犬が『嫌いな人』にみせる仕草や行動4選 苦手意識を持たれてしまう理由や好かれるコツまで

2026-08-21 20:00

愛犬の仕草や行動から、どのような気持ちを抱えているのか読み解いてみませんか?犬が苦手だと思う人に見せるサインや、嫌われてしまう原因について分かりやすく解説していきます。

犬が「嫌いな人」にみせる仕草や行動4選

目をそらす犬

1.目を合わせない・顔をそらす

犬がこちらを見ようとせず、ぷいっと顔を横に向けたり目線を外したりするときは、相手に対して嫌がっている気持ちや苦手意識を持っています。犬の世界では、相手をじっと見つめる行動には威嚇や敵意といった意味が含まれることがあります。

そのため、苦手な相手に対しては「あなたと争う気はありません」「関わりたくないです」という気持ちを伝えるために、あえて目線を外して距離を置こうとするのです。

飼い主が優しく名前を呼んでも頑なに目を合わせようとしない場合は、恐怖や警戒心を感じているサインかもしれません。

2.体が固まる・後ろに下がる

撫でようとしたときに愛犬の体がカチッと硬くなったり、ゆっくりと後ろへ後退したりする行動も、苦手な人に見せる典型的なサインです。これは相手に対して強い緊張感や恐怖心を抱いており、「これ以上近くに来ないでほしい」と訴えている状態といえます。

無理に触ろうとすると、恐怖がピークに達して逃げ出したり、自分を守るために噛みついてしまったりする危険もあります。愛犬の体が緊張で固まっている様子が見られたときは、それ以上近づかずに優しく見守り、犬が安心できるスペースを作ってあげることが大切です。

3.あくびをする・体をなめる

眠そうでもないのに急にあくびをしたり、自分の前足や足先を執拗になめ回したりする行動は、犬が強いストレスや不安を感じているときに見せるサインです。

これは専門用語で「カーミングシグナル」と呼ばれ、自分自身の乱れた気持ちを必死に落ち着かせようとするときや、相手に対して「落ち着いてください」と伝えるために行われます。

苦手な人が近くにいて緊張しているときに多く見られるため、単なる退屈や眠気だと見過ごさず、愛犬がストレスを感じていないか周囲の状況を確認してあげましょう。

4.低く唸る・吠える

「ウー」と低い声で唸ったり、「ワンワン!」と激しく吠え立てたりする行動は、犬からの明確な拒絶や警戒のメッセージです。このとき犬は「これ以上私に近づかないで」「それ以上近づくと攻撃します」という強い恐怖や怒りを表現しています。

とくに嫌いな人や見知らぬ人に対して自分の身を守ろうとするときに出やすい行動です。この状態のときに無理に触ろうとしたり、叱りつけたりすると、逆効果になって余計に攻撃的になる恐れがあります。まずは犬を嫌いな相手から遠ざけ、落ち着かせてあげましょう。

犬から「苦手」と思われてしまう理由

隠れる犬

犬に嫌われてしまいやすい人には、いくつかの共通する特徴や行動パターンがあります。一番大きな理由は、犬にとって「予測不能で怖い存在」に見えてしまうことです。

例えば、突然大きな声を出したり、ドタバタと激しく動き回ったりする人は、耳が良い犬にとって大きな恐怖となります。

また、親しみやすさから上からかぶさるように急に触ろうとしたり、正面からじっと目を見つめ続けたりする行動も、犬にとっては圧迫感があり威嚇されていると感じてしまいます。

犬のペースを無視して自分の気持ちだけで触れ合おうとすることが、苦手意識を持たれる大きな原因です。

犬に好かれる人になるためのコツ

男性と犬

犬の横や斜めから、静かに近づく

犬に安心感を与えるためには、近づき方や立ち振る舞いがとても重要になります。正面から真っ直ぐ歩いていくと、犬は押しつぶされるような圧迫感や恐怖を感じてしまいます。

そのため、犬と接するときは正面を避け、横や斜めの方向からゆっくりと静かに近づくように心がけましょう。また、立ち上がったまま上から見下ろすと怖がらせてしまうため、しゃがんで姿勢を低くし、犬と同じ目線の高さに合わせてあげるのも効果的です。

姿勢を低くして体を小さく見せることで、「あなたに危害を加えるつもりはありませんよ」という安心のサインを届けることができます。

落ち着いた低い声で、優しく話しかける

犬とコミュニケーションを取るときは、声のトーンや話し方にも気を配る必要があります。甲高い大きな声や慌ただしい話し方は、犬を興奮させたり驚かせたりする原因になります。

犬をリラックスさせたいときは、ゆっくりとしたテンポで、落ち着いた低めのトーンで優しく声をかけてあげましょう。静かで穏やかな声を聞くことで、犬は「この人と一緒にいると安全だ」「怖くない人だ」と感じて心を開きやすくなります。

愛犬の名前を呼ぶときも、驚かせないように優しく語りかけるようなトーンを意識することが、信頼関係を築く大切なポイントです。

自分から触りに行かず、犬から近づいてくるのを待つ

犬と仲良くなりたいと思ったときは、焦って自分から手を出して触りに行かないことが何よりも大切です。まずは適度な距離を保ち、犬が自分から興味を持って近づいてくるのをじっと待ちましょう。

犬が近寄ってきたら、自分の手の匂いを静かに嗅がせてあげて、安全な人だと確認してもらいます。犬が自発的に挨拶をしてくれてから、顎の下や胸のあたりなどを優しく撫でてあげるのが正しい手順です。

自分の都合で無理に距離を縮めようとせず、常に犬のペースや気持ちを最優先にして接してあげる姿勢が、犬から好かれる一番の近道になります。

まとめ

女性と犬

犬が嫌いな人に見せる仕草や行動には、自分の身を守るための警戒心やストレートな拒絶のサインが隠されています。愛犬のサインを見逃さずに正しい気持ちを理解してあげることで、無用なトラブルを防ぎ、ストレスのない生活を送ることができます。

もし愛犬から苦手意識を持たれていると感じても、焦る必要はありません。犬を驚かせない正しい接し方を意識し、犬のペースに合わせて少しずつ距離を縮めていきましょう。

日々の思いやりのある接し方の積み重ねが、飼い主と愛犬の深い信頼関係へとつながっていきますよ。

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