犬の『お尻』からわかる心理とは?不調のサインや見逃してはいけない異変まで
無防備にさらされた犬の『お尻』は何とも言えずプリティーですよね。そんな犬のお尻からはさまざまな心理が読み取れます。中には不調のサインが隠れている場合もあるので、注意が必要です。
可愛いだけじゃない!犬の『お尻』からわかる心理

しっぽとお尻を振って大喜び
しっぽやお尻をぶんぶんと振るのは喜びが爆発しているサインです。犬が嬉しいときにしっぽを振るのは、自分の嬉しい気持ちや楽しい気持ちを相手に伝えるため、また、自分の匂いを周囲に振り撒くためと考えられています。
興奮が最高潮でしっぽをブンブンして千切れんばかりになると、自然とお尻も動いてしまうのです。
お尻を向けるのは信頼の証
ソファやベッドでくつろいでいるとき、愛犬がお尻をピッタリくっつけて寄り添ってきたことはありませんか?
人間の感覚で考えると「相手にお尻を向ける」「お尻をくっつける」という行為は失礼なことのように感じてしまいますが、実は犬にとっては全く逆で、相手にお尻を向けるのは深い信頼の証です。
お尻というのは犬にとっては死角にあたるため、敵意があるかもしれない相手には絶対に見せることのできないリスキーな部位。それを無防備に見せてくる、あるいはくっつけてくるというのは「この人は絶対に自分に危害を加えない」と信じている証です。
お尻を突き出して遊びのお誘い
犬が上半身を低くしてお尻を突き出す、いわゆる『女豹のポーズ』のような体勢をとることがあります。これは犬が相手を遊びに誘うときに見せるポーズで『プレイ・バウ』と呼ばれています。
お尻をプリッと突き出してしっぽを振り「一緒に遊ぼうよ!」とアピールするのです。飼い主さんが同じポーズで応えてあげるとより興奮が高まり、喜ぶ子もいます。
要注意!見逃せない『お尻』からわかる不調のサイン

お尻を引きずる
犬がお尻を地面に押し付け、ズルズルとお尻を引きずるようにして移動することがあります。これはお尻に違和感を覚えているときの行動です。特に多いのが肛門腺のトラブル。
肛門腺に分泌液が溜まってしまったり炎症を起こしていると痛みや痒みが出るため、痛みや痒みを紛らわすためにお尻歩きをするのです。逆に肛門腺絞りをした直後も違和感が出ることもありますが、その場合はすぐに治まるので大きな心配はいりません。
お尻を振りながら歩く
嬉しいときや興奮しているときにお尻を振るのは自然な行動であり、お散歩が楽しすぎてお尻を振りながら歩いてしまう子もいます。
徐々に落ち着いていくのであれば気にする必要はありませんが、腰の辺りをクネクネさせるいわゆる『モンローウォーク』での歩様が続く場合、股関節形成不全などの外科トラブルの可能性があります。
大型犬に後発する病気のため、大型犬の特に子犬が必要以上にお尻を大きく振って歩いているときは要注意です。また両方の後ろ足を揃えて走る『バニーホッピング』も初期の代表的な症状ですので覚えておきましょう。
まとめ

お尻すらも可愛いなんて、本当に犬というのは罪な動物ですよね。愛らしいお尻の動きを見ていると微笑ましくて幸せな気持ちになりますが、せっかくお尻を見つめるなら漠然と眺めるのではなく、愛犬の健康チェックも兼ねるようにしましょう。
お尻の動きや分泌物に異変がある場合にはすぐに動物病院に相談することが大切です。
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