土鍋をもっと自由に! 365日使える万能土鍋『PETARI』シリーズから深型土鍋「Deep Pot」が新登場

土鍋の国内トップシェアを誇る老舗・銀峯陶器株式会社を源流に持つ株式会社G.M.P.が展開する土鍋ブランド『PETARI』から、煮込みはもちろん、蒸す・焼く・炒める・炊くなど幅広い調理に対応する深型土鍋「Deep Pot」が2026年9月18日(金)より新登場する。
これに先立ち、2026年9月9日(木)、「PETARI 新商品発表&試食会」が都内にて開催された。発表会では株式会社G.M.P.代表取締役の熊本誠太氏と、レシピ監修を務めたフードコーディネーターの西村麻佳氏が登壇。PETARIブランドが提案する土鍋の可能性や、Deep Potの魅力、Deep Potを使ったおすすめレシピが紹介された。
「土鍋の何がいいの?」という問いからスタート!

発表会ではDeep Potが紹介される前に、まず語られたのが「土の鍋の、何がいいのですか?」という問いだった。株式会社G.M.P.の熊本氏が、学生時代にアメリカの展示会でバイヤーから投げかけられた言葉だという。アメリカではダッチオーブンなど金属製の調理器具が身近な一方、土を使った鍋には馴染みが薄い。土鍋の魅力を問われても、その場ではうまく答えられなかったという。しかし、その経験は熊本氏の中に残り続けた。その後、家業である銀峯陶器に入社。現在は専務取締役として製造にも携わりながら、2019年には陶磁器の企画開発・販売を行う株式会社G.M.P.を設立。土鍋の新しい可能性を模索してきた。2020年よりスタートした『PETARI』は、そんな銀峯陶器の長い歴史の中で培われた土鍋の技術を、現代の暮らしに合わせて再提案するブランドとして誕生した。「土鍋の何がいいのか」その答えを形にしていく、それが『PETARI』の原点となっている。
「土鍋=冬の道具」を「365日の食卓へ」
土鍋といえば、鍋料理や炊飯など、どこか「冬」「和食」「特別な料理」といったイメージがつきまとう。一方で、土鍋には、ゆっくりと熱を伝え、食材の旨みや甘みを引き出し、余熱を生かしながら調理できるという、日々の料理にこそ生かしたい魅力がある。
そこで『PETARI』は「冬だけの土鍋を、365日食卓へ。」というコンセプトを掲げ、従来の土鍋のイメージにとらわれない、現代の暮らしに寄り添う“生活道具”として土鍋を提案。日常の食卓になじむデザイン性に加え、土鍋ならではの蓄熱性や調理機能を活かし、蒸す・焼く・炒める・炊くなど、季節や料理のジャンルにとらわれない幅広い調理に対応する土鍋を展開している。


『PETARI』の第1弾は、野菜を毎日美味しく食べるための浅型土鍋「Shallow Pot」。土鍋をイメージする形をあえて無くし、フラットでモダンなデザインに仕上げた。旬の野菜を入れて蒸し焼きにすれば、土の力でゆっくりと火が通り、野菜の旨みや甘みが引き出されほくほくの食感に。オーブンも使えるのでグラタンや煮込みハンバーグにも最適。お皿のような形状で、そのまま食卓に出せる洗練されたデザインも魅力だ。

続く第2弾は、土鍋の炊飯性能にフォーカスした「Rice Pot」。土鍋の持つ緩やかな加熱と優れた保温性を生かし、白米だけでなく玄米や炊き込みご飯など、さまざまな米料理を楽しめる炊飯土鍋として展開している。

1~2合炊きが可能で、内側には水位線が付いている。土鍋でお米を炊くのは火加減の調整など手間がかかるイメージもあるが、この「Rice Pot」なら、中火にかけフタのすき間から泡が出たら火を止めるだけ。また、残ったごはんはそのまま冷蔵庫で保存し、そのまま電子レンジで温められるのもポイントだ。

そして第3弾が、今回発表された新製品「Deep Pot」。深さのある形状を採用しながら、やはり従来の“土鍋らしさ”にとらわれないデザイン。和食器にも洋食器にも合わせやすく、キッチンや食卓になじむ、まさに生活に寄り添う佇まいだ。
土鍋ならではの「やさしい火入れ」で素材がおいしく

Deep Potの特徴は、土鍋ならではの熱特製により、素材に緩やかに火を入れながら、甘みや旨味を出すことができること。野菜は甘く、肉や魚は水分を保ちながら、硬くなりにくくジューシーに。さらに、火を止めた後も余熱を利用できるため、加熱時間を短くしながら料理を仕上げることができる。
「煮る」だけじゃない。炒める、蒸す、温め直す

Deep Potを日常使いしやすくしているもう一つの理由が、対応できる調理法の幅広さだ。通常の土鍋は急激な温度変化に弱いため、「炒める」調理には向かないものも多い。一方、Deep Potは炒め調理にも対応。また、別売りで販売予定の陶器製の蒸し皿を組み合わせれば蒸し料理も楽しめる。余った野菜を蒸して、塩とオリーブオイルで食べる。冷凍シュウマイをレンジではなく蒸して、ふっくらジューシーに仕上げる。一つの鍋で調理の選択肢がどんどん増えていく。さらに、電子レンジに対応しているため、作り置きした料理を冷蔵庫から取り出し、そのまま温め直すという使い方もできる。発表会では、1つのスープを作ってそれを素に複数のレシピに展開するスープストックという方法も提案された。
お手入れも簡単。毎日使いたくなる土鍋

