犬が『おしっこ』をする前にみせる行動5つ 必要なトレーニングや注意すべき仕草まで

2026-05-04 11:00

愛犬がそわそわし始めたとき、「もしかして今からおしっこかな」と気づけたら助かりますよね。犬は排尿の前に、いくつか分かりやすい前兆行動を見せることがあります。こうしたサインを知っておくと、トイレの失敗を減らしやすくなるだけでなく、シニア犬や体調が気になる犬の変化にも気づきやすくなります。ここでは、犬がおしっこ前に見せやすい行動と、トイレトレーニングのコツ、注意したい仕草について解説します。

犬がおしっこをする前にみせる行動5つ

トイレシーツと犬

犬は排尿の直前になると、落ち着きがなくなったり、決まった動きを見せたりすることがあります。

もちろん個体差はありますが、「うちの子はこの動きのあとに排尿しやすい」というパターンを知っておくと、かなり対応しやすくなります。まずは、よく見られる行動を確認していきましょう。

1.床のニオイをしつこく嗅ぐ

排尿の前は、場所を確認するように床や地面をクンクン嗅ぎ続けることがあります。室内なら部屋の端や家具の近く、散歩中なら電柱や草むらのあたりで見られやすい行動です。

いつもより長くしつこく嗅いでいるときは、トイレのサインである可能性が高いでしょう。

2.同じ場所を行ったり来たりして落ち着かない

うろうろ歩き回る、同じ場所を何度も行き来する、円を描くように動くといった落ち着かない様子も、排尿前によく見られます。

これは「どこでしようかな」とトイレ場所を探している状態と考えられます。特に子犬や、まだトイレの習慣が安定していない犬では出やすい行動です。

3.クルクル回って姿勢を整える

排尿の直前に、その場で軽く回りながら足の位置や体勢を整える犬は少なくありません。

散歩中だと特に分かりやすく、少し回って止まり、そのまま排尿する流れになることがあります。

4.ドアの前やトイレシートの近くへ行く

トイレの場所を覚えている犬は、排尿前に自分からそこへ向かうことがあります。

室内トイレの犬ならシートの近くへ行き、外で排尿する習慣のある犬なら玄関や窓際でそわそわすることがあります。

5.そわそわして飼い主に近づく・見つめる

外へ出してほしい、トイレへ連れて行ってほしいという気持ちから、飼い主の前に来て落ち着かない様子を見せる犬もいます。

じっと見つめる、あとをついてくる、軽く鳴くといった行動が加わることも。普段より甘えるような動きに見えても、実は「排尿したい」というサインかもしれません。

必要なトイレトレーニング

褒められる犬

排尿前のサインが分かるようになると、トイレトレーニングはかなり進めやすくなります。大切なのは、失敗を責めることではなく、成功しやすい流れを作ってあげることです。

成功した瞬間に褒める

トイレが成功したら、終わった直後に明るい声で短く褒めることが大切です。時間がたってから褒めても伝わりにくいため、「今の行動がよかった」と分かるタイミングで反応してあげましょう。

失敗しても叱らずに片付ける

失敗を強く叱ると、犬は「排尿そのものが悪いこと」と受け取りやすくなります。

その結果、隠れてするようになったり、飼い主の前で排尿しなくなったりすることがあるため失敗したときは静かに片付けて、次の成功につなげるほうが安心です。

トイレ場所を固定する

トイレの位置が毎回変わると、犬はどこですればよいのか分かりにくくなります。できるだけ場所を固定し、「ここがトイレ」と覚えやすい環境にしておくことが大切です。

排尿しやすいタイミングで誘導する

犬は、起床後、食後、遊んだあと、帰宅後などに排尿しやすい傾向があります。そうしたタイミングでトイレへ誘導すると、成功体験を積ませやすくなります。

注意すべき仕草

診断を受ける犬

排尿前の行動に見えても、実際には体調不良が隠れていることがあります。いつもと違う様子があるときは、しつけよりも体調の確認を優先したほうが安心です。

  • 何度も排尿姿勢を取るのに少ししか出ない
  • 排尿するときに鳴く、痛そうにする
  • 血尿や濁り、強いニオイがある
  • トイレ回数が急に増える、または減る

こうした症状がある場合は、膀胱炎や尿路結石などが関係している可能性があります。特に痛がる様子や血尿があるときは、早めに動物病院へ相談することが大切です。

まとめ

トイレに入る犬

犬はおしっこの前に、においを嗅ぐ、うろうろする、回る、トイレの場所へ向かうなど、分かりやすいサインを見せることがあります。こうした前兆を知っておくと、トイレの成功率を上げやすくなります。

ただし、排尿の回数や様子に異常がある場合は、病気が隠れていることもあるため注意が必要です。日常のサインをよく観察しながら、無理のないトレーニングで少しずつ習慣づけていきましょう。

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