加古隆、宮澤賢治の世界を音楽で紡ぐ「賢治から聴こえる音楽」再演

2026-05-25 19:26

加古隆が、宮澤賢治の詩や童話と自身の音楽が出会うコンサート「賢治から聴こえる音楽」を2024年に再演し、好評を博しています。

概要

作曲家・ピアニストの加古隆が、宮澤賢治の詩や童話の世界を音楽で表現する「賢治から聴こえる音楽」を、2024年に久しぶりに再演し、観客から大きな反響を得ています。本公演では、加古隆の次男で声優・舞台演出家の加古臨王が朗読を担当し、初めての親子共演も話題となりました。また、「パリは燃えているか」などの代表曲も披露される予定です。
公演概要:加古隆コンサート「銀河の旅びと~宮澤賢治と私」
プログラム:第1部 加古隆クァルテット〜パリは燃えているか〜
プログラム:第2部 賢治から聴こえる音楽
出演:加古隆(ピアノ)、相川麻里子(ヴァイオリン)、南かおり(ヴィオラ)、植木昭雄(チェロ) ※11/14神奈川、12/12東大阪/奥泉貴圭(チェロ)※11/7大阪、11/28盛岡、加古臨王(朗読)※第2部のみ
料金:全席指定:7,700円(税込)
チケット先行受付期間:2026年5月22日(金)12:00〜7月30日(木)23:59

「賢治から聴こえる音楽」への想い

加古隆は、宮澤賢治の詩想に強い憧れを感じており、それは自身の音楽を生み出す際のエネルギーと同じだと語っています。大地や自然から受け取るエネルギーを元に、集中して想像することで音楽が原風景として心に現れ、それを音にしていくプロセスを説明しています。この作品は、1988年に発表されたアルバム「KENJI」を基に、ピアノ、チェロ、朗読というシンプルな形でステージ化され、全国で公演されました。20世紀末に長く封印されていましたが、今回「加古隆クァルテット」と朗読という新たな編成でアレンジされ、宮澤賢治の言葉と加古隆の音楽が響き合う、唯一無二のステージが蘇ります。

宮澤賢治と加古隆の音楽的共鳴

宮澤賢治は、1896年に岩手県花巻市に生まれ、詩人・童話作家として活躍しました。代表作に「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」などがあります。1988年に発表されたアルバム「KENJI」では、賢治の言葉と加古隆の音楽が結びつき、ピアノ、チェロ、朗読によるシンプルな構成でステージ化されました。初演の朗読は野沢那智さんが担当し、当時のCDブックレットには「美しいものと、美しいものが出遇うことほどすばらしいことはない」という文章が掲載されています。加古隆は、賢治の作品群から音楽を生み出せる言葉を探すことに苦労したとしつつも、音楽は見事に成功していると語っています。苦悩や厳しさ、淋しさといった要素が、両者の間で火花を散らしたからこそ、音楽が生まれたとしています。

公演スケジュールと出演者

加古隆クァルテットは、ピアノの加古隆をはじめ、ヴァイオリンの相川麻里子、ヴィオラの南かおり、チェロの植木昭雄で2010年に結成されました。エイベックスクラシックスからデビューアルバムを発表し、コンサートや映画音楽の録音で活動しています。加古隆は、オリヴィエ・メシアンに師事し、即興ジャズピアニストとしてもデビューした異色の経歴を持ち、「ピアノの詩人」とも評されています。次男である加古臨王は、舞台俳優、声優、演出家として活躍しており、本作では第2部で朗読を担当します。
【大阪】住友生命いずみホール:11月7日(土) 開場13:30 開演14:00
【神奈川】神奈川県立音楽堂:11月14日(土) 開場13:30 開演14:00
【岩手】盛岡市民文化ホール 大ホール:11月28日(土) 開場13:15 開演14:00
【大阪】東大阪市文化創造館 小ホール:12月12日(土) 開場13:30 開演14:00

まとめ

加古隆と宮澤賢治の世界が融合するコンサート「賢治から聴こえる音楽」は、加古隆の美しいピアノ演奏と、次男・加古臨王による朗読で、観客を感動の世界へと誘います。NHK「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」などの代表曲と共に、賢治の言葉と音楽の織りなす特別な体験が期待されます。

関連リンク

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