Shanghai Electric、625MWの大規模効率化プロジェクトでイラクのエネルギーの未来を加速

2025-12-20 14:00

4県にまたがる画期的プロジェクトにより発電所の出力を50%引き上げ、慢性的な電力不足の緩和に寄与

上海、2025年12月22日 /PRNewswire/ -- Shanghai Electricは、イラクにおいてユーフラテス複合火力発電所拡張プロジェクトの起工式を実施しました。同プロジェクトの請負業者として、Shanghai Electricは、イラクの4県にまたがる発電所において、単純サイクル方式の設備を複合サイクル方式へ転換することで、発電所の高度化を進めています。今回の拡張により、総出力は625メガワット(MW)増強され、燃料消費量を増やすことなく、発電所全体の効率を約50%向上させ、年間で50億キロワット時(kWh)の追加電力を生み出す設計となっています。同取り組みは、同国における慢性的な電力不足の大幅な緩和に寄与することが期待されています。


「イラクにおけるエネルギー安全保障と発展の切迫した必要性は明白です。当社の高効率な複合サイクル技術が、この重要なインフラの近代化に不可欠なものとして評価されていることを大変光栄に思います」と、Shanghai Electricの広報担当者は述べています。「このプロジェクトは、技術革新を通じて『一帯一路』沿線国のエネルギー安全保障およびグリーン開発を支援するという当社の取り組みを象徴するものです。」

中東有数の産油国であるイラクは、30年以上にわたり深刻な電力不足に直面してきました。同国の発電所の大半は天然ガスに依存しているものの、国内のガス開発は遅れており、輸入への依存度が高い状況が続いています。この電力不足は、人々の生活に対する恒常的な課題となるとともに、国家再建および経済成長におけるボトルネックとなっています。

Shanghai Electricが請け負うユーフラテス川沿いの拡張プロジェクトは、今年初めに起工しており、ナジャフ県、カルバラー県、バビロン県、アル・カーディーシーヤ県の各県を対象に、先進的な複合サイクル技術を中核とした高度化を実施しています。現在、主要設備はすでに現地に到着しており、中国およびイラク両国のチームによる協力の下、建設工事が着実に進められています。同プロジェクトは着工以来、イラク政府および国民から大きな注目を集めています。

イラク電力大臣のZiad Ali Fadel氏は、同プロジェクトの戦略的重要性を高く評価し、「この取り組みは、イラクの電力供給の改善および電力インフラの最適化にとって極めて重要です。稼働後は、発電用燃料としての輸入天然ガスへの依存を効果的に低減し、発電コストの削減にもつながるでしょう」と述べています。

ナジャフ県の発電所では、既存のガスタービンから排出される高温排気を熱源として活用する高度化が行われています。排気は排熱回収ボイラーに導かれて高圧蒸気を生成し、その蒸気が新設の蒸気タービンを駆動することで、追加の電力を生み出します。この複合サイクル方式により、追加の燃料を使用することなく出力と効率を向上させるとともに、既存設備からの熱汚染の低減も実現します。

ナジャフ県の現場におけるイラク側プロジェクトマネージャーのNaseem Ayad氏は、「中国の設備および発電技術は、高温排気の再利用を可能にし、発電能力の向上と同時に熱汚染の低減を実現しています。このプロジェクトは、イラクにおける発電所高度化のベンチマークとなるものであり、より安定した電力供給と生活環境の改善を求める地域の期待を反映しています」と述べています。

カルバラー県の現場では、排熱回収ボイラーや直接空冷式復水器などの主要設備がすでに搬入されています。同プロジェクトの本段階は、中核システムを中国で設計・製造した中国製設備および中国基準を全面的に採用する、イラク初期の複合サイクル拡張事例の一つとなっています。これにより、中国製設備の海外展開が効果的に促進されるとともに、イラクにおける中国基準の認知向上が期待されます。

同プロジェクトの完成後は、地域住民の生活改善に寄与し、戦後復興を支援するとともに、イラクの産業復興および経済成長に向けた強固なエネルギー基盤を築くことが見込まれています。

Shanghai Electricは、先進的で高効率かつ環境配慮型のエネルギー技術を通じて、「一帯一路」地域および世界各地における持続可能な発展を引き続き支援していきます。

詳細については、https://www.shanghai-electric.com/group_en/ をご覧ください。

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