3,500円から始める“眠活”――靴下の岡本「おやすみスイッチ」がストレス世代に刺さる理由

2026-03-30 22:00

「BAKUNE」を代表するリカバリーウエアや、大谷選手愛用の「AiRマットレス」など、いま“睡眠の質の向上”をサポートするアイテムが大きな話題になっています。

多くの現代人が眠りの快適さを求める一方で、こうした快眠アイテムはどれも高価。興味はあっても、購入をためらってしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな中、「まるでこたつソックス」で知られる靴下の岡本が、睡眠環境を足元から科学。
睡眠専用靴下「おやすみスイッチ」が3,500円(税込)で叶える、上質な寝心地と目覚めのメカニズムとは?

「温めて逃がす」常識を覆す放熱のサイエンス

全国の2,851人を対象に行った睡眠に関する調査(岡本調べ)

岡本株式会社が行った独自調査では、現代人の約94.2%がが睡眠に何らかの課題を感じているという結果が出ています。多くの人が「睡眠の質」を求める中、冬場の「足元の冷え」がスムーズな入眠を妨げる大きな要因となっていることは想像に難くありません。 しかし、実は入眠に必要なのは単に「温めること」だけではないのです。眠りにつく直前、人の体は内部の熱を外に逃がして「深部体温」を下げるプロセスを必要としているからです。

そこで開発されたのが、「靴下サプリ まるでこたつ おやすみスイッチ」。 仕組みは極めてシンプルです。足首にある「三陰交(さんいんこう)」と、かかとにある「失眠」をピンポイントで温めつつ、つま先はあえて露出させて熱の逃げ道を作る“つま先オープン設計”を採用しています。

「冷え対策なのに、一番冷える場所を開けておく」――。この一見矛盾した設計こそが、人体が本来持つ眠りの仕組みを呼び覚ます、合理的な形だというのです。

【体験レポート】一晩履いてわかった「脳のシャットダウン感」

「論より証拠」。半信半疑の記者は、一晩「おやすみスイッチ」を着用し、その眠りのプロセスを検証してみました。

ふかふかに編み込まれたひざ丈のソックスは、ふくらはぎを優しく包み込んでいます。ですが、つま先が出ている部分はまだ冷たいまま。「これなら通常の厚手の靴下の方が良いのでは?」という思いで布団にもぐり込みます。

30分が経過。ふわふわの感触が心地よく、足首や足裏など、つま先以外の部分は暖かで快適。しかし、肝心のつま先はいまだに冷えています。もういっそ履き替えてしまおうか……。

次に気が付いたのは、明け方でした。
どうやら自分が気づかないうちに、深い眠りに落ちていたようです。あれほど気になっていたつま先の冷たさは、目覚めた時には心地よい温かさに変わっています。

そして、つま先が開放されているおかげでムレなどの不快感もなく、今までの「暑くて脱ぎ、寒くて履く」というあの煩わしい繰り返しで目を覚ますこともありませんでした。

岡本社長に聞く「温めて放熱する」靴下のロジック

岡本株式会社 代表取締役社長 岡本隆太郎氏

取材の中で岡本株式会社 代表取締役社長・岡本隆太郎氏から語られたのは、長年にわたる足元研究の末にたどり着いた、ひとつの解答でした。

―― 夜、足が寒くて眠れないなら、既存の『まるでこたつソックス』で寝ればいいのでは?

AVA血管の拡張でつま先を温かくし、つま先から熱放散を行い深部体温を下げる

岡本氏:そう思われるかもしれません。ですが、就寝時に足を完全に覆ってしまうと、熱がこもりすぎて深部体温が下がらず、逆に脳が覚醒してしまいます。

大事なのは、足の裏にある体温調節を担う「AVA血管」を拡張させること。足首を温めて血流を促し、つま先まで温かい血液を巡らせます。そして、あえて露出させたつま先から熱を逃がして血液の温度を下げ、それが静脈を通って体内に戻ることで、ようやく深部体温が下がっていく。この『温めて放熱する』サイクルこそが、眠りへと向かうスイッチになるんです。

―― 当初は女性向けでしたが、実際は男性の購入者も非常に多いそうですね。

岡本氏:驚いたことに、発売1年目から男性の購入比率が半分近くを占めていました。男性は、仕事のストレスなどで眠りに悩む方も多い。自覚症状としての冷えがなくても、睡眠改善のために履く靴下として選ばれているようです。五月病などで寝つきが悪くなる時期にも、ストレスフルな現代人の心身を支える存在でありたいですね。

―― ヒットを生んだ『まるでこたつ』は、かつては『三陰交を温めるソックス』という硬派な名前だったとか。

岡本氏:当時は漢方コーナーに置かれていて、なかなか価値が伝わりませんでした(笑)。それを身近な『こたつ』という言葉に変えてリブランドしたことで、ようやく広く皆様に届くようになったんです。

