ちーちゃんですけどもっ【第369話】「ちーちゃんと」
17才のウエストハイランドホワイトテリア(通称ウェスティ)の女の子、ちーちゃんとの日常エッセイです。今回はハイシニアのお話です。


本当にあっという間でした。歩けなくなることも、食べられなくなることも、飲む力や噛む力も少なくなり、大好きだったものが少しずつ食べられなくなりました。
最近までは家で歩いていたり、好きなおせんべい屋さんに向かうときは走ったりもしていました。そんな姿はもう思い出せなくなるほど、ちーちゃんは筋肉が弱り、支えていないと立ったり、抱っこの体勢も保てなくなっています。
あんなに食べるのが大好きだったのに、自力で食べることがなくなり、シリンジの中に液状にしなければ食べられなくなりました。「好きなものを最後は好きなだけあげればいい」という言葉は聞きますが、実際に年を取ると、好きなものを好きなだけあげることは不可能です。それでも、シリンジの中に少しちーちゃんの好きな犬用のプリンを混ぜたり、アイスを少し混ぜたりしながら、ちーちゃんにとって小さな幸福を探しています。
お散歩で歩けなくなっても、カートに乗せればまだ顔を上げて外を見たり、なでられれば喜んでいるような姿を見られます。その姿を過去と今に比べて悲しむのは簡単だけど、きっと今の流動食や、カートで出かけて喜ぶことも少なくなっていく可能性はあると思っています。なら、今できるちーちゃんの喜びを、ちーちゃんができるうちに噛みしめて、一緒に生きていき、一緒に寄り添っていく。もうそれしかやれることはないと思っています。
ワンちゃんは、コメントでもよくもらいますが、明日こうしたいとか、未来のことや過去のことは考えず、「今」しかなく、そしてちーちゃんは今、生きたい、生きているんだと思うから、悲しんだり、いろいろ考えすぎるよりは、今できることを大切にしたいです。ちーちゃんにとっての1日はとても長いので、この今を、本当に一生懸命、一緒に寄り添って生きていく。これしかないと思います。
きっと何がどうあったって、悲しみや後悔はあるけれど、それでも「ちーちゃんと一緒に来た、楽しかった」と思っていたいから、今はあれこれ考えずに、1日1日を大切に生きていきたいと思います。
亡くなったという方のコメントをたくさんいただく中で、それでもちーちゃんを見てくれている方々がたくさんいることが、すごく力になります。本来なら、自分のワンちゃんが亡くなったら、他のワンちゃんも見たくないこともあるだろうけど、引き続きちーちゃんと重ねながら、自分のワンちゃんを重ねながら見てくれる人たちに、本当に感謝の気持ちになります。
その分、私はまだちーちゃんが生きてくれるから、一生懸命、楽しく、喜んだり泣いたりしながら、今の生活を楽しみたいと思うので、どうか引き続き応援をよろしくお願いします。
暑くなってきたので、皆さんもご自愛ください。
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