犬が安心する『飼い主の身体の場所』4選 愛犬が寄り添ってきたときに飼い主がすべき対応まで

2026-06-09 20:00

愛犬がピトッと体に寄り添ってくる瞬間は、たまらなく愛おしいですよね。犬がくっついてくる場所には、それぞれ別の心理が隠されています。愛犬が安心する場所と、そのとき飼い主がすべき正しい対応についてまとめました。

犬が安心する「飼い主の身体の場所」4選

男性に乗る犬

1.足元やお尻のまわり

飼い主の足元や、お尻のまわりにピトッとくっついてくることがあります。犬にとって後ろ側は、自分の目で確認できない無防備な場所です。

そこを飼い主に預けるということは、「この人は絶対に自分を攻撃しない」「守ってくれる」と心から信頼している証拠です。また、飼い主の動きをいつでも感じられる場所でもあるため、安心してぐっすり眠りたいときによく見られる行動です。

2.ひざの上

小さな小型犬や室内犬によく見られるのが、飼い主のひざの上にちょこんと乗ってくる行動です。これには「大好きな飼い主をひとり占めしたい!」という甘えん坊な気持ちが隠されています。

ひざの上に乗ることで、飼い主との距離が一番近くなり、深い安心感を得ることができます。また、他のペットや家族に対して「この人は私のものだよ」とアピールしている場合もあります。

3.お腹や胸のあたり

飼い主が寝転がっているときなどに、お腹や胸のあたりに乗ってきたり寄り添ったりすることがあります。この場所は、飼い主の体温を一番温かく感じられるだけでなく、トントンと規則正しく動く心臓の音がよく聞こえる場所です。

犬は飼い主のにおいと心臓の音に包まれることで、まるで子犬のころにお母さん犬と一緒にいるような、とても優しい気持ちになってリラックスしています。

4.顔の近く

寝ているときに顔のすぐ横にやってきたり、顔のまわりに体をすり寄せてきたりする行動です。犬の世界では、相手の顔に近づくのは深い信頼関係がある仲間だけです。飼い主の顔の近くに来ることで、お互いの存在を強く感じて安心したいのです。

また、「おはよう」という挨拶や、「大好きだよ」という愛情をストレートに伝えたいときにも、この場所に寄り添ってきます。

寄り添ってきたときに飼い主がすべき正しい対応

犬を撫でる女性

優しくなでて声をかける

愛犬が寄り添ってきたら、まずは優しくなでてあげましょう。このときのポイントは、ゆっくりとしたスピードで、犬が喜ぶあごの下や耳の後ろなどをなでることです。

同時に、高すぎない落ち着いたトーンの声で「可愛いね」「大好きだよ」と優しく声をかけてあげてください。飼い主の穏やかな声となでる手のおかげで、犬の安心感はさらに何倍にも膨らみます。

そのまま静かに見守る

なでられることよりも、ただ静かにそばにいたい気分の犬もいます。犬が目を細めてウトウトし始めたら、しつこく触るのをやめて、そのまま静かに見守ってあげましょう。

飼い主が急に立ち上がったり動いたりせず、そのままの姿勢を保ってあげることで、犬は邪魔されることなく安心して深い眠りにつくことができます。飼い主のぬくもりをただ感じさせてあげる時間も大切です。

犬のペースに合わせる

しばらく寄り添ったあと、犬がふと満足して立ち上がったり、別の場所に移動しようとしたりすることがあります。そんなときは、無理に引き止めたり、抱きしめ直したりしてはいけません。

犬の「満足したから離れるね」というペースを尊重して、自由にさせてあげましょう。行きたいときに自由に行かせてくれる飼い主だと分かれば、犬はさらに信頼を寄せるようになります。

やってはいけない寄り添う犬へのNGな行動

膝に寄りかかる犬

愛犬がせっかく安心したくて近づいてきたのに、飼い主の行動のせいで犬を驚かせたり、嫌な気持ちにさせたりすることがあります。

よくあるNG行動の1つ目は、犬がくっついた瞬間に「わあ!」と大きな声を出したり、急に激しく動いたりすることです。犬はびっくりして、その場所が怖い場所だと勘違いしてしまいます。

2つ目は、嬉しさのあまりにしつこく触りすぎることです。リラックスしたい犬にとっては迷惑になってしまいます。

3つ目は、犬が嫌がって逃げようとしているのに、無理やり抱っこして固定することです。これらの行動は犬にストレスを与え、次から寄り添ってくれなくなる原因になるので注意しましょう。

体の場所や寄り添い方でわかる犬のきもち

女性に乗る犬

犬の寄り添い方をよく観察すると、そのときの犬の細かい心理や、体の状態まで知ることができます。

たとえば、体の一部(足先だけなど)を少しだけくっつけてくるときは、「甘えたいけれど、いつでも動けるようにしておきたい」という少し警戒心が残っている状態や、自立心のあらわれです。

逆に、体全体の体重をあずけるようにドサッとくっついてくるときは、100%リラックスして安心しきっています。

いつもと違う寄り添い方(例えば、普段は来ないのに震えながらしがみついてくるなど)をするときは、雷などの怖い音がして不安なときや、体のどこかが痛くて助けを求めているサインの場合もあるため、注意深く見てあげましょう。

まとめ

飼い主に寄り添う犬

愛犬が体に寄り添ってくるのは、飼い主のことが大好きで、心から信頼している特別なサインです。

犬がくっついてくる場所やそのときの様子から気持ちを正しく読み取り、犬のペースに合わせて優しく対応してあげましょう。お互いのぬくもりを感じながら過ごす時間は、愛犬との絆を今よりもっと深いものにしてくれますよ。

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