同志社大学、大塚博文庫の貴重書・掛軸を特別公開
2026-06-29 13:18

同志社大学文学部では、2025年に寄贈された「大塚博文庫」の主要所蔵品を、2026年7月1日から8月6日まで同志社ギャラリーにて特別公開します。
概要
同志社大学文学部では、2025年に大塚博氏より寄贈された多数の貴重書および掛軸等を「大塚博文庫」として所蔵・管理しており、この度、その主要な所蔵品を一般公開いたします。 本公開では、仏文学関連の貴重書や直筆書簡、国文学関連の直筆原稿、奈良時代の写経、西行筆と伝わる書、与謝蕪村の句、伊藤若冲「寒山拾得図 双幅」などを中心に展示し、日仏の文学的感性の接点を探ります。特別展概要
会期:2026年7月1日(水)~ 8月6日(木) 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館:月・日・祝 ※7月12日(日)は開館
会場:同志社大学 今出川校地 ハリス理化学館同志社ギャラリー 2階展示室
その他:入場無料
フォーラム概要
日時:7月12日(日)14:00~17:00
会場:同志社大学 今出川校地 寒梅館ハーディーホール
主催:同志社大学 文学部
その他:申込不要、定員840名。
大塚博文庫の所蔵品を特別展示
同志社大学文学部が新たに所蔵・管理することとなった「大塚博文庫」では、寄贈された多岐にわたる貴重な資料を一般公開します。展示の中心となるのは、仏文学者の大塚博氏が長年収集してきた仏文学関連の貴重書や、ポール・ヴァレリー、ロラン・バルトといった著名な思想家・作家の直筆書簡です。また、国文学の分野からは、中村真一郎氏や辻邦生氏らの直筆原稿も紹介されます。さらに、歴史的価値の高い掛軸も展示の目玉となっています。奈良時代の貴重な写経である「隅寺心経」や、西行法師の筆によると伝わる書、全集未収録の与謝蕪村の句などが鑑賞できます。特に注目されるのは、各地の若冲展でも展示実績のある伊藤若冲筆「寒山拾得図 双幅」です。これらの作品を通して、日本の伝統芸術と文学、そしてフランス文学との間に存在する、豊かな感性の接点を探求する機会となります。
記念フォーラムで日仏文学の共鳴を探る
特別展の開催に合わせて、2026年7月12日(日)には「文学部大塚博文庫開設記念フォーラム」が寒梅館ハーディーホールにて開催されます。このフォーラムでは、八田英二総長・理事長による開会挨拶に続き、金津和美文学部長が趣旨説明を行います。第一部では、「大塚博文庫所蔵品をめぐって―西行・蕪村・若冲を中心に―」と題し、早稲田大学の海野圭介教授が和歌懐紙の歴史と伝西行筆懐紙について、文学部の⼤⼭和哉准教授が蕪村の発句と⼿紙について、福田美術館の岡田秀之学芸課長が伊藤若冲の生涯と作品について、それぞれ講演を行います。司会は文学部の岩坪健教授が務めます。
第二部では、大原美術館館長などを務める三浦篤氏による記念講演「日仏文芸の魅惑と共鳴―大塚博文庫を言祝ぐ―」が行われ、日仏の文学が持つ魅力や共鳴について深く掘り下げます。
まとめ
同志社大学文学部が所蔵する「大塚博文庫」の貴重な資料が公開される特別展と、日仏文学の魅力を探る記念フォーラムが開催されます。文学や芸術に興味のある方は、ぜひこの機会にご来場ください。関連リンク
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