犬に飼い主が『話しかけるべき理由』4選 主なメリットや意識すべきことまで
あなたは愛犬に話しかけていますか?「犬に話しかけるなんてひとりごとを言ってるみたいで…」と躊躇するのはもったいない!犬に話しかけることにはメリットがたくさんあるのです。
メリットたくさん!犬に話しかけるべき理由

信頼関係ができる
愛犬との信頼関係を築くうえで「声かけ」は欠かすことができないものです。確かに犬は人間の言葉を話すことはできないですし、正確に理解することは難しいかもしれません。
ですが「会話」なしにはコミュニケーションを成立させることは難しく、コミュニケーションなしにはしつけもトレーニングもできません。たくさん話しかけ、コミュニケーションをとることで信頼関係の基礎が築けるのです。
犬が言葉を覚える
犬は人間の言葉を話すことはできませんが、ある程度の言葉を理解していることは科学的にも証明されています。犬と暮らしたことがある人なら「お散歩」や「おやつ」というワードに愛犬があからさまに反応するという経験があるでしょう。
普段から飼い主さんがたくさん話しかけているからこそ、犬も言葉を覚えることができます。そして犬が言葉を覚えてくれれば、絆はもっと深まるでしょう。
犬が長生きする
近年の研究では、飼い主さんにたくさん話しかけられて育った犬は、そうでない犬に比べて長生きする傾向があると言われています。飼い主さんにたくさん話しかけられているということは、それだけ大切に育てられているということでもあるので当然と言えば当然の結論かもしれません。
ですが話しかけられることで犬のストレスが減り、逆に幸福度が上がるという説もあり、とても興味深い結果といえるでしょう。
飼い主の認知症予防
犬に話しかけることで得られる効果は、実は人間の方にもあります。犬と暮らしている人はそうでない人に比べて、認知症の発症リスクが4割も低いということが言われています。
その要因についてはまだ明らかになっていませんが、犬に話しかけたりお世話をすることが脳の活性化につながっていることが一因とも考えられます。
効果アップ!犬に話しかけるときに意識すべきこと

高い声でしゃべる
犬は高い声をポジティブに捉え、逆に低い声はネガティブに感じる傾向があります。そのため犬を叱るときには低い声が効果的ですが、普段の声かけや褒めるための声かけのときにはなるべく高いトーンの声を心がけることで犬をよりハッピーな気持ちにさせてあげることができるでしょう。
目を見て話す
犬との信頼関係づくりに大切なのがアイコンタクトです。犬は人間と暮らしてきた長い歴史の中で、「目線」によるコミュニケーションを習得した稀有な動物です。話しかけるときにはぜひ犬の目を見てあげましょう。
また犬と人間が見つめ合うことでお互いに幸せホルモンが分泌されるということはもはや有名な話です。見つめ合って話すことで幸せ気分を高めることができます。
スキンシップをとる
声かけだけでも犬は喜びますが、頭を撫でる、体をマッサージするなどのスキンシップを伴わせることでより喜んでくれます。大好きな飼い主さんの声と、大好きな飼い主さんの体温でリラックスすることができるのでしょう。
まとめ

言葉に対して言葉で返すことばかりが会話ではありません。犬への声かけは一方通行のように見えるかもしれませんが、私たちの声かけに犬は表情や態度、行動で返してくれます。
愛犬とたくさんコミュニケーションをとり、絆をゆるぎないものにしていきましょう。
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