DJIドローンの赤外線画像をFLIR・Pix4D互換形式に変換する「CRITIR Convert」提供開始

2026-06-09 00:30

ASOLAB.が、DJIドローンの赤外線画像(R-JPEG)を、FLIR Tools / FLIR Thermal Studioで解析できるFLIR互換フォーマットと、Pix4Dmapper / Agisoft Metashapeで扱えるTIFFの両方に変換するWindowsネイティブアプリ「CRITIR Convert」の提供を開始しました。

概要

ASOLAB.は、DJIドローンの赤外線R-JPEG画像を、FLIR互換フォーマットおよびTIFF形式に変換するWindowsネイティブアプリ「CRITIR Convert」の提供を開始しました。これにより、既存のFLIR解析環境を維持したい事業者や、マッピング・GIS用途で活用したい事業者の双方に対応します。

サービス名:CRITIR Convert(クリティア コンバート)

URL:https://convert.critir.jp/

動作環境:Windows 10 / 11(64bit)、メモリ4GB以上、空きディスク200MB以上

対応形式:FLIR互換R-JPEG / TIFF(同時出力可)

料金:ソフトウェア買い切り 55,000円(税込)/ライセンス、変換代行 2,200円~(税込)

フリートライアル:7日間(要申込)

運営:株式会社ASOLAB. ソフトウェア開発事業部

DJIドローンの赤外線画像解析における業界課題とCRITIR Convertの開発背景

DJIドローンが生成する赤外線R-JPEG画像は、独自のメタデータ構造を持つため、FLIR ToolsやFLIR Thermal StudioといったFLIR製ソフトウェアで直接温度解析を行うことができませんでした。しかし、設備点検や建物診断の現場ではFLIR製ソフトウェアが広く導入されており、ワークフローを変更せずにDJIドローンを活用したいというニーズが多く存在していました。また、Pix4DmapperやAgisoft Metashapeなどのマッピング・GISソフトウェアを用いた赤外線オルソ画像生成においては、温度値を保持したまま扱える単チャンネルfloat32 TIFF形式が事実上の標準となっています。ASOLAB.は、自社の赤外線点検業務で培った知見を活かし、これらの課題を解決するため、変換精度とメタデータの継承を両立させたCRITIR Convertを開発しました。これにより、既存のFLIR解析環境を継続しつつ、マッピング・GIS分野への展開も、一つのソフトウェアで実現可能となります。

CRITIR Convertの主な特徴

CRITIR Convertは、DJIドローンの赤外線画像を、様々な解析ソフトウェアで活用できる形式に変換するための多様な機能を提供します。

FLIR互換R-JPEGへの変換
FLIR Tools / FLIR Thermal Studioで直接開き、温度解析が可能です。

float32 TIFFへの変換(マッピング・GIS対応)
各ピクセルに摂氏温度を保持した単チャンネルfloat32 TIFF形式で出力。これにより、Agisoft Metashape / Pix4Dmapper / QGIS / ArcGISなどのソフトウェアで、温度を保ったままオルソ画像生成や温度解析を行うことができます。

2形式の同時出力
FLIR互換R-JPEGとfloat32 TIFFを、一度の処理で同時に書き出すことが可能です。これにより、用途に応じて最適な形式を選択できます。

高精度な温度変換
TIFF形式では往復誤差0.0000℃(ビット完全一致)、FLIR互換R-JPEGでも変換誤差0.01℃未満(典型値)という高精度を実現しています。変換のたびに元ファイルと自動で突き合わせ検証が行われます。

メタデータ継承
GPS位置情報、撮影日時、ドローン姿勢、放射率などの重要なメタデータをそのまま引き継ぎます。

フォルダ一括変換
ドラッグ&ドロップ操作により、数百から数千枚のR-JPEG画像をまとめて処理できます。枚数制限はありません。

オフライン動作
一度インストールすれば、インターネット接続なしで全ての変換機能を利用できます。

7日間フリートライアル
ソフトウェアの機能を7日間無料で試すことができます。フリートライアルのお申し込みはこちらから可能です。

変換後のデータが利用できる解析ソフトウェア

CRITIR Convertで変換されたデータは、以下の解析ソフトウェアでそのまま利用できます。

FLIR互換R-JPEG
FLIR Tools / FLIR Thermal Studio (1枚ごとの温度解析)

float32 TIFF
Agisoft Metashape / Pix4Dmapper (赤外線オルソ画像・3Dモデル・GIS解析)

※2形式は同時出力にも対応しています。

対応DJIドローンおよびZenmuseカメラ

CRITIR Convertは、以下のDJIドローンおよびZenmuseカメラ搭載モデルに対応しています。

対応DJIドローン(赤外線カメラ搭載モデル)
Matrice 4T / Matrice 30T / Mavic 3T / Mavic 2 Enterprise Advanced

対応Zenmuseカメラ(DJI製赤外線カメラ)
Zenmuse H30T / Zenmuse H20T / Zenmuse H20N / Zenmuse XT S

※対応機種は今後も順次拡大予定です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

姉妹ソフトウェア「CRITIR」について

ASOLAB.は、DJI / FLIR / HIKMICROの赤外線画像を変換不要で読み込み、壁面オルソ画像生成、温度測定の自動投影、報告書作成(PDF / Word / Excel / DXF対応)までを一気通貫で行えるWindowsソフトウェア「CRITIR」も提供しています。CRITIR Convertは、既存のFLIR解析環境やマッピングツールをそのまま使い続けたいユーザー向けの姉妹ソフトウェアとして位置づけられています。

まとめ

CRITIR Convertは、DJIドローンの赤外線画像をFLIR互換フォーマットとTIFF形式に高精度かつ効率的に変換するソリューションです。これにより、赤外線点検とマッピング・GIS解析のワークフローをシームレスに連携させることが可能となり、多様なニーズに対応します。

関連リンク

https://convert.critir.jp/

https://convert.critir.jp/

https://critir.jp

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