犬の『年齢を判断する方法』3選 見た目に表れる変化や年齢別の注意点まで
犬の年齢を知ることは、健康管理において非常に重要です。個体差はあるものの、犬の体には加齢に伴う特徴的な変化があらわれます。今回は、外見から犬の年齢を推測するポイントを詳しく解説し、保護犬など年齢がわからない場合にも役立つ情報をまとめました。
犬の年齢を判断する方法3選

犬の年齢を知ることは、健康管理や生活の工夫を考えるうえで欠かせません。年齢によって体の変化や行動の特徴があらわれるため、外見や仕草からおおよその年齢を推測することが可能です。ここでは、見た目から犬の年齢を判断するポイントをわかりやすく解説していきます。
1.歯の状態
犬の年齢を判断する際には、歯の状態が大きな手がかりになります。犬の歯は年齢とともに、汚れや黄ばみ、摩耗の度合いが変わっていくため、観察することでおおよその年齢を推測できるのです。
子犬の時期は乳歯から永久歯への生え変わりが進むため、歯の種類や本数でだいたいの年齢がわかるでしょう。
また、成犬になると、歯の摩耗や歯石の付着、変色が目安になります。若い犬の歯は白く尖って健康的な光沢を持ちますが、5歳を過ぎる頃から黄ばみが目立ちはじめ、歯石も付きやすくなります。
シニア期になると、切歯の先端が丸く削れたり、歯が抜け落ちることも。噛む力や食生活によって摩耗の程度には個体差があるので、同じ年齢でも歯の状態に違いが出るため、見極めには少々注意が必要です。
2.目の状態
若い犬の目は透明感が高く、光を反射して生き生きとした印象があります。光の加減で輝きが増すこともあり、表情全体が健康的に見えるでしょう。
一方、6〜7歳ごろから瞳の奥がわずかに灰色や白、青みがかった色に変化して見えることがあります。これは核硬化症と呼ばれる加齢による変化です。一般的に視力には影響がありません。
さらに年齢を重ねると、白内障が発生することがあります。白内障では水晶体が青白く濁り、進行することで視力の低下も見られます。そのため、物にぶつかったり、散歩を嫌がるようになったりする犬もいます。
3.被毛の状態
若い犬の被毛は柔らかくツヤがあり、全体にハリがあります。光沢があって、触るとしなやかさや弾力を感じられるのが特徴です。
一方、年齢を重ねると徐々に毛質が変化し、白髪が見られるようになります。多くの犬は8歳前後から口元や目のまわり、足先などに白髪やグレーの毛が目立ちはじめます。これは自然な加齢のサインです。個体差はありますが、多くの犬で見られ、特に黒っぽい毛色の犬ほど目立ちます。
さらに、老化が進むと被毛のツヤが減り、パサつきが見られるようになることもあるでしょう。
年齢別に気をつけたいポイント

犬の健康を維持するためには、年齢に合わせたお世話や健康管理が重要となります。
子犬期は成長が早く運動量も多いため、バランスの良い食事やワクチン接種など健康管理の基礎を整える大切な時期です。社会に適応するための大切な時期でもありますので、人や動物と触れ合う機会を設ける、いろんな場所に連れて行くなど、たくさんの経験をさせてあげましょう。
成犬期になると体力は安定しますが、運動不足や食生活の乱れが体重増加や関節の負担につながることがあります。定期的な健康診断や歯のチェック、適度な運動を継続することが重要です。
シニア期は体力や免疫力が低下し、消化機能や臓器の働きも衰えていきます。年齢に合った栄養バランスのよい食事を与えるようにしましょう。また、高齢になると腎臓病や白内障、歯周病をはじめとする病気のリスクが増えていきます。早期発見のためにも、定期的な健康診断が欠かせません。
まとめ

犬の年齢を知ることは、愛犬の健康管理においてとても重要です。年齢が分かれば、日々のケアの方法や食事、運動の内容を年齢に合わせて工夫できますし、シニア期には体調の変化に備えて事前に対策を取ることも可能です。
また、年齢を判断する方法を知っていれば、歯や目、被毛の状態など、老化のサインにいち早く気づけるようになるでしょう。
犬の年齢を見極める方法を覚えて、愛犬の健康管理にも役立てていただければ幸いです。
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