小手伸也、シェイクスピア翻案コメディ「コテンペスト」で主演に意気込み語る
2026-06-16 13:05

関西テレビが主催する舞台「俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ コテンペスト」に出演する俳優の小手伸也さんが、5月末に大阪市内で記者会見を開き、本作への意気込みを語りました。
舞台「コテンペスト」の概要と小手伸也の役どころ
舞台「俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ コテンペスト」は、イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの「テンペスト」を、劇作家の村上大樹さんが現代設定で大胆に翻案したコメディです。原作の「テンペスト」が、失墜したミラノ大公プロスペローが無人島で魔術を使い、敵に復讐する物語であるのに対し、「コテンペスト」では無人島を現代の老舗百貨店「天平ストア」に置き換えています。小手伸也さんが演じるのは、この百貨店の別館、通称「無人島」と呼ばれる場所に左遷されたエリート社員・内木弁慶。原作のプロスペローを助ける妖精エアリアルのような存在で、「妖精おじさん」と呼ばれています。多彩なキャストとの共演と初主演への葛藤
小手さんは、自身が初主演を務める本作に集まった多彩なキャストについて、「みなさんのキャラクターが強すぎて、すでに僕が主役を食われているような状況です(笑)」と語りました。2.5次元ミュージカル出身の俳優、現役アイドル、元芸人、小劇場界の重鎮、鈴木保奈美さんといった多様な顔ぶれの中で主演を務めることへの光栄さを感じつつも、稽古では「皆さんがやりたい放題の中、主演として物語を牽引することがこんなにも大変なのかと(笑)。食われてたまるものかと、今まで感じたことのない不安と葛藤の中、自分をなんとか奮い立たせている状態です」と、初主演ならではの苦労や意気込みを明かしました。シェイクスピアへの挑戦と「妖精おじさん」役への思い
俳優として30年近く活動し、50歳を過ぎて初めてシェイクスピア作品に本格的に向き合うことについて、小手さんは「ちゃんとシェイクスピアやってないな、このままでいいのかな」という表現者としての不安と、「そろそろできるのではないか」という期待があったと語りました。当初は「リア王」や「マクベス」のような王様の役を演じたいと考えていたそうですが、結果的に「妖精の役で、お祭り騒ぎのコメディになってしまいました(笑)」。また、現代作品の例としてアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のガンダム・エアリアルを引き合いに出され、「ガンダムもエアリアルやれるんだから小手君だってできるでしょ」と村上氏に言われたことが、妖精役を受け入れるきっかけになったと明かしました。観客を魅了するコメディと演劇の醍醐味
小手さんは、本作が「鈴木保奈美さんに言わせて大丈夫なのか」と心配になるほどの「ハチャメチャぶりと言いますか、ぶっ飛んだキャラクター」が登場するコメディであることを強調し、「それぞれの推しに対して、新しい魅力を見つけられるような作品になる」と断言しました。シェイクスピア作品としての側面も持ちつつ、演劇をあまり見ない人でも楽しめるような作品を目指しているとのことです。また、演劇の醍醐味については、「お客さまの反応で芝居が変わることが多い」とし、劇場ならではの「生の人間による生の表現」や「迫力、肌触り感」を味わってほしいと語りました。「ぜひ劇場で生の小手伸也を召し上がってください。美味しいですよ(笑)」と、ユニークな言葉で観客を劇場へと誘いました。公演概要
俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ「コテンペスト」日程:2026年7月17日(金)~19日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
出演:小手伸也、片桐仁、崎山つばさ、松田凌、AOI(WHITE SCORPION)、鈴木保奈美、井澤勇貴、佐藤真弓、土本燈子、津村知与支(モダンスイマーズ)、久ヶ沢徹
料金:10,500円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
チケット:各プレイガイドで販売中