概要
健康維持における食事や運動の重要性は広く認識されていますが、トラタニ株式会社の調査により、それらの努力が報われない人が多い背景には、食事や生活習慣よりもさらに上流にある「体内環境」の乱れがあることが示唆されています。特に、睡眠中の呼吸の質が体内環境全体を左右する鍵であることが明らかになりました。
調査概要:
調査期間:2024年4月〜2026年5月
調査機関(調査主体):トラタニ株式会社
調査対象:成人男女(20〜65歳)
有効サンプル数:11名
調査方法:ResMo テレメトリー式生体信号測定装置および aams 呼吸解析システムを用いて、通常寝具と当社寝具の条件比較を実施
健康の根幹は「体内環境」と「呼吸」にあり
「健康は食から」という考え方が一般的ですが、生理学的な視点では、食事よりも「上流」に位置する要因が健康を大きく左右します。トラタニ株式会社の発表によると、健康の最上流には「呼吸(酸素・CO₂バランス)」「自律神経(迷走神経の働き)」「微小循環(毛細血管レベルの血流)」「細胞環境(代謝・ミトコンドリア)」の4つが挙げられます。これらは「命のソフトウェア」とも言えるもので、これらの体内環境が整っていなければ、どれだけ良い食事や生活習慣を実践しても、その効果を十分に引き出すことはできません。
睡眠中の呼吸データが示す体内環境への影響
トラタニ株式会社がResMo(テレメトリー式生体信号測定装置)を用いて睡眠中の呼吸データを解析した結果、浅い呼吸は酸素供給の低下、自律神経の乱れ、微小循環の低下につながり、深部の体内環境を不安定にしやすい傾向があることが確認されました。一方、呼吸が深くなる環境では、呼吸回数の減少、呼吸の深さの増加、呼気時間の延長、酸素バランスの安定、自律神経の調整促進といったポジティブな変化が見られました。このことから、健康の最上流は食事ではなく、呼吸の質と体内環境にあると結論づけられています。
「良い生活」でも不調が続く理由
健康診断で「問題なし」とされていても、疲れやすさや眠気、頭重感などの不調を感じる人が多いのは、健康診断の数値が「体調そのもの」ではなく、あくまで「材料の数値」しか捉えられないという構造的な限界があるためです。体調は、呼吸、自律神経、酸素、毛細血管、細胞環境といった、数値化が困難な「体内環境の総合状態」によって決まります。材料(食事・栄養)を使う側の体内環境が整っていなければ、せっかくの栄養も体は効果的に利用できないのです。
まとめ
健康は「食と生活習慣」だけでは十分に作れず、生理学的には「呼吸 × 自律神経 × 微小循環」といった体内環境の質が最も重要です。体内環境が整って初めて、食事から摂取した栄養素が「使える栄養」となります。トラタニ株式会社は、睡眠中の呼吸の質に着目し、体内環境の改善に応用する研究開発を進めています。
関連リンク
https://toratani-kokyu.jp/