
1か月前の2025-2026年末年始、9連休以上ゆっくり休めた人も、そうでなかった人も、ちょっと怖い話―――。
日本生活習慣病予防協会の調査結果によると、長い連休で、糖尿病の起因にもなる高血糖リスクが高まっていたという。
まずは調査結果を詳しく観ていこう↓↓↓
年末年始 9連休以上の人は高血糖をまねく生活習慣になっていた!


日本生活習慣病予防協会は、2月の「全国生活習慣病予防月間」を機に、冬、特に年末年始休暇の生活習慣にどのような健康リスクが潜んでいるかを探るため、20~69歳の男女約2,500名を対象に調査。
今回の調査では、年末年始の休みが「9連休以上だったグループ(以下、9連休以上グループ)」と、「9連休未満のグループ(以下、通常連休グループ)」の2つに分け、休暇の長さにより生活習慣にどのような違いがでるかの実態を調査した。
その結果がこうだ↓↓↓
9連休以上グループに大きな差が…

◆年末年始の食事で摂取量が増えた食べ物を聞いたところ、9連休以上グループの44%が「甘いもの」、43%が 「炭水化物」と回答。通常連休グループとは10pt程度の開き
◆年末年始の食生活で「暴飲暴食」をした割合は、9連休以上グループで48%、通常連休グループで37%と、11ptの開き
◆年末年始の1日の平均歩数や運動量は、9連休以上グループで「51%が減った」、通常連休グループでは「43%が減った」と、8ptの開き
◆年末年始の生活リズムの乱れについて9連休以上グループで「50%が乱れた」、通常連休グループでは「38%が乱れた」と、12ptの開き
生活習慣病の中で最もかかりたくない病気の1位は、高血糖が原因の「糖尿病」


◆生活習慣病の中で「最もなりたくないのは糖尿病」と回答した人は54%で1位
◆いっぽう、糖尿病の重要指標である「HbA1c※」の認知度は、健康診断項目中で最下位。約半数にあたる46%の人が「知らない」と回答。
◆「HbA1c」と「血糖値」の違いを理解している人は全体の1割未満にとどまる
血糖コントロールの重要指標 HbA1c 測定を!

ここで HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)とは、血液中の赤血球にあるヘモグロビンとブドウ糖が結合した割合(%)を示し、過去1~2か月間の平均的な血糖値の推移を示す中長期的な指標。
直前の食事や運動に左右されないため、血糖コントロールの重要指標とされる。
こうした日本生活習慣病予防協会 調査結果を得て、同協会 和田高士 代表(東京慈恵会医科大学大学客員教授)
自身の HbA1c の値をチェック 安定した生活リズムを


「年末年始の休暇に、しっかりと休養を取ることは大切です。
その反面、食事や運動、生活リズムが乱れ、高血糖をまねく生活習慣に陥るリスクが高いことも知られています。
休みの長さに着目したデータはこれまでありませんでした。
今回の調査では、9連休以上グループと、通常連休グループを比較したところ、9連休以上グループの方が顕著に食生活、運動習慣、生活リズムすべての乱れが強くなり、高血糖になっている可能性が明らかになりました。
2~3月は、冬の暴飲暴食や運動不足も影響し、血糖コントロールの重要指標である HbA1c が、年間で最も高い時期です。
年末年始の生活習慣に不安がある人は、まずは自身の HbA1c の値をチェックし、数値が高かったり、これまでより数値が上昇している場合には、早期に対策を検討しましょう。
今年は、ゴールデンウィークやシルバーウィークも、休みの取り方によっては9連休以上になります。
仕事の疲れを癒しつつも、食生活や運動など、できるだけ安定した生活リズムを心がけ、血糖コントロールを意識していきましょう」
―――日本生活習慣病予防協会 和田高士 代表(東京慈恵会医科大学大学客員教授)
生活習慣病の予防は一無 二少 三多

日本生活習慣病予防協会は、生活習慣病の一次予防を中心に、その成因、診断、治療、リハビリテーションに関する知識の普及啓発、生活習慣病に関する調査研究を行うことを目的に、2000年に設立。2012年より公益性を高めるため一般社団法人化した。
設立当初より、健康標語『一無、二少、三多(いちむにしょうさんた)』(無煙、少食、少酒、多動、多休、多接)の健康習慣を提言し、2017年に1月23日を『一無、二少、三 多の日』として記念日登録、2011年より毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」として、『一無、二少、三多』の 健康習慣の普及を図っている。役員は、医師を中心に構成されている。