
東京大会初のナイトレース、夜の東京湾岸エリアを高周波でエモいモーター音を響かせ、時速300kmを超える高速で駆け抜ける“近未来世界最高峰レース”――― FIA Formula E Tokyo 2026 TDK 東京 E-Prix(ABB FIAフォーミュラE世界選手権 2025/2026年シーズン12 第14戦&第15戦 東京大会 @東京ビッグサイト周辺 7/24〜7/26)。
このグランドスタンド脇で同時開催されている没入型ファンフェスティバル「FORMULA E×TOKYO GX ACTION FAN VILLAGE」には、東京都が保有する“未来の山車(だし)”、その名も「ツナグルマ」が展示され、注目を集めている。
なぜここに“東京都の未来の山車”が展示されてるか?
東京都 スタートアップ戦略推進本部 戦略推進部 東京eSGプロジェクト推進担当課 齋藤司 課長がこう教えてくれた。
伝統と未来が融合したモビリティ


「ツナグルマは、江戸時代から日本の祭り文化を支えてきた「宮本卯之助商店」と、モータースポーツ分野やロボットを始め最先端のモビリティ開発を手がける「株式会社RDS」が共同で開発した、伝統と未来が融合したモビリティです。
亀をモチーフにした車体には、檜原産の杉等を活用した伝統的な櫓を載せるとともに、環境負荷に配慮した EVアシストを導入。
東京都のすべての区市町村名を記した提灯を搭載し、さらに音楽や映像を使ってイベントを盛り上げるLEDモニターも設置されています」(東京都 齋藤課長)
過去・現在・未来をつなぐ時間旅行へ
―――なるほど、世界最速の電気自動車「フォーミュラE」と、伝統と未来が融合したモビリティ「ツナグルマ」で、過去・現在・未来をつなぐ時間旅行に旅立てるってわけか!
そんな「ツナグルマ」の存在をさらに印象づけたのは、RIP SLYMEのメンバーであるDJ FUMIYAとSUからなる“音楽割烹料理人集団”「銀座たけ内」。
なんと 銀座たけ内 が、ツナグルマの櫓に登場!
圧巻のDJパフォーマンスで、オーディエンスを沸かせたぞ♪
50年・100年先を見据え 未来の都市をつくる

なぜ、こうした伝統と未来が融合したモビリティ「ツナグルマ」を保有し、東京都民やレースファンたちと共有する場をつくるか…東京都 齋藤課長はこう教えてくれた。
「東京都は、50年・100年先を見据え、「自然」と「便利」が融合した持続可能な都市の実現に向けて、ベイエリアから世界最先端を発信していく「東京ベイeSGプロジェクト」を推進しています。
約100年前から、SDGsの考え方を実践していた渋沢栄一。
主要な道路や鉄橋など、今の東京の街並みの骨格を作った後藤新平。
二人に共通するのは、50年・100年先を見据え、未来の都市をつくるために行動したことです。
この偉大な先人の精神を受け継ぐために、「eSG」に次の意味を込めています」(東京都 齋藤課長)
◆ e :ecology(自然との調和)/ economy(経済)/ epoch-making(画期的な技術)
◆ S: Shibusawa
◆ G :Goto
―――少人数でも引くことができ、あらゆる人が参加できるようインクルーシブなデザインにも配慮された、東京都の「ツナグルマ」。
山車や神輿の担ぎ手不足の地域でも伝統文化を次世代へ継承できる新たな解決策として期待されているから、今後の活躍に注目だ!

◆東京都 GX(グリーントランスフォーメーション)推進プロジェクト「TOKYO GX ACTION」
https://tokyo-gx-action.jp/