プレゼン自動化 AI「TALKsmith」トークスミスの LOOV が「聞きパ」実態調査 説明聞く顧客の75%が疲弊 商談見送り 検討後回し 比較候補落ち 信頼低下 イメージ悪化に直結

2026-04-03 23:34

最適な解説、説明体験を自動化する Video Agent「LOOV」は、「TALKsmith」(トークスミス)にサービス名を変更し、AIを活用した新たなプレゼンインフラとしてサービスを提供していく。

◆ TALKsmith
https://talk-smith.com/

TALKsmith(トークスミス)は、これまで「人にしかできない」とされてきたプレゼン業務を自動化・資産化することで、ビジネスコミュニケーションからあらゆる不純物を取り除き、最短距離での「納得」を実現する AIプレゼンテーションツール。

営業、商談、サービス説明、オンボーディングなど、あらゆる顧客接点で、聞き手が自分のペースで深く理解し、気兼ねなく核心的な疑問を解消できる環境を構築。

時間・理解・心理的なコストを極限までおさえることで、「聞きパ」(聞くパフォーマンス)を向上させ、人を動かすプレゼンをビジネスのインフラにしていく。

この TALKsmith(トークスミス)を展開する LOOV が、20〜50代 ビジネスパーソン1,058人に「聞くパフォーマンス」(聞きパ)に関して実態を調査。

その結果とトレンド、そしてLOOV 内田雅人 代表取締役の考察をチェックしていこう。

7割超が「説明疲れ」を実感

LOOV「聞くパフォーマンス」(聞きパ)調査では、営業説明や商談、サービス案内などを「聞く」場面において、聞き手がどのような負荷を感じているのかを、時間軸・心理軸・理解労力の観点から分析。

その結果、説明を受ける際の “聞きづらさ” “わかりにくさ” “気まずさ” などといったコミュニケーション摩擦が、単なる不快感にとどまらず、検討意欲の低下、比較候補からの除外、営業担当者や企業への信頼低下など、具体的な機会損失につながっている実態が明らかに。

LOOV では、この構造的な課題を「聞きパ」の問題として提起。

「聞きパ」とは、聞き手が少ない負荷で、短時間に、納得感を持って理解できる状態を設計できているかを捉える考え方。

今回の調査結果から、コミュニケーションの摩擦によるロスは、聞き手の理解力や集中力等の問題ではなく、説明をする側が主体的に改善できる構造的な経営課題であることが示された。

「説明疲れ」の負荷が 商談見送り 検討後回し 比較候補からの除外 信頼低下 ブランドイメージ悪化へ

企業の営業説明や商談、サービス案内は、本来、相手に価値を伝え、納得を促し、信頼関係を築くための場。

しかし実際には、話が長い、結論が見えない、知りたい情報にたどり着けないといったコミュニケーション摩擦により、聞き手は「納得に要するコスト」を負担している。

この納得コストは、時間(本題にたどり着くまでの時間ロス)、心理(質問しづらさ・遮りづらさなどの情緒的負担)、理解労力(情報を自分で解釈・補完する認知負荷)によって構成される。

こうした納得コストは、決して特別なものではない。

たとえば、「結局何が言いたいのか分からないまま、最後まで聞いてしまう」「本題に入るまでが長く、知りたい情報にたどり着かない」「質問したいが、遮りづらくてそのまま聞き続ける」「一度聞いただけでは理解できず、後から自分で整理し直す」といった、“職場や商談の場で一度は経験したことがある場面”として日常的に発生している。

今回の調査では、この納得コストの実態を可視化し、その結果として起きる行動変化や感情変化までを分析。

その結果、約8割が説明を聞くことに疲れを感じ、さらにその負荷が、商談見送り、検討後回し、比較候補からの除外、信頼低下、ブランドイメージ悪化へとつながっていた。

LOOV 内田雅人 代表取締役
「懸命に伝えたつもり」の陰で顧客は疲弊
ビジネスの停滞を「聞きパ向上」で打破

「今回の調査で浮き彫りになったのは、顧客一人ひとりにていねいに説明しようとする「伝え手の真摯な努力」が、現代の、多様かつスピーディーに効率よく決断したいという聞き手との間で、構造的なミスマッチを起こしていることで企業にとって無自覚かつ致命的な機会損失を生んでいるという残酷な事実です。

これは伝え手と聞く側の受け手それぞれの能力の問題ではありません。

伝え手は「もっと詳しく教えたい」と願い、受け手は「自分のペースで、核心を早く知りたい」と願う。

この双方の想いのズレが、ビジネスの停滞(ノイズ)を生んでいる。私たちはこの状態を、聞くパフォーマンス=「聞きパ」という言葉で定義しました。

私たちが提供する「TALKsmith」によるプレゼンテーションの自動化・資産化は、伝え手から熱意を奪うものではありません。

むしろ、伝え手ハイパフォーマーの知見を複製し、受け手となる顧客が「今、知りたい」と思った瞬間に、いつでも最高鮮度の情報を届けられる状態をつくることを意味します。

伝え手も、受け手も、双方がストレスから解放され、真に創造的な対話に集中できる。

そんなビジネスコミュニケーションの「新しいインフラ」を、私たちLOOVは社会に実装してまいります」(LOOV 内田雅人 代表取締役)

