ICANN、インドネシアのバリで第87回公開会議を開催

2026-09-01 19:00

世界中のインターネット関係者が一堂に会し、インターネットの固有識別子システムの将来について議論する

シンガポール, 2026年9月2日 /PRNewswire/ -- Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は、2026年10月17日から22日まで、インドネシアのバリで第87回公開会議(87thPublic Meeting)を開催します。インドネシアのインターネットドメイン名レジストリであるPengelola Nama Domain Internet Indonesia(PANDI)が、現地主催者を務めます。

ICANN87年次総会(ICANN87 Annual General Meeting、AGM)は、バリ国際コンベンションセンターで開催されます。

ICANN87は、インドネシアで開催される初のICANN公開会議となります。この会議には世界中から参加者が集まり、安定的で安全かつ統一されたグローバルなインターネットを支える政策および技術調整に関するコミュニティの取り組みを推進します。バリは国際会議の開催地として定評があり、2022年のG20サミット(G20 Summit)や、2024年のマルチステークホルダー・パートナーシップに関するハイレベル・フォーラム(High-Level Forum on Multi-Stakeholder Partnerships)など、世界的な主要イベントの開催地に選ばれています。

「年次総会のためにグローバルコミュニティをバリに迎えられることを大変うれしく思います。この会議は、ICANNコミュニティが一堂に会し、政策活動、能力開発、幅広い関与に取り組む重要な機会です」と、ICANN社長兼CEOのKurtis Lindqvist氏は述べました。「ICANN87の初日は、UNESCOの無形文化遺産の国際デー(International Day of the Intangible Cultural Heritage)と重なります。これは、世界規模で相互運用可能な単一のインターネットを支えるために私たちが協力する中で、私たちのグローバルコミュニティが体現する並外れた文化的・言語的多様性を改めて思い起こさせる、まさにふさわしいものです。」

「バリでのICANN87の開催は、インドネシアにとって重要な節目であり、同国のデジタルエコシステムの急速な成長と、アジア太平洋地域のインターネットコミュニティにおける同国の役割がますます重要になっていることを示しています。.idのレジストリ運営機関として、PANDIは、インドネシアで初めて開催されるICANN公開会議にグローバルなマルチステークホルダー・コミュニティを迎えられることを誇りに思います。ICANN87が連携を強化し、より安全で包摂的かつ強靱なグローバルなインターネットの実現に貢献することを期待しています」と、PANDI会長のIsnawan氏は述べました。

主なトピック

ICANN87は、新規汎用トップレベルドメイン(gTLD)プログラム:2026年ラウンド(New Generic Top-Level Domains (gTLD) Program: 2026 Round)の申請受付期間終了後、初めて開催されるICANN公開会議となります。申請受付は8月12日に締め切られ、1,600件を超える一次申請が寄せられました。

事務審査を経て、ICANNは、リビール・デイ(Reveal Day)と呼ばれる日に、申請書の一般公開部分および申請対象文字列を公開します。ICANN87は、コミュニティが2026年ラウンドと同プログラムの次の段階について議論する重要な機会となります。

Review of Reviews Cross Community Groupも、ICANNのレビュープロセスの改善を提言する取り組みにおいて、重要な節目を迎えました。同グループの提言は、ICANNの説明責任、透明性、有効性をさらに強化することを目的としています。

ICANN87で議論される見込みのその他の主要なトピックには、ドメインネームシステム(DNS)の悪用、多言語インターネットの実現に向けた継続的な議論、および政策の成果を効果的な実施につなげる方法などが含まれます。

毎年授与されるDr. Tarek Kamel能力開発賞(Dr. Tarek Kamel Award for Capacity Building)は、ICANNの使命に関連する分野の能力開発に多大な貢献をしたICANNコミュニティのメンバーを表彰するものです。2026年の受賞者は、ICANN87歓迎式典(ICANN87 Welcome Ceremony)で同賞を授与され、表彰されます。

この賞および過去の受賞者に関する詳細については、Dr. Tarek Kamel能力開発賞(Dr. Tarek Kamel Award for Capacity Building)のウェブサイトをご覧ください。

参加登録のご案内

ICANN公開会議は無料で、どなたでも参加できます。現地参加登録は2026年10月14日まで受け付けています。会場での当日登録は受け付けません。

詳細情報および参加登録については、ICANN87会議のウェブサイトをご覧ください。

ICANNについて

ICANNの使命は、安定した、安全で、統一されたグローバル・インターネットの確保を支援することです。インターネット上で人と連絡を取るには、コンピュータやその他のデバイスにアドレス(名前または番号)を入力する必要があります。コンピュータ同士が互いの場所を特定できるよう、そのアドレスは一意でなければなりません。ICANNは、こうした一意の識別子に関する調整と支援を世界規模で行っています。ICANNは1998年、世界各地の参加者から成るコミュニティを擁する非営利の公益法人として設立されました。

PANDIについて

Pengelola Nama Domain Internet Indonesia(PANDI)は、インドネシアの国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)である.idのレジストリ運営機関です。PANDIは、.idドメイン名エコシステムの発展に役割を果たすとともに、安全で安定し、信頼できるインターネットガバナンスを支援しています。

PANDIは、政府、インターネット業界、学界など、さまざまな利害関係者が加盟する組織です。2025年12月31日現在、登録済みの.idドメイン名の数は1,431,960件に達し、.idは東南アジア最大の国別コードトップレベルドメインとなりました。

.idドメインは、インドネシア(Indonesia)、アイデンティティ(Identity)、アイデア(Ideas)を表しています。.idドメイン名のガバナンスにおいて、PANDIは、適用される法令に従い、ドメイン名紛争解決方針(PPND)の運用も行っています。

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