震災後の火災、その原因トップは「電気」だった。有明ガーデンで親子が挑む『電気×防災』謎解き体験

2026-08-26 20:00
震災後の火災、その原因トップは「電気」だった。有明ガーデンで親子が挑む『電気×防災』謎解き体験

先日も真夜中に鳴り響いた緊急地震警報。スマホの耳を突くアラーム音に、飛び起きた人は多いはず。暗闇の中で感じる揺れ、そして襲いくる不安。予告なしにやってくる巨大地震に対し、我々は何ができるのか。

テレビに映し出される、地震後に燃え盛る火炎。実はその原因として最も多いのが「電気火災」だという事実。避難の際に切るのを忘れたブレーカー、倒れたストーブ、そして傷ついた配線……。普段、当たり前に享受している「電気」が、一瞬にして牙をむく。

この「わが家の危険」を把握し、対処することこそが大切な家族を守る鍵となる。東日本大震災の被災地支援をきっかけに創業したエネルギー会社、株式会社Looopが創業15周年の節目に開催しているのが、大規模地震の火災を防ぐ鍵「電気火災」の備えを親子で学べる体験型イベント「ピカピカタウンの光を取り戻せ!〜消えた博士とでんきのヒミツ〜」だ。2026年8月25日(火)から27日(木)までの3日間、有明ガーデン有明ガーデンギャラリーにて、熱気あふれる謎解きが繰り広げられている。

虫眼鏡を手に「住まいの罠」を暴け! 住空間に潜む火災のリアル

イベントの舞台は、怪人ダイサイガイによって光が奪われた「ピカピカタウン」。参加者は、連れ去られた電気研究者「サンちゃん博士」が残したメモを頼りに、謎解きに挑んでいく。

最初のステージとなる部屋①は、一見普通の住空間。しかし、そこには怪人が仕掛けた「電気火災の種」がいくつも隠されている。

「埃がたまったコンセントは?」「家具がコードを踏みつけていないか?」。参加者は不思議な虫眼鏡を手に、目を皿のようにして危険箇所を特定していく。

「これ、家でもやってるかも」。そんな子供の言葉に、ハッとする親の姿。日常の死角にあるリスクを「自分ごと」として捉える、実践的な学びの場がここにある。

研究所で解き明かす「電気のヒミツ」と再生可能エネルギー

続いて足を踏み入れるのは、サンちゃん博士の研究所を模した部屋②。ここでは、怪人が独り占めしようとしている「電気の正体」を解き明かす。

太陽光、水力、風力、地熱。再生可能エネルギーにまつわるクイズやパズルは、大人でも思わず考え込んでしまう絶妙な難易度。スタッフや家族と相談しながら、一つひとつ答えを導き出し、次の部屋へのキーワードを手に入れる。電気を作る仕組みを知ることは、エネルギーの大切さを知ること。そのプロセスが、自然と防災意識をアップデートさせていく。

クライマックス! 自らの力で街に光を取り戻す体験

いよいよ物語は部屋③で最高潮へ。サンちゃん博士を救い出し、ピカピカタウンに再び光を灯せるのか。

ここでは、これまでの謎解きで得た知識を総動員する、体験型のミッションが待ち構えている。詳細は、ぜひ会場で体感してほしい。参加した子供たちの、驚きと喜びに満ちた表情。その懸命な姿が、停電や災害時に「自分に何ができるか」を考える原体験となるに違いない。

「キックボードじゃない方のLooopです(笑)」創業15年、エネルギー会社が伝えたい真の備え

今回のイベントに込めた思いについて、主催者である株式会社Looop広報の福田沙季さんは次のように語る。

「よくキックボードの『LUUP』さんと間違われるのですが、実は別の会社なんです(笑)。私たちは東日本大震災のボランティアをきっかけに生まれた、エネルギーの会社。電気が届かない場所に電気を届ける。その原点を大切に、今年で15周年を迎えました。

今回、なぜ『電気火災』をテーマにしたのか。弊社の調査では、地震後の火災原因の1位が電気であることを知っている人は多いものの、8割以上が十分な対策をできていないというギャップが浮き彫りになりました。さらに防災の備えについても、親御さんは『水や食料』、お子さんは『お菓子やSwitch』と、意識のズレがある。

だからこそ、親子で一緒に学べる場が必要だと考えました。会場では謎解きだけでなく、地震の揺れを感知して自動で電気を遮断する『感震ブレーカー』や、いざという時に役立つ『手回し充電器』などのアイテムも体験できます。特に感震ブレーカーは、政府の首都直下地震対策でも普及が急がれている重要アイテム。ぜひ、その仕組みに触れてみてください」

夏休みの最後に「わが家の防災スイッチ」をオンにする

ピカピカタウンを救った勇者たちの冒険は、オリジナルパンフレットという形でお土産となり、各家庭へと持ち帰られる。

自由研究の題材としても、家族の安全会議のきっかけとしても、この夏最高のテーマ。イベントでの気づきが、帰宅後のコンセントチェックに繋がり、ひいては未来の命を救う一歩となる。怪人ダイサイガイに立ち向かった体験は、子供たちの心に「新しい防災の常識」をしっかりと刻み込んだはずだ。

謎解きに夢中の女の子。夏休みの自由研究としてはもちろん、ここで体験したことはその後もきっと役立つだろう。

体験型イベント「ピカピカタウンの光を取り戻せ!〜消えた博士とでんきのヒミツ〜」
開催⽇時:2026年8⽉25⽇(⽕)・26⽇(⽔)11:00〜19:00、8⽉27⽇(⽊)11:00〜18:00 (各日30分前最終受付)
場所:有明ガーデン 有明ガーデンギャラリー(〒135-0063 東京都江東区有明2丁⽬1-8)
参加費:無料(事前予約なし)
対象年齢:小学生とその保護者(小学生以外のお子さまも参加可能)

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