犬に絶対NGな『ご褒美』4選 危険な症状を引き起こす可能性も…代わりに与えるべきものまで

2026-01-13 20:20

愛犬とのしつけにおいて、ご褒美はモチベーションを高める効果があります。しかし、良かれと思って選んだご褒美が、実は愛犬の健康を損なったり、精神的な苦痛を与えたりすることも。そこで、今回は犬に絶対NGなご褒美を4つ紹介します。

犬にNGなご褒美4選

危険な食べ物とい犬

ご褒美は犬にとって嬉しいものです。しかし、人間の感覚で選んでしまうと愛犬を危険な目に遭わせてしまうかもしれません。ここでは、犬に絶対与えてはいけないご褒美を4つ紹介します。それでは詳しく見ていきましょう。

1.犬にとって有害な食べ物

犬へのご褒美として、食べ物を与える飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、良かれと思って与えたご褒美が愛犬の健康や命を奪ってしまうかもしれないのです。

人間にとって美味しい食べ物でも、犬が食べると中毒症状を引き起こすかもしれない食べ物があります。

  • チョコレート
  • マカダミアナッツなどのナッツ類
  • ブドウ(レーズン含む)
  • ねぎ類(玉ねぎ、にんにく、ニラなど)

チョコレートに含まれるテオブロミンやタマネギなどのネギ類に含まれる有機チオ硫黄化合物は、犬の体内で毒性を発揮し、嘔吐、下痢、痙攣、貧血などを招きます。また、ブドウやレーズンも急性腎不全を引き起こす可能性があり非常に危険です。

これらの食材は、少量であっても命に関わる可能性があるため、絶対に与えないようにしましょう。

2.人間用に調理したもの

人間用に味付けされた料理をご褒美として与えるのは、塩分や糖分、脂質の過剰摂取につながります。人間が美味しいと感じる味付けは犬には濃すぎますし、高血圧や慢性腎臓病、急性膵炎などの原因にもなりかねません。

また、香辛料や添加物は消化器系を刺激し、胃腸炎を起こす原因になりますし、アルコール入りの食べ物は、アルコール中毒の危険性があります。

さらに、上述の犬にとって危険な食べ物が含まれた食品を与えてしまう可能性も否定できません。例えば、ネギ類はハンバーグやギョウザなど多くの料理に含まれています。うっかり口にしてしまう可能性がありますので、人間用に調理したものは与えないようにしましょう。

3.おやつを過剰に与える

ご褒美と称して、おやつを与えすぎるのもNGです。良い行動をするたびにおやつを与えているとあっと言う間に食べ過ぎになってしまうでしょう。

普段のごはんに加えて与え続ければ、簡単にカロリーオーバーになり、肥満や関節への負担につながるおそれも出てきます。

また、おやつでお腹が満たされると、栄養バランスの整った主食のドッグフードを食べなくなってしまうこともあります。

おやつは、あくまでも「嗜好品」です。ご褒美として使う場合は、量と頻度を管理し、声かけやスキンシップなど、食べ物以外のご褒美も併用するようにしましょう。

4.怖がらせる・驚かす

犬を褒める、撫でるなどの行為もご褒美になりえますが、大げさに褒めようとして、犬を怖がらせたり、驚かしたりするのはNGです。

犬を驚かせるような過剰な接し方は、逆効果になりますし、精神的なダメージを与えかねません。例えば、臆病な性格の犬に対して、大声で褒めながら突然大げさに近寄ったり、頭を激しく撫でたりする行為は、犬を怖がらせてしまう可能性があります。

また、良かれと思って高く抱き上げたり、突然大きな音を立てて注意を引こうとしたりすることも、犬にとってはストレスでしかありません。

犬の性格を無視した行動は「ご褒美」にならないことを覚えておきましょう。

代わりに与えるおすすめのご褒美とは?

おやつをもらう犬

犬にとって適切なご褒美とは、健康を損なわず、それでいて満足感が高いものです。食べ物を使う場合は、ジャーキーなどの犬用おやつや犬が口にしても安全な野菜(茹でたかぼちゃやさつまいもなど)を選び、その分を一日の食事量から差し引いて調整しましょう。

また、 ご褒美は、必ずしも食べ物である必要はありません。お気に入りのおもちゃで一緒に遊ぶ、たくさん褒める、撫でるなど、犬が「うれしい」と感じる行動そのものがご褒美になります。

まとめ

ハイタッチをしてご褒美をもらう犬

人の食べ物や過剰なおやつ、頻度を考えないご褒美は、肥満や偏食、生活習慣病を招く原因になります。ご褒美は与え方を間違えると、しつけどころか健康を壊す引き金になりかねません。

ご褒美の基本は、量と頻度を守ること、主食の栄養バランスを崩さないことです。食べ物を使う場合は必ず犬用のものを選び、一日の食事量の一部として管理しましょう。

また、怖がらせるような褒め方にも注意が必要です。

犬へのご褒美は食べ物だけに頼らず、遊びやスキンシップ、声かけなども積極的に取り入れていきましょう。

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