土鍋というと「扱いが難しそう」「重そう」という印象を持つ人もいるかもしれない。Deep Potは、そうしたハードルを下げることも意識されている。調理後は、食器と同じように洗って乾かせばよく、特別なメンテナンスも必要ない。また約1,800gと重すぎずコンパクトなので、キッチンから食卓へ持ち運びもしやすい。「料理をおいしくする」だけではなく「毎日使いやすい」ことまで考えられているのが特徴だ。
フードコーディネーターが語るDeep Potの魅力

これまで『PETARI』のレシピに携わってきた西村さんは、今回はDeep Potで28品のレシピを監修。試作や撮影、プライベートでの調理を含め、数多くDeep Potを使ったという。そんな西村さんが、実際に使ってみて最も感じた魅力として挙げたのが、「出番が多いこと」。従来の土鍋が得意とする「煮る」「蒸す」に加え、Deep Potでは「炒める」調理、さらに電子レンジにも対応。調理法が多いと自然と出番が多くなり、季節を問わず使うシチュエーションが増えるという。
もう一つ、西村さんが強調したのが「大らかに作っても、おいしく仕上がる」という点。土鍋は温度変化が緩やかだからこそ、火加減に神経質になりすぎなくても料理が仕上がる。野菜の切り方が多少不揃いでも、じっくりと熱が入ることで食感を残しながら、おいしく仕上げやすい。料理に慣れた人にとっては「失敗しにくく、楽に作れる」安心感に。料理初心者にとっては「自分の調理スキルだけに頼らなくてもおいしくできる」という心強さになるという。
また、直径18cmというサイズ感もポイント。コンパクトなボディながら、縦に深い設計により十分な容量を確保したDeep Potは、家庭用のコンロ上でも場所を取りにくく、片方のコンロでDeep Potを使いながら、もう片方で別の料理を作る、といった同時調理もしやすい点も魅力だと語った。
Deep Potでいつもとひと味違う豚汁に

発表会では、会場内にあるキッチンで実際にDeep Potで「鍋焼き豚汁」や三重県産の伊賀米の炊飯が行われ、「PETARI試食膳」が振る舞われた。

中でも「鍋焼き豚汁」はDeep Potのおすすめレシピのひとつ。根菜は大きめにカットし、具材を最初に焼き付けるのがポイント。香ばしさを加えてから煮込むことで、いつもの豚汁との違いを体験できる一品だ。しかも、ひと煮立ちしてから弱火で約5分加熱し、その後は約15分の予熱調理という短い加熱時間で完成する。

食べると、出汁を使っていないとは思えないほど濃い旨みに驚き。根菜のじっくり熱が入ることによる甘み、豚肉のあぶらの旨みが溶け出し、旨みとまろやかさが口の中に広がる。また、焼き付けたことによる香ばしさも味の深みを増大させている。また、大きめの根菜もしっかりと中まで火が入っていて食感がいい。大根はジュワッ、里芋はほくほく、長ネギはトロトロ。それぞれの食感とともに素材の旨みを堪能できるメインおかずになる豚汁だった。

また、Deep Potで炊いた伊賀米は、ふっくらつやつやに炊きあがっており、粒立ちが良く噛みしめるほど甘みを感じ、お米本来のおいしさを味わうことができた。
Deep Potで広がる料理の幅

「鍋焼き豚汁」のほか、おすすめレシピとして紹介されたのは、「炒めいらずの肉じゃが」と「ポークビンダルー」。日常の定番料理から本格的なスパイス料理まで、シンプルな工程で簡単においしく作れるDeep Potは、料理の幅を広げてくれるアイテムとなりそうだ。
「土鍋のある暮らし」をもっと自由に
Deep Potは煮込み料理がおいしく作れるだけではない。炒め物にも、蒸し料理にも、作り置きにも使える。コンパクトだから普段使いしやすく、デザインが美しいから料理が完成したらそのまま食卓へ持っていける。つまり、Deep Potは自分の暮らしに合わせて、自由に使い方を決められる土鍋なのだ。「土鍋のある暮らし」を、もっと気軽に、もっと自由に。そんな土鍋の新しい可能性に触れることで、“土鍋の良さ”をますます知ることができるだろう。
PETARI「Deep Pot」製品情報
発売日:2026年9月18日(金)
カラー展開:Lime stone(新色)、Mud Stone、Jet Black
販売チャンネル:G.M.P. ONLINE SHOP(https://gmpshop.jp/)
サイズ:幅(取手込)21cm×口径18cm×高さ17cm(胴体のみの高さ12cm)
容量/重量:1.6L(満水時:2.0L、1~2名)/約1,800g
価格:税込¥9,900
対応熱源:直火、電子レンジ、ラジエントヒーター、オーブン※フタはオーブン非対応
※21㎝サイズも年内発売予定
※蒸し皿は別売りで今後発売予定