AKA Foods、1,720万ドルのシード資金を確保、食品のイノベーションに向けた世界初のセキュアなAIシステムを始動へ

2025-11-17 18:00

新しいAKA Studioは、組織内の知識を統合し、官能評価を取り入れ、AIアシスタントを活用して配合設計と最適化を支援

アムステルフェーン(オランダ), 2025年11月17日 /PRNewswire/ --AKA Foods Ltd.は本日、著名なAI専門家にして起業家であるAlex Bronstein氏とMichael Bronstein氏が主導した1,720万ドルのシード資金調達ラウンドを完了したと発表しました。今回の資金調達により、セキュアなAIシステムによる独自プラットフォームAKA Studioが正式に始動します。このプラットフォームを活用すれば、各食品企業はこれまでにないスピードで、スマートに、かつ手頃なコストで製品を開発、最適化し、市場に投入できるようになります。

食品の研究、配合設計、開発プロセスの変革に特化したAKA Studioは、企業が持つ知識や継続的な研究開発の成果を統合し、体系的に整理された基盤にまとめ上げます。専用の官能評価研究施設で得られた食感、香り、味に関する実験データや分析データを取り込み、そのうえでAIアシスタントを活用して配合設計や最適化の道筋を提供します。

過去および現在の研究開発データ、原料の仕様、官能評価のフィードバック、法規制文書の情報を、1つのインテリジェントな枠組みに統合することで、研究開発チームは、これまで数年かかっていたイノベーションのサイクルを数週間に短縮できるようになります。ビジネス・リーダーにとっては、組織に蓄積された知識を、生産性と収益性を高める測定可能なイノベーション資産に変えてくれるシステムです。投資家にとっては、官能評価機能を備え、AIと食品科学が交わる領域で競争優位を確保しながら、新たなカテゴリーを創出し得るテクノロジーとして捉えられます。

配合設計は、今なお専門家の手作業を必要とする科学的プロセスです。AKA Studioはそのスピードを高め、意思決定の質を向上させます。また、構造化されたデジタル情報を官能評価データと結びつけることで、科学的に配合設計を最適化し、これまで以上に高い精度と安全性で、より健康的、かつ持続可能な製品を市場に届けられるように支援します。さらに、クリーン・ラベルへの対応や、砂糖や脂肪分の低減、サプライ・チェーンのレジリエンス強化に向けた再配合設計も支援します。

セキュリティと機密性は、このシステムの設計の中核にあります。AKA Studioは、AKA Foodsが運営するセキュアなSaaSプラットフォームとして提供されており、クライアントは自社データを扱う専用の環境を構築できます。セキュリティ要件の高い組織に対しては、同じ保護基準を維持したまま、自社内運用(オンプレミス)環境や、外部から隔離された(エアギャップ)環境にも導入できます。クライアント・データが共有されることも、モデル学習に使用されることも一切なく、クライアントはいかなる場合でも自社の専有情報に対する完全な所有権と管理権を保持します。

AKA Foodsでチーフ・サイエンティストを務め、Technion(Israel Institute of Technology)のCenter for Intelligent Systems所長、さらにInstitute of Science and Technology Austriaの教授でもあるAlex Bronstein教授*は次のように述べています。

「AKA Foodsは新しい文法、つまり食品のための言語を市場に持ち込もうとしています。これによって生まれるのが、さまざまな外部データ・ソースに接続し、レシピをどう改良すべきかを提案できるAIエージェントです。これは、ChatGPTのような汎用AIモデルでは決して成しえないことです。」

AKA Foodsの創業者兼CEO、David Sackは次のように補足します。

「世界の食品産業は、価値ある知識を膨大に蓄えていますが、それらを効果的に活用できているとはとても言えません。AKA Studioは、企業が知識を安全に蓄積し、整理し、活用できるようにします。今回得た資金を投資すれば、世界中の企業顧客を相手に事業を拡大し、食品を作り出す仕組みを支えている科学をさらに進化させることができます。」

このソリューションの基盤となる「官能評価+AI」というフレームワークは、官能評価と精密な配合設計が等しく重要な役割を果たす香味、香料、化粧品、医薬品の分野でも将来的な応用が期待されます。

AKA Studio は、データに基づくセキュアな食品イノベーションという新たな基準を打ち立て、研究チーム、経営陣、投資家に対し、科学とビジネスの両面で測定可能な進歩につながる共通の道筋を提供します。

こちらの動画へのリンクで、AKA Foodsのプラットフォームに関する詳細、およびAlex Bronstein教授のコメントを視聴できます。

Alex Bronstein教授は、AKA Foodsの主任科学者であり、同社の投資家でもあります。そのため本コメントには、そのため本コメントには、同社の科学的および戦略的な方向性に関与する立場を踏まえた視点が反映されています。

AKA Foodsについて

AKA Foods は、新しい食品の開発プロセスを変革するフードテック企業として先駆者的な存在です。同社独自のプラットフォームは、最先端の人工知能と実際の人間の官能データを組み合わせ、味、食感、香りに関わる研究開発を加速させます。汎用的なAIツールと異なり、AKAは企業ごとの暗黙知や散在するデータ・ソースを統合し、他社と共有されないセキュアなシステムとして構築します。この独自のアプローチにより、各食品企業は開発サイクルの短縮とコスト削減、そして品質向上を図りながら、消費者に愛される製品を生み出すことができます。

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