野村不動産が整備進める千葉・習志野の鷺沼地区で約5000本のひまわりが見ごろ 8月1・2日には開花イベントを開催

千葉県習志野市で進行中の「鷺沼特定土地区画整理事業」に参画する野村不動産が、その一環として行っている「ひまわりキャンパスプロジェクト」。かつて同事業用地で地元に愛された「藤崎ひまわり回廊」の思いを受け継ぐ本プロジェクトのひまわり畑が一般公開されることになり、メディア向けの先行公開が行われた。8月1日から14日までの公開日のうち、最初の二日間には、マルシェやキッチンカーを招いた開花イベントが開催される。
約5000本のひまわりを咲かせる「ひまわりキャンパスプロジェクト」
習志野市鷺沼(さぎぬま)の約37ヘクタールの土地で進行中の「鷺沼特定土地区画整理事業」。2029年のまちびらきを目指す本事業では、「HUMAN GARDEN CITY」というコンセプトのもと、住宅、商業、医療、教育、公園が集約された複合的な街の建設が始まっている。その一環として行われている「ひまわりキャンパスプロジェクト」は、本区画の一画で地域住民とともに約5000本のひまわりを咲かせる取り組みを中心に、将来の街づくりにつながるさまざまな企画を実施するプロジェクトだ。今回公開されるひまわり畑は、JR幕張本郷駅南口から津田沼駅方面へ線路沿いを歩き6分ほどのところにある。

そのひまわり畑を背景に挨拶に立った野村不動産レジデンシャル事業本部の小林和人氏は、平成元年の準備組織設立から始まった本事業の概要を説明した後、本プロジェクトのこれまでの取り組みについて「6月に行った種まきでは、本区画に移転が決まっている鷺沼小学校のお子様を中心に200名以上の方々に種を植えていただきました」と紹介。その上で、「今後街づくりが始まっていく中で、地元の方にこの地への愛着を持っていただきたいと思い、今回の企画を企画しました」と話した。

地域に根差した人気イベントの思い引継ぎ、復活したひまわり畑
本プロジェクトは、2020年から昨年まで習志野市内で行われていた「藤崎ひまわり回廊」の思いを継承する形で企画されたものだ。市内の織戸菜園が土壌づくりの緑肥として栽培したものを観光用に公開したのがきっかけで、当初は現在の本区画内にあった畑で行われていた後、同市内の藤崎地区に場所を移して開催していた。例年10日ほどの期間中に2万人近い来場者を集めるイベントは、地域の夏の風物詩に。しかし、受け入れる労力と周辺住民への配慮の観点から。やむなく昨年限りで継続を断念することに。

本プロジェクトにも協力している同園代表の織戸淳也さんは「閉園を発表した際には地域の方から『ボランティアで手伝うから』という声もいただいたりしてとても嬉しかったです。ただ、近隣に迷惑をおかけしてまで続ける必要はないと思いました」と振り返りつつ、こうして企業が思いを引き継ぐ形で企画が復活したことに、「今年もまた、ひまわりの景色を喜んでくれる方がたくさんいたら嬉しいです」と述べた。

五千本のひまわりが育つ畑は、まさにひまわり“回廊”をオマージュした一本道を歩く形で、織戸さんによると以前の回廊よりも背の高い品種のひまわりを植えているので、よりトンネル感が増しているという。確かに2メートル以上のひまわりの間に造られた道を往くと、頭上には青空の下に黄色い花が映え、まるで迷路の中を歩いているかような感覚を覚える。

園内には、かわいいブランコやハートのオブジェなどのフォトスポットが。また、線路沿いの歩道には、種まき参加者と描いた約100メートルのウォールアートを展示。子どもが描いた可愛らしいものからプロはだしの腕前のものまで無数のひまわりが描かれている、千葉県のマスコットキャラクター・チーバくんの姿もあり、こちらも大きな見どころだ。

8月1日、2日の開花イベントでは、親子で楽しめる出しもの充実の「こども縁日」、グルメやスイーツ、かき氷などが味わえるキッチンカー、地元野菜の直産マルシェが登場し、体験ワークショップも実施する。また、8月14日まで引き続き一般公開され、野村不動産の小林氏は「復活したひまわり畑も、織戸さんが築いてこられたひまわり回廊と同じように、地域の方々に愛着を持っていただけたら」と思いを語った。
開花イベント、一般公開ともに入場は無料。暑い時期だが、この季節だからこそ見られるひまわり畑の美景。お出かけの際は飲料の持参などをお忘れなく。
8月1日(土)10:00~17:00
8月2日(日)10:00~16:30
8月3日(月)~14日(金)10:00~19:00