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新たな地域調査で、ASEAN進出を計画する日本企業と域内の日本人プロフェッショナルへの市場別の示唆が明らかに
東京、2026年9月29日/PRNewswire/ -- 日本企業が成長の場として東南アジアに引き続き注目し、日本人プロフェッショナルも同地域でのキャリアをますます検討する中、新たなデータは、ASEAN地域全体に画一的な戦略は適用できないことを示しています。
The Great Restructuring:2026年版 ASEAN消費者・企業動向調査(ASEAN Consumer & Business Pulse Survey 2026)は、アジアを拠点とする大手人材紹介・人事ソリューショングループのReeracoen GroupがRakuten Insightと共同で発表した調査で、2026年6月にインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの消費者およびビジネスリーダー計3,630人を対象に実施されました。調査結果によると、この地域の複数の主要な人材・ビジネス指標で、首位となる市場が指標ごとに異なっており、消費者の楽観度ではベトナム、企業信頼感とキャリア流動性ではインドネシア、企業投資の伸びではタイ、AIおよびテクノロジーへの投資ではシンガポールがそれぞれ首位となっており、すべての指標で首位に立つ市場はありません。
- インドネシア:企業の自信度は66%と最も高く、キャリアの流動性も高い市場です。29%が転職を検討しています。
- マレーシア:国内市場志向が最も強く、企業の75%が自国市場を最大の成長機会と位置付けています。
- フィリピン企業の自信度は65%と堅調で、企業の楽観的な見方が続いていることがうかがえます。底堅い市場環境を背景にビジネス機会が見込まれます。
- シンガポール:AIおよびテクノロジーへの投資意向が33%で、6つの市場の中で首位となっています。
- タイ:企業投資の伸びで6つの市場の中で首位となっており、企業の28%が投資を増やしています。
- ベトナム:消費者の楽観度が48%で首位となっているほか、企業の16%が人員を増やし、46%が売上高の改善を報告しています。
ASEAN全域で進化する採用戦略
6つの市場全体で、企業は人員拡大に向けてより的を絞ったアプローチを取っており、32%~47%の企業が選択的な採用を行っている一方、7%~16%が積極的に人員を増やしています。採用を拡大している企業の割合はベトナムが16%で最も高くなっています。
採用以外では、6つの市場すべてで業務効率化が最も多く挙げられた成長機会となっており、その割合は35%~43%です。一方、テクノロジーとAIは24%~33%で上位3項目に入っています。
ASEAN地域で事業を展開または拡大する日本企業にとって、こうした違いは市場ごとの機会を示すと同時に、市場別の採用戦略と現地の人材ニーズを十分に把握することの重要性を改めて示しています。
テクノロジーと収入の優先度がキャリア選択を左右
ベトナムでは、転職を検討している消費者の39%がAIと自動化を主な動機として挙げており、その割合は、収入増加やワークライフバランスを挙げた割合を上回っています。調査対象市場の中で、AIと自動化が転職の動機として第1位となっているのはベトナムだけです。転職の動機としてAIを挙げる割合も高く、シンガポールでは32%、インドネシアでは30%となっています。
収入源の多様化も注目すべき傾向で、インドネシアの消費者の71%、フィリピンの70%が追加収入を積極的に求めています。これは両市場で、経済的な負担に対する金銭面の対応として最も多く見られるものです。
Reeracoen Japanのマネージングディレクター、副島康介氏は、次のように述べました:
「東南アジアに進出する日本企業にとって、最大のリスクはASEANを単一の市場として捉えることです。このデータは、採用、投資、そして労働者が雇用主に求めるものといった点で、6つの市場がそれぞれまったく異なる形で変化していることを示しています。市場ごとにこうした違いを理解することこそ、この地域で事業やキャリアを築いていくクライアントや候補者に、私たちが提供したいと考えている知見そのものです。」
Rakuten Insightのシンガポール・カントリーディレクター、Cheryl Ng氏は次のように述べました:
「この調査結果は、ASEAN全域で消費者と企業の対応がいかに異なっているかを浮き彫りにしています。この地域に注目する日本企業や日本人プロフェッショナルにとって、ビジネス機会、人材ニーズ、将来の成長を見極める上で、こうした市場ごとの違いを理解することがますます重要になっています。」
国別プロファイルや、地域展開に向けた8つの戦略的優先事項をまとめた「リーダーシップ・プレイブック(Leadership Playbook)」を含む、6つの市場に関する調査結果の全容については、「大再編(The Great Restructuring):ASEAN消費者・ビジネス動向調査2026(ASEAN Consumer & Business Pulse Survey 2026)」をダウンロードしてください。
- レポートのダウンロードはこちら:
Reeracoen Groupについて
Reeracoenは、アジアを拠点とする大手人材紹介・人事ソリューショングループであり、アジア全域で人材と先進的な企業・組織を結びつけています。アジアの主要6市場に9つのオフィスを構えるReeracoenは、現地市場に関する深い知見と国境を越えた人材採用力を組み合わせ、持続可能な事業成長を支援しています。
採用支援に加え、市場情報、人材動向に関する知見、給与調査、雇用主向けアドバイザリーサービスを提供し、変化する地域経済の中で、各組織が人材・事業について十分な情報を踏まえた意思決定を行えるよう支援しています。
Reeracoenのサービスへの取り組みは、最優秀人材紹介・人材獲得エージェンシー賞(Best Recruitment & Talent Acquisition Agency、2025年・2026年)、クライアントサービス優秀賞(Client Service Excellence Award、2026年)、最優秀国際人材紹介・人材獲得エージェンシー賞(Best International Recruitment & Talent Acquisition Agency、2024年)、最優秀エグゼクティブ人材紹介エージェンシー賞(Best Executive Recruitment Agency、2024年)など、複数の業界賞によって評価されています。
詳細については、https://www.reeracoen.co.jp/をご覧ください。
Rakuten Insight Singaporeについて
Rakuten Insight Singaporeは、Rakuten Group, Inc.の完全子会社であるオンライン市場調査会社Rakuten Insight, Inc.の東南アジア拠点です。1997年にAIP Corporationとして設立され、2014年にRakuten Groupに統合されたRakuten Insightは、アジアの主要12市場を対象とするリサーチパネルを運営しており、そのパネルネットワークは60か国・地域に広がっています。
同社は11か国・地域に拠点を構え、世界の500社を超える大手企業に市場調査サービスを提供しています。Rakuten Insight Singaporeは、東南アジア全域のクライアントに多言語・多機能の業務支援を提供する地域拠点としての役割を果たしています。
詳細については、https://insight.rakuten.comをご覧ください。