―――以下 調査結果詳細

ビジネスパーソンの約8割が「説明を聞くことに疲れる」と回答

「知りたい情報にたどり着かない」「結論が分かりにくい」など、説明を聞くことに疲れや負荷を感じる経験について尋ねたところ、75.0%が「よくある」「時々ある」と回答。

これは、説明の場が価値訴求の場である以前に、聞き手にとってはすでにエネルギーを要する行為になっていることを示している。

最も大きい負荷は“解読” 約8割が自分で意味を補完

営業説明や商談の中で、話を聞きながら「つまりこういうことだろう」と自分で意味を推測・理解し直さなければならない経験がある人は77.9%にのぼった。

また、1回の説明の中で、情報の整理や不足している要点の補完など、聞き手が“自力で理解し直す”ために費やした『納得へのロス時間』は、「6〜10分」が42.2%で最多となり、6分以上かかる人は全体の63.2%に達した。

これは、伝え手のペースや構成に合わせることで、聞き手が情報を自分の頭の中で再編集する“解読作業”を強いられ、本来のスピードで納得できていない実態を示している。

「聞きパ」を下げる要因は「時間」「認知」「情緒」の3つのノイズ

調査結果から、聞きパを低下させる主な要因は、以下の3つがあった。

◆時間コスト

結論にたどり着くまでに時間がかかる、日程調整や前置きが長いなど、本題以外の時間コストが大きい状態。

実際に、日程調整やアイスブレイクなどの時間コストにストレスを感じる人は69.3%。

たとえば、「結論は後半に出てくると言われ、長い前置きを聞かされる」「簡単な確認のはずが、打ち合わせ設定や雑談で時間が消える」といった場面は、多くのビジネスパーソンにとって“あるある”に。

◆理解コスト

聞き手の立場に立った説明がなく、聞き手が自分で要点を推測・補完・再編集しなければならない、理解のための追加労力が発生している状態。

「自分で意味を推測・理解し直す必要がある」と答えた人は77.9%と、とくに高い水準。

たとえば、「専門用語や抽象的な説明を、自分なりに解釈し直している」「“つまりこういうこと?”と頭の中で翻訳しながら聞いている」といった状態は、聞き手側で納得コストを補っている典型例。

◆心理コスト

話を遮りづらい、質問しづらい、断りづらい、相手が話したいことと聞きたいこととのズレにいら立つなど、感情面の負担が蓄積する状態。

「疑問があっても途中で遮れず聞き続けた経験がある」人は68.4%、「知りたいことと相手が話したいことのズレにいら立つ」人は70.9%。

たとえば、「話の途中で遮ると気まずく、そのまま最後まで聞いてしまう」「違和感があっても、場の空気で質問を飲み込む」といった状況も、納得コストを押し上げる要因となっている。

ストレスの正体は“長さ”だけではなく、“必要な情報に最短で到達できないこと”

企業側の説明に対して感じるストレス要因としては、「自分が知りたい情報が出てこない」(45.8%)、「説明が回りくどい」(43.1%)、「結論が最後まで出てこない」(34.7%)、「自社に関係のない説明が長い」(33.2%)、「質問への答えが直接的でない」(31.9%)などが上位に並んだ。

つまり、問題は単純な“説明時間の長さ”ではなく、聞き手が必要な答えにたどり着くまでの導線が悪いことにあった。

「聞きパ」の低さは 商談見送り 検討後退 候補除外に直結

「要点にたどり着くまでに時間がかかると、そのサービスや商品を前向きに検討しにくくなる」と答えた人は77.3%。

さらに、実際に起こした行動としては、「検討の優先順位が下がった」41.5%、「検討を後回しにした」26.9%、「検討自体をやめた」25.6%、「比較候補から外した」25.6%という結果に。

また、「直接話すと断りづらくなるのが嫌で問い合わせをやめた」33.5%、「日程調整や数日間のやり取りが面倒でやめた」30.3%という回答も。

コミュニケーションの摩擦は、商談の途中で起きる問題ではなく、接点の手前や初期段階からすでに離脱要因として発生していることがわかった。

「聞きパ」の低いコミュニケーション摩擦は信頼やブランド評価まで損なう

説明の理解や納得に負担がかかると、その企業やサービスの印象がどう変わるかを尋ねたところ、65.8%が「悪くなる」「やや悪くなる」と回答。

実際の影響としても、「信頼感が下がった」17.1%、「ブランドイメージが悪くなった」10.0%という回答があった。

本来、説明や商談は、関係を前進させるための接点。

しかし、聞き手に “解読” や “我慢” を求める設計になっている場合、それは価値訴求の場ではなく、企業評価を下げる接点になり得る。

若年層 管理職 営業接触頻度の高い層ほど摩擦に厳しい傾向

属性別に見ると、20〜40代では説明疲れが7割後半と高く、50代より高い傾向が見られた半面、役員・管理職層では、要点にたどり着くまで時間がかかる説明に対して、前向きに検討しにくい傾向が強く見られた。

さらに、営業説明や商談への接触頻度が高い層ほど、比較候補からの除外や検討優先順位の低下が起きやすい傾向も確認された。

これは、意思決定に近い人ほど、また営業接点に慣れている人ほど、「聞きパ」の低さに敏感であることを示している。

企業にとって重要な相手ほど、説明品質の低さが致命的になりやすいといえる。

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