犬が苦痛を感じる『居住環境』5選 愛犬に精神的負担を与える部屋の状態とは?
衣食住が整っていることは生活の質を上げる基本。それは犬にとっても同じです。特に『住』にあたる『居住環境』が整わないと、犬は苦痛やストレスを感じながら暮らすことになってしまいます。あなたの家は大丈夫ですか?
犬が苦痛を感じる居住環境

温度・湿度が適切でない
気温が暑すぎる、寒すぎる空間では犬も快適に過ごすことはできません。また見逃されがちですが湿度も重要で、あまりに湿度が高くジメジメした環境では皮膚が蒸れてしまって皮膚炎を起こしたり呼吸器への負担が上がります。
逆に乾燥しすぎた環境は喉が乾燥して咳やくしゃみを誘発します。温度・湿度を適切な状態にコントロールできない環境は犬に苦痛を与えてしまうと言えるでしょう。
掃除が行き届かず汚い
使用済みのトイレシーツや粗相した汚物がいつまでも放置されていたり、溜まった抜け毛が舞っていたり、掃除されずに汚い状態はノミ・ダニをはじめとする害虫の温床となるのはもちろんのこと、犬の精神にも強いストレスを与えます。
騒音や振動が響く
犬は基本的に大きな音や破裂音が苦手です。機械の操作音や激しい音楽など、騒音が常に響いている場所では落ち着くことはできません。騒音に伴って振動が伝わる場合はなおさらです。
外の様子がよく見えすぎる
ずっと室内にいる場合、窓際などに愛犬の居場所を設置した方が外の景色がよく見えて退屈しないだろうと思うかもしれません。ですが外の様子がよく見えすぎるのは逆効果です。
外を行き交う車や人、庭に来る鳥などが気になって犬は常にアンテナを張った状態になってしまい、警戒しつづける状態になってしまうからです。リラックスする暇がないのは大きなストレスです。
家族の気配が感じられず孤独を感じる
犬は野生下では仲間と群れを作って暮らしていました。その名残りから犬は仲間と一緒にいることに安心感を覚える一方、ひとりぼっちを嫌います。
そのため家族が集う部屋とは別室に居場所があったりして、家族と自分が完全に遮断されてしまう環境では、強い孤独を感じてしまいます。「家族の生活音がうるさくてゆっくりできないのでは?」と心配するかもしれませんが、家族の話し声や気配は犬にとっては最高の子守唄なのです。
犬がリラックスできる環境とは

適度な温度・湿度管理
犬にとって適切な温度は22〜25度前後、湿度は50%前後と言われています。もちろんこれは全ての犬に当てはまるわけではなく、原産地の違いなどによる犬種ごとの差異や、ライフステージ、持病の有無によっても異なります。
いずれにしても温度・湿度をしっかりコントロールできる環境であることはとても重要です。
衛生的に整っている
犬は自分の居住環境が汚れていても自分で掃除をすることはできません。そしてその居住環境から離れることもできないのです。飼い主さんがこまめに掃除をして犬の居住環境を清潔で衛生的に保つのは基本中の基本とも言えるお世話です。
洞窟に似ている環境
犬は洞窟で暮らしていた遺伝的背景から、周囲が囲まれてある程度見えづらく、薄暗い場所や狭い場所で安心感を覚えます。クレートの中やソファの下などを好む子がいるのはこのためです。自分の身を上手に隠せる場所を用意してあげられると良いでしょう。
仲間の存在と平和を感じられる場所
犬は群れの平和を一番に好みます。野生下では群れの中で不和が起きることは狩りの失敗に直結し、命にも関わる状況だったからです。
そのため犬は家族の存在を近くに感じられる場所で安心すると同時に、家族が平和であることを望みます。犬の前で家族喧嘩をするのは強いストレスになるため、平穏な家庭環境を維持するよう心がけましょう。
まとめ

せっかく一緒に暮らすことになった愛犬には、安心してゆっくりくつろげる居住環境を与えてあげたいですよね。愛犬がリラックスして寝ている姿ほど、ホッとするものはありません。
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