―― 最後に、この一足に込めた想いを教えてください。

岡本氏:靴下というものは、ほんの少しの工夫で毎日の生活を楽しくし、質を向上させてくれるもの。皆様の生活に寄り添い、日々を支える存在だと思っています。これからも足元から、現代人のウェルネスを支え続けていきたいですね。

日常に溶け込む「放熱デバイス」

実際に試してみて見えてきたのは、岡本社長が語った「温めて放熱する」という考え方でした。

つま先をあえて開放することで深部体温を下げる。この一見すると寒そうに思える仕組みは、睡眠を妨げるムレや不快感を解消するための、アナログかつ精密な『放熱デバイス』として機能していたようです。

3,500円という価格は、靴下としては安くありません。しかし、睡眠改善の入口としての投資価値は十分にあるといえるでしょう。

「靴下は生活に寄り添い、支えるもの」

岡本社長のこの言葉通り、この一足はストレス社会で戦う現代人の夜を静かに支える、欠かせない相棒となるかもしれません。

<取材・撮影・文/櫻井れき>

  1. ホワイトソックス、連敗でリーグ優勝決定S進出またもお預け 村上宗隆は押し出し四球選び先制も逆転負け
  2. 【3連休の天気】広範囲で爽やかな秋晴れに 寒暖差には注意 沖縄・九州・北海道はにわか雨の可能性 ダブル台風で太平洋側では高波も
  3. 【 YOSHIKI 】サングラスを外し日本でリラックスする動画公開に反響「元気そうで良かった」「よっちゃんお顔見れて嬉しい」
  4. 【ビール4社カルテル疑惑】業界団体トップを直撃「認識ない」組合の関与を否定 一方で「不信感は我々にも影響…」同業者からは不安の声【news23】
  5. 船橋市の児相職員が女子高校生に繰り返しわいせつ行為か「去年10月から数十回やった」JR総武線の満員電車で 警視庁
  6. 「基礎研究の多様性と厚みを生み出していくための政策を引き続き推進していく」関芳弘文部科学大臣 研究費の拡充について言及
  7. 女の子が『怒られて落ち込んでしまった』結果→超大型犬が心配してくれて…優しさ溢れる光景が16万再生「なんて愛おしい」「私も慰めてほしい」
  8. 山中柔太朗プロデュース  『CEL-CEL』4th collection・先行販売開始! 山中「ぜひ今回も僕とお揃いにして、ホリデーシーズンを過ごしましょう」
  9. ベトナム国籍の男女約250人に他人名義の在留カードなどを渡し不法に仕事をあっせんか 不法就労あっせんグループのリーダーとみられる女を逮捕
  10. 皇宮警察学校で入校式 4人が皇宮護衛官の第一歩踏み出す 「皇室守護全うする意思受け継ぎ時代の変化に柔軟に対応を」本部長訓示
  1. 【速報】ブックオフGHDで最大643万件の情報流出のおそれ 氏名や生年月日、住所、電話番号など
  2. 神奈川県警の警察官が期限切れの運転免許証 約30枚を不正に持ち出し、一時紛失 監視対象人物の情報調べに利用されていた可能性
  3. ノーベル文学賞 2日連続の日本人の快挙ならずも…「来年は春樹先生が獲る」 ノーベル化学賞に選ばれた硤合さんは声を詰まらせ“感謝”【news23】
  4. 【速報】被害8.5億円の点検商法詐欺か 新宿区のリフォーム会社の実質的トップら8人逮捕 約1年間で全国のべ5900人に必要ない給湯器など工事もちかけたか 警視庁
  5. 【 ごみ清掃芸人 】「小さいレジ袋で出す時、結び目同士を結んでくれると助かります!」【マシンガンズ滝沢】
  6. 【速報】相次ぐ不正アクセス受けて金融機関に点検求める注意喚起「利用者に不安広がることないように」片山さつき金融担当大臣
  7. 【杉浦太陽】第5子の次女・夢空(ゆめあ)ちゃんの画像を多数公開「夢空1歳2ヶ月日々の成長を感じています」
  8. 真夜中、ベッドの上にやってきた『2匹の猫』…可愛すぎる行動に癒される人が続出「儀式かww」「良いなぁ良いなぁ」
  9. ベネズエラのマドゥロ大統領を拷問共謀罪で追起訴 米NY連邦検察
  10. 米NYで移民当局が発砲し男性けが 車内には子どもも 周辺では抗議デモ
  11. トランプ大統領「中間選挙前に攻撃することはない」イランとは“建設的な協議”
  12. 今年の「過労死白書」が閣議決定 昨年度の労災認定1082件で7年連続過去最多 医療業界では精神障害の労災認定が3倍に 厚生労働省