EVバッテリー寿命を高精度に予測する実証実験を開始

2026-06-30 03:30

EVバッテリー寿命予測診断システムの実証実験が、KD eソリューションズ株式会社、株式会社電知、株式会社エッチ・ケー・エスの3社連携により2026年7月から開始されます。

EVバッテリー寿命予測の実証実験

本実証実験は、バッテリーの状態を可視化することで、車両の乗り換えやバッテリーの二次利用に最適なタイミングを明確にすることを目的としています。バッテリーの生産から廃棄まで資源を循環させるサーキュラーエコノミーの加速が期待されます。※3 資源を循環させて廃棄物を最小限に抑えながら、持続可能な形で付加価値を生み出し続ける経済システム

実証実験概要:
期間:2026年7月〜2027年3月
実施場所:KDES直営3工場(大阪・堺・京都)にて7月より開始
対象車両:日産リーフ 1型、サクラ(10月より対象拡大予定)
各社役割:
KDES:EVリース満了車両を活用した継続的なデータ取得と商品化
電知:バッテリー寿命予測診断アルゴリズムの開発
エッチ・ケー・エス:バッテリー寿命予測診断に必要な車両情報を取得するデバイスの開発

独自の技術による高精度な診断

本システムは、株式会社電知が保有する「電気化学インピーダンス法」による実測EVバッテリー情報と、株式会社エッチ・ケー・エスの専用デバイスから得られる車両情報を組み合わせることで高精度な予測を実現します。※1 周波数を連続変化させた微小信号を充電ポートからEVバッテリーに直接送信し、応答信号を解析することで劣化を予測する手法
※2 車載用途を終えたリチウムイオン電池の残存性能を活かして別用途に転用する取り組み

特長:
・EVバッテリー寿命予測が5分で完結
・利用環境による診断車両の予測寿命と標準寿命との差異を可視化
・EVバッテリーの実測値と車載値の2系統で詳細解析
・診断結果をグラフとコメントで提示
なお、EVバッテリー発火予測診断の追加が予定されています(2026年秋以降実証実験開始)。

まとめ

3社が連携し、独自デバイスと解析アルゴリズムを活用することで、EVバッテリー寿命の可視化とサーキュラーエコノミーの推進を目指します。

関連リンク

https://www.hks-global.com

https://www.kdes.co.jp/

https://denchi.ai/

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