猛暑で「キッチンに立ちたくない」が急増! au PAY マーケットECコンサルタントに聞く、この夏注目の「NOコンロタイパ飯」とは

全国的に厳しい暑さが続く今年の夏。「できるだけ火を使いたくない」「キッチンに立つ時間を少しでも短くしたい」と感じている人も多いのではないだろうか。猛暑に加え、物価高の影響で食費を抑えたいという意識も高まる中、手軽さとコストパフォーマンスを両立できる食品への注目が集まっている。
そこで今、EC市場で人気を集めているのが、火を使わずに短時間で調理できる「NOコンロタイパ飯」だ。今回は、au PAY マーケットのECコンサルタント・駒井氏に、今年の夏の食トレンドや「NOコンロタイパ飯」が支持される理由について話を伺った。
EC市場の最前線で見えてきた、この夏の食トレンド

――まずは自己紹介をお願いします。現在のお仕事内容と、ECコンサルタントとしてどのような業務を担当されているのでしょうか。
私は、総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」でECコンサルタントを務めています。出店いただいている店舗様の売上向上に向けて、市場トレンドや購買データを分析し、それぞれの店舗様に合わせた販売施策をご提案しています。また、「三太郎の日」や「ポイント超超祭」、「惣菜祭」など、さまざまなキャンペーンやイベントに合わせた商品企画や販促についても、店舗様と一緒に取り組んでいます。
猛暑と物価高で変わる、今年の夏の食卓事情
――今年の夏のグルメ市場には、どのような特徴やトレンドが見られますか。また、例年と比べて今年ならではの変化があれば教えてください。
今年は物価高と猛暑が重なり、「タイパ」と「コスパ」を重視する傾向が例年以上に強まっていると感じています。特に、電子レンジで温めるだけで食べられる冷凍惣菜や冷凍食品の需要が伸びています。
背景には、暑さによる調理の負担があります。毎日キッチンに立つのが大変なうえ、食材の値上がりも続いているため、「購入したほうが結果的にお得」と考える方も増えています。また、まとめ買いできる冷凍食品は1食あたりの価格を抑えられることから、節約と時短の両方を実現できる商品として支持されています。
例年との違いとして感じるのは、ミールキットの進化です。以前は常温タイプが中心でしたが、最近は冷凍タイプも増え、長期保存ができるようになりました。必要な時に電子レンジで温めるだけで食べられる商品も多く、忙しい家庭や子育て世帯にとって、より使いやすい存在になっています。私自身も子どもが3人いるため、冷凍食品やミールキットには日頃から助けられています。
「NOコンロタイパ飯」が支持される理由とは

――今年は猛暑の影響もあり、「できるだけ火を使いたくない」「調理時間を短くしたい」というニーズが高まっています。EC市場でも、そのような変化は感じていますか。
はい、強く感じています。今年は食品だけでなく飲料なども含め、さまざまなカテゴリーで需要が伸びています。特に、「買い物」と「調理」の負担を減らしたいというニーズが高まっています。
暑い中で買い物に出かけたり、重い荷物を持ち帰ったりするのは大変ですし、その後にキッチンで料理をすることも負担になります。ネットで注文すれば自宅まで届けてもらえ、短時間で食べられる商品は、忙しい方や子育て世帯にとって心強い存在だと思います。
――「NOコンロタイパ飯」とは、どのような商品なのでしょうか。
火を使わず、短時間で調理できる食事のことです。電子レンジで温めるだけのお惣菜や、湯せんするだけの商品、ソースをかけるだけで完成するメニューなど、「○○するだけ」で手軽に食べられるものをイメージしていただくと分かりやすいと思います。手間をかけず、おいしく食べられることが大きな魅力です。
ECコンサルタントが予測する、この夏注目の食品トレンド

――ECコンサルタントとして、これから人気が出そうだと感じる商品やジャンルがあれば教えてください。
この夏は、「スタミナ系」と「さっぱり系」の食品がさらに人気を集めると考えています。
猛暑が続く中でも、食事はしっかり取らなければなりません。そのため、手軽に食べられて、おいしく、元気もチャージできる食品へのニーズが高まっています。店舗様にも、スタミナ系やさっぱり系の商品を積極的に展開していただくようご提案しています。
具体的には、にんにくを使ったスタミナ料理や梅を使ったさっぱりメニュー、夏の定番であるうなぎなどは、今後も需要が伸びていくと考えています。
――そうしたトレンドは、どのように分析されているのでしょうか。
最も参考にしているのは、実際の購買データです。お客様がどのような商品を購入しているのか、どんなキーワードで検索しているのか、売れ筋ランキングなどを分析しながら市場の動きを把握しています。さらに、出店店舗様からいただく現場の声や他のECモールの動向も参考にし、さまざまな情報を総合してトレンドを予測しています。
実際に想像以上の伸びを見せているのが、スタミナ系の商品です。特に、うなぎやにんにくを使った商品は、暑さを乗り切りたいというニーズの高まりもあり、想定以上に支持を集めています。一方で、期待どおりに伸びなかった商品についても、その要因を分析し、次の施策に生かしています。そうした積み重ねが、より良い提案につながると考えています。
食品選びで重視したいポイント
――EC市場では、消費者が食品を選ぶ基準にも変化は見られますか。
近年は健康志向の高まりを感じています。カロリーや栄養バランスを意識して商品を選ぶ方も増えていますが、全体としては価格を重視する傾向が依然として強いと感じています。
特に物価高が続く現在は、「1食あたりの価格」を意識して商品を選ぶ方が多くなっています。価格だけでなく、時短や健康なども含め、自分のライフスタイルに合った商品を選ぶことが大切だと思います。
――この夏を快適に過ごすための食事選びや商品選びのポイントを教えてください。
まずは、タイパとコスパのバランスを意識して商品を選ぶことをおすすめします。忙しい日は便利な食品を上手に取り入れながら、栄養成分やレビューも参考に、自分に合った商品を選んでいただければと思います。また、ECサイトのセールやポイント還元を活用してまとめ買いをすることで、家計への負担を抑えながらストックすることもできます。
この夏おすすめしたい「NOコンロタイパ飯」
――最後に、駒井さんご自身がおすすめしたい「NOコンロタイパ飯」があれば教えてください。
この夏おすすめしたいのは、スタミナ系のお惣菜です。
にんにくを使ったお肉のお惣菜やうなぎなど、電子レンジで温めるだけで食べられる商品も増えています。暑い日は料理をするだけでも体力を使いますが、こうした商品であれば調理の負担を減らしながら、しっかり食事を取ることができます。また、au PAY マーケットでは、「三太郎の日」や「ポイント超超祭」、「惣菜祭」など、お得に買い物ができるキャンペーンも定期的に開催しています。タイミングを上手に活用することで、気になる商品をよりお得に購入していただけると思います。

猛暑や物価高が続く今、毎日の食事づくりは少しでも負担を減らしたいもの。駒井氏は、「タイパやコスパだけでなく、健康やレビューなども参考にしながら、自分に合った商品を選んでほしい」と話す。
今年の夏は、「NOコンロタイパ飯」などの便利な食品を上手に取り入れながら、自分や家族に合った無理のない食生活で、暑い季節を乗り切ってみてはいかがだろうか。