犬を飼う前に知っておくべき『義務・マナー』5つ 飼い主の責任とは?必要な手続きまで
犬の飼い主には守るべき事項があります。法律で定められているものもあれば、法律ではないけれどマナーとして守るべきものもあります。今回は犬を飼う前に知っておくべき『義務・マナー』について解説します。
犬を飼う前に知っておくべき『義務・マナー』

1.市町村への登録
生後91日以上の犬を迎えたら、飼い主は30日以内に市区町村に登録する義務があります。子犬の場合は生後90日を過ぎてから登録しましょう。登録料は3000円程度です。
登録すると鑑札が配布されるので、犬の首輪等に装着します。鑑札を付けていれば万が一犬が脱走した際、登録番号から飼い主を見つけることができます。
引越しして飼い主の住所が変わった、諸事情により飼い主が変わった際には新しく登録し直します。
2.狂犬病予防接種
犬に狂犬病予防接種を受けさせることは法律で義務づけられています。狂犬病は治療法がなく、海外では存在しているので日本で蔓延しないために犬には受けさせなくてはいけません。
予防接種を受けると注射済票が配布されるので、こちらも犬に装着します。犬が迷子になって保護された際に予防接種を受けているかどうかがわかり、飼い主の早期発見にも繋がります。
3.近隣に迷惑をかけないようにする

犬が人間にケガをさせない、排泄物で近隣を汚さない、悪臭を漂わせない、鳴き声で迷惑をかけないといった配慮は飼い主の義務です。
法律ではありませんが人通りの多い場所で犬をノーリードで散歩させる、犬が排泄しても片付けない、しつけをしないといった行為はマナー違反です。
マナーを守らない人が多いと公園や公共施設で犬が立ち入り禁止になることもあり、マナーを守っている人にも迷惑になります。
犬が人間社会で生きやすくするためにしつけをする、汚したらきれいにするといった行為は飼い主の義務です。
4.犬の健康管理に努める
犬が健康的に暮らせるようにするのは飼い主の義務です。適切な給餌と給水を行い、衛生管理のされた環境で犬を飼養するというのは動物愛護法でも定められています。
犬を不衛生な環境で飼養し、酷く汚れていて病気の可能性があると見なされれば第三者は通報することができます。
昔の日本では犬は屋外で番犬として飼い、ほとんど手入れをしないのが普通でしたが現在は動物愛護や公衆衛生の観点から虐待と見なされるようになっています。
5.終生飼養をする
犬を飼ったらその犬が一生を終えるまで世話をするというのは飼い主の義務です。途中で飼えなくなったら代わりに犬を飼ってくれる人に譲渡しなければいけません。
当然のことですが終生飼養ができない人は多いです。経済的理由、住環境の変化など犬が飼えなくなる事情は様々です。
犬を飼う前にはその犬の性質、食事や医療費にどのくらいかかるか、自身の経済状況や住環境は犬を飼うことに向いているかなどよく考える必要があります。
まとめ

あなたは犬の飼い主としての義務・マナーを守れていますか?地域によっては害獣対策のために広い私有地で犬を放し飼いにしているという人もいるでしょう。
近年は気候変動の影響にあり、犬を屋外に出しているだけでも虐待と見なされることも珍しくなりました。
炎天下でフラフラになった犬を放置していたら虐待ですが、何を虐待と見なすかはっきりしていません。
犬に対する価値観や意見は人によって様々です。しかし中には動物愛護に関して極端な考え方をし、他人に押し付けようとする人もいます。
犬を飼ったらその犬に関して調べる、他の飼い主とも交流するなど情報収集は必要です。納得できないことはあっても他者の意見を聞き、犬との暮らしをより良いものにしていきましょう。
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