人を『信用していない』犬が見せる行動5選 信頼関係を築くために飼い主がすべきことまで

2026-03-07 20:20

愛犬から信用されていないと感じることはありませんか?犬が人を信用していない場合、その不信感は行動に表れます。この記事では、人を信用していない犬が見せる行動と、愛犬と信頼関係を築くために飼い主がすべきことについてご紹介します。

人を信用していない犬が見せる行動5選

不信感のある表情で見つめるパグ

犬と飼い主さんとの間に必要なのは、上下関係ではなく信頼関係です。信頼関係が築かれていれば、犬は安心して暮らすことができ、飼い主さんの指示にも従いやすくなります。その結果、問題行動が減り、しつけもスムーズになるでしょう。

信頼関係を築くには、お互いに信じ合っていなければなりませんが、そもそも犬が人を信用していない場合があります。その場合、犬はさまざまな行動で人への不信感を示します。

ここでは、人を信用していない犬が見せる行動を5つご紹介します。ご紹介する行動を特定の人に対してだけでなく、誰に対しても見せる場合は、人全般を信用していないと判断してよいでしょう。

1.距離を取ろうとする

人を信用していない犬は、人に対して不安感や警戒心を持っています。そのため、人が近づくと後ずさりをする、別の場所へ移動するといった、人と一定の距離を取ろうとする行動が見られることが多いです。

距離を取ろうとしている犬に無理に近づくことは、犬の不安感や警戒心をさらに強めることになるため避けましょう。

2.目を合わせようとしない

犬が穏やかな表情で人の目をじっと見つめるのは、愛情と信頼の証です。一方で、目をそらすのは「関わりたくない」というサインです。

人を信用していない犬は、人との関わりを避けたいと思っているため、目が合ってもプイとほかの方向を見て、頑なに目を合わせようとしないことがあります。

3.真顔で凝視する

目を合わせようとしないのとは対照的に、人を信用していない犬が真顔で凝視してくることもあります。ポイントは、表情が真顔であることです。穏やかな表情で見つめるのであれば愛情表現なのですが、真顔の場合は、警戒しながら人の行動を観察しています。

人を信用していないからこそ、「何をされるか分からない」と不安で、人の動きから目が離せないのです。

4.接触を拒む

人を信用していない犬は、人に触られることに恐怖や不安を感じやすいです。そのため、触ろうとすると顔を背けたり、体をよけたりして、接触を拒む傾向があります。触られることを受け入れたとしても、緊張で体が硬くなっていたり、震えていたりします。

また、大好きなおやつを差し出されても、人の手からは食べないことが多いです。これは、「おやつを食べたい」という欲求よりも、人への恐怖や不安のほうが上回っていることを意味します。

5.攻撃的になる

人への不信感が頂点に達した犬は、唸る、歯をむき出すといった攻撃的な行動を見せます。こうした攻撃的な行動は、恐怖や不安の裏返しであり、「これ以上近づかないで」というサインです。

唸ったり歯をむき出したりしている犬の気持ちを無視して接触しようとすると、噛みつかれる恐れがあります。犬にとって、噛みつくことが自分の身を守るための最終手段なのです。

愛犬と信頼関係を築くために飼い主がすべきことは?

撫でられてちょっとびっくり顔のジャックラッセルテリア

もしも愛犬が人を信用していない行動を見せている場合は、焦らずに少しずつ信頼関係を築いていくことが大切です。では、そのために飼い主さんはどうしたらよいのでしょうか?ここからは、愛犬と信頼関係を築くために飼い主さんがすべきことを3つご紹介します。

1.気持ちに寄り添う

愛犬と信頼関係を築くためには、まず愛犬の気持ちに寄り添う姿勢が大切です。

愛犬をよく観察し、距離を取ろうとしているなら近づかない、嫌がっているようなら触らないなど、決して無理強いはしないようにしましょう。反対に、愛犬がうれしそうにしているときには「よかったね」「うれしいね」と優しく声をかけ、喜びを共有してください。

こうした積み重ねが、愛犬に「この人は自分の気持ちを分かってくれる」という安心感を与え、やがて確かな信頼へとつながっていきます。

2.一貫性のある態度で接する

昨日はよかったことが今日は「ダメ」と言われるという風に、その日の飼い主さんの気分でルールがコロコロ変わると、犬は混乱し、飼い主さんへの不信感も募るばかりです。

例えば、「ソファには乗ってはいけない」と決めたら、どんなときでもそのルールを一貫して守ることが重要です。

ルールが明確であれば、犬は迷わずに安心して行動できるようになります。飼い主さんの一貫性のある態度は、犬にとって大きな安心感となり、信頼関係の大切な土台となります。

3.愛犬のペースに合わせてコミュニケーションの時間を作る

愛犬と信頼関係を築くうえで、毎日のスキンシップやコミュニケーションは欠かせません。

とはいえ、愛犬の気持ちに寄り添うことが大切ですので、無理は禁物です。触られるのを嫌がるのなら、無理に触ろうとせずに、優しく声をかけたり、一緒に遊んだりするなど、愛犬の嫌がらない方法でコミュニケーションを取りましょう。

短い時間でも毎日しっかりと向き合う時間を作ることで、愛犬は飼い主さんに少しずつ心を許し、信頼関係が築かれていくでしょう。

まとめ

おやつを差し出す手に歯をむき出すバセンジー

人を信用していない犬は、距離を取ろうとしたり接触を拒んだりするなど、さまざまな行動を見せます。それらの行動の根底にあるのは、恐怖や不安、警戒心です。そのことをよく理解し、人を信用していない犬と無理に距離を詰めようとするのは避けましょう。

愛犬が人を信用していない行動を見せる場合は、まずは気持ちに寄り添ってあげてください。そのうえで、一貫性のある態度で接したり、スキンシップやコミュニケーションを積み重ねたりして、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。

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