犬が『カメラ』を嫌がる心理5つ 考えられる理由や愛犬を撮影する際の注意点まで

2026-06-03 11:00

愛犬の可愛い姿を写真に残したいと思う飼い主さんは多いでしょう。しかし、いざ愛犬にカメラを向けると顔をそむけたり、その場を離れたりするなど、拒否するような様子を見せることが少なくありません。なぜ、犬はカメラを嫌がることがあるのでしょうか。本記事では、犬がカメラを嫌がる心理と、愛犬を撮影する際の注意点をご紹介します。

犬がカメラを嫌がる心理5つ

カメラを向けられるポメラニアン

SNSの普及によって愛犬の可愛い姿を多くの人に見てもらえるようになったこともあり、愛犬にカメラを向ける機会が増えているのではないでしょうか。ところが、カメラを嫌がる犬は意外と多く、それには犬なりの理由があります。

では、具体的にどのような理由が考えられるのでしょうか。ここでは、犬がカメラを嫌がる心理を5つご紹介します。

1.レンズへの警戒心

犬がカメラを嫌がる心理のひとつとして、レンズへの警戒心が挙げられます。

犬はじっと見つめられることに対して、緊張や不安を感じやすく、警戒してしまうことが少なくありません。というのも、犬たちの世界において相手の目をじっと見つめることは、敵意を表す行為だからです。

カメラのレンズを向けられると、犬は何かに目でじっと見つめられているような感覚になり、警戒心を抱く可能性があります。

2.フラッシュやシャッター音が怖い

フラッシュやシャッター音が怖くて、カメラを嫌がる犬もいます。人間はそれらが何であるかを理解していますが、犬にしてみれば得体の知れない光や音です。そのため、突然眩しく光るフラッシュや、聞き慣れないシャッター音に恐怖を感じてしまうのも無理はないでしょう。

特に、暗い場所でのフラッシュ撮影は、犬に大きな恐怖や驚きを与えてしまいがちです。

3.嫌な経験がある

過去の撮影時に嫌な思いをした経験から、カメラを嫌がるようになることも少なくありません。

例えば、無理にポーズを取らされたり、長時間にわたって撮影されたりした経験があると、「カメラ=嫌なことが起こる」と犬が学習してしまうことがあります。一度そのように学習してしまうと、カメラを向けただけで嫌がるようになってしまうことが多いです。

4.飼い主の必死な様子が不安

愛犬にカメラを向けるとき、飼い主さんは「最高の瞬間を撮りたい!」「カメラ目線がほしい!」と、つい熱が入りすぎてしまいがちです。

その結果、「動かないで!」「こっち向いて!」と大声で繰り返してしまったり、無意識にピリピリした雰囲気を出してしまったりすることがあります。こうした飼い主さんの必死な様子に犬は不安を感じ、カメラを嫌がってしまうこともあります。

5.カメラにうんざりしている

寝ているときやおもちゃで遊んでいるとき、ごはんを食べているときなど、愛犬のさまざまな瞬間を写真に残したいと思うのは、飼い主として当然の心理かもしれません。

しかし、四六時中カメラを向けられていては、愛犬は心が休まらず、うんざりしてしまうでしょう。そのうんざり感はストレスになるだけでなく、カメラへの嫌悪感につながることもあります。

また、しつこくカメラを向けてくる飼い主さんに不信感を抱くようになる可能性もあるため、注意が必要です。

愛犬を撮影する際の注意点

スマホで撮影中のトイプードル

愛犬をカメラで撮影する際は、愛犬の安全を守ることと、愛犬にストレスを与えないようにすることが大切です。愛犬にとって撮影タイムが楽しい時間になるよう、意識すべきポイントを確認していきましょう。ここからは、愛犬を撮影する際の注意点をご紹介します。

安全を確保する

愛犬を撮影する際に何よりも優先すべきは、愛犬の安全の確保です。車通りの多い場所や足場が不安定な場所など、事故やケガにつながる危険がある場所での撮影は避けましょう。広い公園やドッグラン、自宅など、安全かつ愛犬が落ち着ける場所を選んで撮影してください。

また、ノーリードが禁止されている公共の場所では、そのルールを遵守して撮影することも大切です。リードの着用は周囲への配慮だけでなく、愛犬の安全や命を守ることにもつながります。

フラッシュは控える

フラッシュは犬を怖がらせたり、驚かせたりする大きな要因となるため、愛犬を撮影する際は使用を控えましょう。日中の自然光や屋内の照明を上手に活用し、フラッシュを使わずに撮影することをおすすめします。

そうすることで、愛犬の目が赤や緑に光って写る現象(網膜の裏にあるタペタム層の反射)を防ぐこともできます。

無理をさせない

愛犬に無理をさせない撮影を心がけることも、非常に大切です。無理をさせると愛犬のストレスになるだけでなく、カメラを嫌いになってしまう原因にもなります。

無理にポーズを取らせようとしたり、長くじっとすることを強要したりするのは避け、撮影はできるだけ短時間で済ませましょう。何度もあくびをする、自分の鼻を舐めるといったストレスサインや、嫌がる素振りを愛犬が見せたら、すみやかに撮影を切り上げるようにしてください。

また、眠そうにしているときや疲れているとき、ごはんを食べているときなど、愛犬をそっとしておくべき場面での撮影は控えましょう。

まとめ

カメラで撮影中のジャックラッセルテリア

犬がカメラを嫌がるのには理由があります。レンズへの警戒心、フラッシュやシャッター音が怖いなど、さまざまな心理が関係していることを理解してあげましょう。

愛犬がカメラを嫌がる場合は、まずその理由を考え、気持ちに寄り添ってあげることが大切です。理由はひとつとは限らず、複合的であることも少なくありません。

現時点で愛犬がカメラを嫌がっていない場合でも、ご紹介した撮影する際の注意点を守り、この先もカメラを嫌いにならないように配慮していきましょう。安全で楽しい撮影を心がけ、素敵な写真をたくさん残していってくださいね。

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