犬同士が『そっくりな体勢』で過ごす心理4選 似てしまうのはなぜ?同じ行動を取る理由とは
多頭飼いや仲良しの犬同士が集まると『そっくりな体勢』をしていることはありませんか?犬同士の仲が良いと、飼い主としては嬉しく、かわいらしく感じられますよね。今回は、犬同士がなぜ同じ行動をとるのか解説します。
犬同士が『そっくりな体勢』で過ごす理由

1.同じタイミングで疲れるから
犬同士の年齢が近く、生活リズムが似ていると、同じタイミングで疲れを感じるようになります。
特に犬を複数飼っている場合は、一緒に遊び、同じタイミングで食事や散歩をしているため、自然と同じ時間に休むようになるでしょう。
また、日常的に同じ距離を歩き、同じ環境で過ごしている犬同士は、横になったり動いたりするタイミングも似通ってきます。こうした行動は、人間の子ども同士が一緒に遊んで同じタイミングで眠くなるのと似た現象です。
2.互いを信頼しているから
犬は野生時代、群れで行動し、仲間同士で身を寄せ合って眠っていました。
寒さをしのぎ、外敵の気配をいち早く察知するための本能的な行動です。現代でも、その名残から犬は信頼できる相手とだけ一緒に眠る傾向があります。
また、並んでごはんを食べる行動も信頼の証です。
野生では食料の取り合いが当たり前であるため、食事中に距離を保てる相手は「安心できる存在」と見なされています。
多頭飼いで、初めは距離を置いていた犬同士が、やがて並んで眠ったりごはんを食べるようになると、飼い主にとっても大きな安心材料となるでしょう。
3.後輩犬が先輩犬の真似をするから
後輩犬は先輩犬の行動を見て『こうすると褒められる』『こうするとおやつがもらえる』と学習します。
同じ体勢で寝たり振り返ったりといった行動をすると飼い主が『かわいいー』と喜ぶのも学習のひとつです。飼い主を喜ばせるためにも犬は仲間と同じ行動をとるようになります。
4.先輩犬が後輩犬にルールを教えるから
犬同士の関係は単なる上下関係ではなく、学び合いの側面もあります。経験豊富な先輩犬は、後輩犬に対して「こうしてはいけない」というルールを行動で教えることがあります。
たとえば、複数の犬が集まってトラブルが起こりそうな場面では、年上の犬が間に入って場を収めることがあります。犬は本来、群れの中でリーダーに従う習性を持つため、先輩犬の行動は後輩犬にとってよいお手本となります。
『類は友を呼ぶ』は人も犬も同じ

人間は、似た価値観や趣味を持つ人と自然に仲良くなる傾向があります。実はこの傾向は、犬同士にも当てはまります。
犬の場合、体格が似ていると遊びやすく、一緒に歩くペースも合いやすいため、仲良くなりやすいとされています。また、犬の散歩を通じて飼い主同士が交流することで、自然と似た性格や行動の犬たちが集まることもあるでしょう。
ただし、飼い主同士が親しくなっても、犬同士の相性が合うとは限りません。犬同士の様子をよく観察し、無理に接触させず、トラブルが起きないよう注意することが大切です。
まとめ

犬同士が同じ体勢で過ごすのは、信頼関係や生活リズムの一致、学習効果など、さまざまな理由が関係しています。長く一緒に過ごすことで行動が似てくるのは、犬も人も同じです。
ただし、犬にも相性があります。多頭飼いで仲が悪いケースや、散歩で何度会っても馴染めない犬同士もいるでしょう。そうした場合は、無理に仲良くさせようとせず、適度な距離を保ちながら過ごすのが理想です。
それぞれの犬の個性を尊重し、無理のない形で交流させてあげましょう。飼い主の配慮が、犬たちの心地よい関係づくりにつながります。
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