犬が目を細める『4つの心理』どんな意味があるの?注意すべき愛犬の表情まで解説
「目は口ほどにものを言う」と言いますが、「口」すなわち言葉を持たない分、犬の目は「口」以上にものを言います。いつもはくりくりとした大きな目を犬が細めているとき、犬にはどんな心理が働いているのでしょうか。注意すべき表情もあわせてご紹介します。
犬が目を細める理由

悦に入っている
犬が目を細めた表情はしばしば笑っているように捉えられます。目を細くして口を開け、口角をキュッと持ち上げた表情はまちがいなく笑顔です。
撫でられているときや遊んでいるときに犬が目を細めるのは「嬉しい」「楽しい」というポジティブな感情表現に違いないでしょう。
中でもマッサージされているときやへそ天をしながら、ベッドでリラックスしながら目を細めているときには「あ〜最高だ〜」とうっとりして悦に入っている、この上ない幸福感に浸っていると言っても過言ではありません。
不安や緊張を感じている
一方で、不安や緊張を感じているときにも犬は目を細めます。これは『カーミングシグナル』と呼ばれるストレスサインで、相手や自分を落ち着かせるためにとる行動の1つです。
ポジティブな感情のときとは異なり、耳を後ろに倒している、体を強張らせているなどのネガティブな仕草を伴うことが多くなります。
光がまぶしい
人間もまぶしいと目を細めるように、犬もまぶしさを感じて目を細めることがあります。
本当に目がくらむようなまぶしい状況であれば正常な反応なので問題はありませんが、それほど明るくない場所でもまぶしそうにしている、常に目をしぱしぱさせているという場合、虹彩萎縮という目の疾患の疑いがあります。
これは特に小型犬のシニアに多く、目に入る光の量を調節することができなくなって常にまぶしく感じてしまう病気です。
目に異常がある
虹彩萎縮の他にも、犬が目を細める原因となる異常はさまざまあるので要注意です。目に異物が入ってしまったり逆さまつげが目を刺激しているという場合もあれば、結膜炎や角膜潰瘍により目に痛みを感じているという場合もあります。
頻繁に目を細めるようになったことに加え、目やにや涙が多くなった、しきりに目を気にするような仕草が見られるといった場合には動物病院の受診をおすすめします。
こんな表情にはご用心!

強い怒りの表情
目を吊り上げて歯茎が見えるほど歯を剥き出し、低い唸り声を上げるのは強い怒り、あるいは威嚇の表情です。犬がこんな表情をしているときは一触即発な状態であるため、安易に手を出すと危険です。
必ず見分けられるようになるべき表情といえるでしょう。
極度の不安を抱えた表情
いつもは黒目がちな犬の目ですが、白目が大きく見えている状態をクジラ目と呼び、これは犬が極度の不安や緊張を感じているときの代表的な表情です。
耳を後ろに倒して震えているなど、何かに怯えた様子のときには、不安を感じている原因を取り除くなど、飼い主さんのフォローが必要かもしれません。すぐに気づいてあげられるようにしたいですね。
まとめ

犬が目を細めている表情はとても愛らしくもあり、ポジティブな心理によるものであれば飼い主さんも微笑ましく見守っていて問題ありません。
ただそこにはネガティブな理由や病気が隠れていることもあるということを知っておくことで、愛犬からのSOSサインを見逃さないようにしましょう。
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