公示地価上昇、豊島区駒込周辺マンション価格も5年で約2割超上昇

2026-05-30 03:41

公示地価が5年連続で上昇する中、【どこでもマンション鑑定団】は、KAITRYエンジンのデータを用いて、東京都豊島区駒込周辺のマンションの一般市場価格を調査しました。その結果、築年数に関わらず、過去5年間で約22%~24%の上昇が見られました。

概要

国土交通省が2026年(令和8年)3月17日に公表した公示地価によると、全国の住宅地・商業地を含む全用途平均で前年比2.8%上昇し、5年連続の上昇となりました。特に東京都心部では、住宅需要が底堅く、マンション需要が旺盛で地価上昇が継続しています。本企画では、公示地価の上昇率が高かった東京都内の標準地(豊島区駒込)周辺のマンション価格動向を、AI査定プラットフォーム『KAITRY』のデータを用いて調査しました。

公示地価概要:全国平均前年比2.8%上昇(5年連続上昇)

住宅地概要:全国平均前年比2.1%上昇

三大都市圏住宅地概要:平均3.5%上昇

東京23区住宅地概要:平均9.0%増

豊島区駒込(標準地「豊島-22」)上昇幅:17.5%

調査対象エリア:公示地価(価格)の変動率が高かった東京都内の標準地(豊島-22)周辺のマンション

調査条件:築10年~19年、築20年~29年、築30年~45年のマンション(専有面積70㎡、間取り3LDK、階数3階)

価格データについて:方位、角部屋、階数、室内コンディション、売主属性(不動産業者・法人・個人)などの価格変動要因を排除し、画一的な条件下で価格を抽出

対象査定年月:2022年1月1日/2023年1月1日/2024年1月1日/2025年1月1日/2026年1月1日

詳細URL:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000043.html

豊島区の魅力とマンション価格の動向

豊島区は、池袋の賑わいはもちろん、情緒あふれる街並みや世界を熱狂させるカルチャー、人々の温かな生活が息づく多様な魅力を持つ街です。「ソメイヨシノ」発祥の地であり、マンガ・アニメ・コスプレの聖地としても知られています。近年は公園を中心としたまちづくりも進み、憩いと賑わいを生み出しています。下町の風情や歴史が息づく個性豊かなエリアも多く、誰もが自分らしく暮らせるまちを目指しています。

こうした豊島区、特に駒込周辺のマンション価格は、公示地価の上昇傾向と同様に、堅調な伸びを示しています。AI査定プラットフォーム『KAITRY』のデータによると、調査対象となったマンションはいずれも築年数に関わらず、一般市場価格が上昇傾向にあります。

マンション事例①(築10年~19年)では、2022年の8,450万円(坪単価:約399万円)から2026年には1億350万円(坪単価:約488万円)へと上昇しました。

マンション事例②(築20年~29年)では、2022年の6,540万円(坪単価:約308万円)から2026年には8,030万円(坪単価:約379万円)へと上昇しました。

マンション事例③(築30年~45年)では、2022年の5,500万円(坪単価:約259万円)から2026年には6,820万円(坪単価:約322万円)へと上昇しました。

5年間の坪単価比較では、いずれの事例も約22%~24%の上昇が見られ、中古マンション価格は新築マンション価格の上昇、低金利による需要増、建設費の高騰など、様々な要因が絡み合って上昇していると考えられます。

不動産価格の適正な判断基準

不動産取引において、物件の価値を正確に把握することは非常に重要です。多くの人が価格や間取りで判断しがちですが、不動産のプロは「坪単価」や「㎡単価」といった指標を活用し、より公平な比較を行っています。坪単価は、マンション価格を専有面積で割ることで算出され、広さが異なる物件同士でも比較しやすくなります。この単価を用いることで、エリア相場から見た割高・割安が一目瞭然となり、リノベーションや売却時の参考指標としても役立ちます。

まとめ

2026年(令和8年)に公表された公示地価は全国平均で前年比2.8%上昇し、5年連続の上昇となりました。東京都内、特に豊島区駒込周辺では、マンション価格も公示地価の上昇傾向に連動する形で、築年数に関わらず過去5年間で約22%~24%上昇しました。不動産取引においては、坪単価などの指標を活用し、適正な価格判断を行うことが推奨されます。

関連リンク

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000043.html

https://newscast.jp/news/7547897

https://www.city.toshima.lg.jp/miryoku/index.html

https://pptc.co.jp/