実力派俳優・磯村勇斗と、個人では映画初主演となる末澤誠也(Aぇ!group)が W主演を務める、映画『mentor』。
今回、追加キャスト6人が解禁となった。
鮮烈な存在感
幼い頃の龍之介(磯村勇斗)と拓海(末澤誠也)の花火遊びがきっかけで発生した火災で、最愛の妻子を失い、自身も全身に火傷を負った埜本(綾野剛)。
その火災により命を落とした埜本の妻・埜本涼子役を、吉田恵輔組初参加を果たす木南晴夏が演じる。
抜群の演技力でコミカルからシリアスまで自在に演じ分け、近年でもドラマ「ブラッシュアップライフ」(23)や映画『愚か者の身分』『悪い夏』(25)で鮮烈な存在感を放ったことも記憶に新しい。
そんな唯一無二のキャリアを誇る彼女が、火災前の埜本の幸せな日常の象徴として、彼の中に生き続ける記憶の核心を瑞々しく、そして幸せの瞬間を体現する。
数々の作品で確かな足跡
その涼子の妹であり、埜本の義理の妹にあたる生田麻衣子役には、ドラマ「木更津キャッツアイ」(02)で一躍脚光を浴びて以降、「それでも、生きてゆく」(11)や「透明なゆりかご」(18)など数々の作品で確かな足跡を残してきた酒井若菜。
埜本も通う歌謡スナックを営むママである彼女は、15年の時を経て再会した龍之介と拓海に対し、不自然なほど優しすぎる態度をとる埜本の“見えない胸の内”に、言葉にならない不安を募らせていく。
また、あの日から時間が止まり、普通の人生を諦め、空虚な日々をやり過ごす拓海を心配しながらも支えている母親役には、映画『その男、凶暴につき』(89)での強烈な印象や、ドラマ「3年B組金八先生」をはじめ数々の名作で確かな足跡を残してきた川上麻衣子が演じる。
物語に重厚な奥行き
そして、アーチェリーのオリンピック日本代表という夢を追いかけ、過去の罪の意識に蓋をして“普通”に生きようともがく龍之介。
彼の後輩アーチェリー選手・坂本修斗役に二村仁弥。
『ナミビアの砂漠』(24)、『爆弾』(25)など話題作への出演が相次ぎ、吉田監督作品へは『四月の余白』に続く2作目の出演となる。
そして、当時、埜本と同じアパートに住んでいた元住人・井川直美役を、近作では『敵』(25)などでも底知れない存在感を示した実力派俳優・黒沢あすか。
その父・井川重明役を、『PERFECT DAYS』(23)や『悪は存在しない』(23)など国内外で高い評価を受ける作品で物語に重厚な奥行きをもたらしてきた名優・田村泰二郎が演じる。
コメント全文
木南晴夏(埜本涼子 役)
吉田恵輔監督の作品に参加できることが、まず何より嬉しかったです。
脚本も、思わず引き込まれるような不穏さとユーモアがあって、その絶妙なバランスがとても好きでした。その独特な世界観にワクワクしながら読み進めました。
現場はとても穏やかな雰囲気で、限られた撮影日数の中で緊張していましたが、監督と綾野さんが作ってくださる優しい空気に助けられました。
この不思議で魅力的な世界の一部になれたことを、とても幸せに思っています。
酒井若菜(生田麻衣子 役)
優しい言葉が飛び交うほど、心が痒くなる。
柔和な笑顔を見せるほど、観ていて不安になる。あっさり受け流すほど、湿気がまとわりつく。
本音で話してるのは誰?
“十字架を背負う”ということは、十字架にすがり依存することなのか。
個人的には、念願だった吉田監督の作品に出演できて、とても嬉しかったです。
ここ数年で最も明るく温かく、プロフェッショナルな現場でした。
この作品に関わったすべてのかたが大好きです。
1人でも多くのかたが映画館に足を運んでくださることを願います。
二村仁弥(坂本修斗 役)
今作の出演が決まった時、僕はお酒を飲んでいました。
その夜の帰り道、スキップをしたのを覚えています。
初めてのアーチェリー、すばらしい俳優たちとスタッフ陣。
心地いい緊張感と共に作品と向き合えました。
個人的に、映画館へ足を運んでいただく皆さんによって『mentor』という作品が完成すると思っています。
エンドロールが終わり、映画館に灯りが再びつく時、皆さんがどんな感情になるのか、どんな思いを抱くのか、楽しみです。
『mentor』

10月16日(金)全国公開
©2026「mentor」製作委員会