きを持ち込んでいたところを見つかる 千葉・八千代市
  4. 保護された『猫と亀』→いっしょに暮らし始めて3年…現在の『心温まる日常の光景』に2万いいね「ベストフレンド」「失われた野生w」
  5. 『弁当や仕出し料理』食べた【26人発症】 「ノロウイルス」集団食中毒 調理スタッフからもウイルス検出…
  6. パンをこねるようにクッションを踏む猫→『2つのクッション』が並んでいると…まさかの光景に4万いいね「欲張りさんで可愛すぎ」「大忙しw」
  7. 【野崎萌香】地元・麻布で一日警察署長 “ザリガニ釣り” が幼少期の思い出
  8. 香港マンション火災 犠牲者を追悼する集会におよそ300人が参加
  9. 天皇陛下の会員番号は10001番「日本山岳会」の創立120周年式典に天皇陛下が出席「若い登山家が育ってきていますね」
  10. 【STARTO ENTERTAINMENT】大晦日にカウントダウンコンサート開催 timelesz・Snow Man・SixTONESなど出演決定
  1. 指定暴力団「住吉会」の小川修会長(72)ら7人を逮捕 死亡した前会長宅に侵入し現金5000万円を盗んだ疑い 犯行は前会長の死亡当日か 千葉県警
  2. 【中川翔子】『美少女戦士セーラームーン』の作者から双子へのプレゼントに興奮「夢よりすごいミラクル!!!」「生きてて良かった、、!」
  3. 【 イエモン・吉井和哉 】90年代の自分振り返り「もうあの人じゃないんです」 メンバーとは「絶妙な愛人みたいな関係」
  4. 上海にスシローオープン 高市総理の台湾有事めぐる発言で日中関係緊張の中も初日から大行列
  5. 「悪いことはしないでねと言ったのに…」闇バイト“指示役”初めて逮捕【news23】
  6. 「痴漢をしただろう、降りろ」と乗客が一喝 電車内で女性の服の中に手を入れ下半身を触った疑い 会社員の男(47)逮捕 JR東海道線 神奈川県警
  7. 鹿島アントラーズ、9年ぶり9度目のJ1制覇!レオ セアラ2発で得点王に、鬼木監督「鹿島サイコー!」史上初2クラブ目の栄冠
  8. コメ平均価格“4335円”過去最高値を更新「コメ離れ」で“暴落”の可能性も スーパーでは卸業者から「特売して下さい…」値下がりの兆しも【news23】
  9. 「やめよう飲酒運転」交通事故が増える年末ひかえ東京競馬場で交通安全イベント
  10. 元世界女王・豊田まみ子(33)が日本代表引退を発表、2月の世界選手権がラスト「最後まで悔いのないように」【パラバド】
  11. 【 三山凌輝 】結婚&第一子誕生後初の公の場「今後の活動も楽しんで追ってもらえたら」
  12. 【 榎原依那 】 ‟国宝BODY" 2nd写真集は「グラビアにおいての全てが表現できた」30代までにしたいことは「大恋愛」