ヤマウラが経営管理プラットフォーム「Diggle」を導入し、建設業の収益管理DXを推進
2026-07-31 01:39

ヤマウラが、経営資源の戦略的投資判断を強化するため、エンタープライズ企業向け経営管理プラットフォーム「Diggle」を2025年に導入しました。
経営管理DXの背景
建設・エンジニアリング・不動産開発・エネルギーと多岐にわたる事業を展開するヤマウラは、複雑化する収益管理の適正化が課題となっていました。特に建設業では、工事の進捗に応じて売上を認識する工事進行基準を採用しており、資材価格の高騰や追加コスト発生といった不確実要素が多いため、完成まで最終的な収益を把握しづらいという構造的なリスクを抱えていました。
中期経営計画で掲げる「営業キャッシュフロー150億円の創出」に向け、損益(P/L)だけでなく資産・負債(B/S)を含めたトータルでの予実管理が必要でしたが、従来のERPシステム運用は属人化しており、差異分析に数か月を要するケースもありました。
導入理由と効果
「Diggle」の導入は、工事プロジェクトの収益性をB/SとP/Lで一元管理・分析できる点に加え、中期経営計画の実現に向けた課題の棚卸しから伴走するプロジェクト体制が評価されました。
導入後は、工事プロジェクトを含めた月次決算が可能となり、収益リスクをタイムリーに把握できる体制が整いました。また、全社の予実を月次で突合できるようになったことで、差異分析にかかる時間を6分の1に短縮しています。経営戦略、経理、営業、技術の各部門が共通のデータ基盤をもとに目線を合わせることで、利益創出に向けた議論が活性化しています。
まとめ
ヤマウラは「Diggle」の活用により、属人化していた経営管理業務を組織全体で担える体制へと転換しました。データに基づいた部門横断の意思決定により、成長投資や資本政策を加速させています。
関連リンク
https://diggle.jp/case/yamaura