親が認知症になる前の子ども世代の意識調査報告書が公開

2026-10-02 00:40

『親が認知症になる前の子ども世代に関する意識調査』は、親の認知症や介護に対して漠然とした不安を抱える子ども世代に向けた備えの重要性を明らかにした調査報告書です。

調査報告書の公開について

一般社団法人わたしらしく生きる認知症ネットワークは、2026年7月8日に開催したイベントでのアンケートおよびワークショップの結果をまとめた調査報告書『親が認知症になる前の子ども世代に関する意識調査』を公開しました。本イベントは、親が元気なうちからできる介護の備えをテーマとしています。
なお、本イベントは、行政書士・フリーランス介護士とともに立ち上げた共同プロジェクト「親の認知症と介護準備室」の取り組みの一環として、当法人が中心となって企画・運営したものです。

調査概要

調査名:親が認知症になる前の子ども世代に関する意識調査
実施日:2026年7月8日
実施方法:参加型イベントにおけるアンケート調査およびワークショップ(自由記述)
回答者数:28名(イベント参加者33名、回収率84.8%)
発行:一般社団法人わたしらしく生きる認知症ネットワーク(2026年7月)

主な調査結果

アンケート調査では、親の介護が始まった場合の仕事継続について、4人に3人が「不安がある」「続けられないと思う」と回答し、計75.0%に達しました。また、家族との話し合いが不十分であると回答した割合は53.6%にのぼり、介護休暇・介護休業制度の認知状況も50.0%にとどまっています。
ワークショップでは、健康やお金、終活など暮らし全体にわたる気がかりが102件寄せられました。一方で、一週間以内に実践できる行動として「親に電話をする」「会いに行く」といった具体的なステップが挙げられており、不安を抱えつつも行動へ向かおうとする姿勢が見られました。

本調査から見えた課題

参加者の不安は認知症という疾患そのものよりも、それをきっかけとした生活全体の変化に向けられています。備えの機会が乏しいまま介護に直面すると介護離職につながるおそれもあるため、企業を含めた組織的な支援体制づくりが求められます。(※総務省「令和4年就業構造基本調査」によれば、介護・看護を理由とする離職者は年間約10.6万人)
当法人では、今後も親が元気なうちからできる対話や学びの機会を提供し、安心して最初の一歩を踏み出せる社会づくりに取り組んでまいります。

まとめ

本調査は、認知症への備えが特別な準備ではなく、日常的なコミュニケーションから始められることを示唆しています。専門家や組織による対話の支援を通じて、仕事と介護の両立を含めた社会的な体制構築が重要です。

関連リンク

https://living-with-dementia.or.jp/

  1. ウクライナ・ゼレンスキー大統領 ロシア・アメリカとの3か国協議を“11月の前半にアラブ首長国連邦アブダビで実施”との見通し示す
  2. 日曜劇場『VIVANT』ノコルの機転でチンギスが援軍に! 絶体絶命の包囲網を突破する別班の脱出劇を「アフターVIVANT」第21話で振り返る【ドラマTopics】
  3. 「これ絶対不倫ちゃうわ」と見抜いた「Tシャツが乾くまで」~2026年7月期ドラマ座談会~【調査情報デジタル】
  4. 超大型犬4匹と暮らしたら、諦めなければいけないこと→自分の大きさを理解していない『幸せの大渋滞』が36万再生「甘えん坊」「最高の生活」
  5. AI時代に必須とされる「STEAM教育」とは何か?~AIにとってかわられない能力や個性を伸長させる学び~【調査情報デジタル】
  6. トランプ政権 カナダへの50%追加関税の対象品目を見直し 中間選挙への影響を考慮か
  7. 【脳トレ】「䄭」の中に紛れて1つ違う文字がある!?あなたは何秒で探し出せるかな??【違う文字を探せ!】
  8. U字工事が栃木米アンバサダーを続投! 相武紗季と3銘柄を食べ比べ、栃木米のおいしさを再発見
  9. トランプ大統領 新たな攻撃の可能性を示唆してイランをけん制 対応後に「キューバを片付ける」とも主張
  10. 総理の“最側近”語る危機はスタート地点?高市政権発足から1年で記者が見た総理の変化 “アクセル役”維新の主張に潜む総理のホンネ【edge23】
  1. 「レイプされた」証言が消えた…アメリカの名門コーネル大で1000人が抗議 “7人から集団性暴力”の訴え なぜ「今」批判が再燃したのか
  2. 台風30号+秋雨前線 西・東日本でも長時間の雨 広範囲で警報級の大雨のおそれ
  3. 台風30号 沖縄・先島諸島にかなり接近 八重山地方を中心に約1万5000戸が停電 引き続き暴風や大雨に警戒
  4. トランプ大統領 新たな攻撃の可能性を示唆してイランをけん制 対応後に「キューバを片付ける」とも主張
  5. AI時代に必須とされる「STEAM教育」とは何か?~AIにとってかわられない能力や個性を伸長させる学び~【調査情報デジタル】
  6. トランプ政権 カナダへの50%追加関税の対象品目を見直し 中間選挙への影響を考慮か
  7. U字工事が栃木米アンバサダーを続投! 相武紗季と3銘柄を食べ比べ、栃木米のおいしさを再発見
  8. 超大型犬4匹と暮らしたら、諦めなければいけないこと→自分の大きさを理解していない『幸せの大渋滞』が36万再生「甘えん坊」「最高の生活」
  9. 【脳トレ】「䄭」の中に紛れて1つ違う文字がある!?あなたは何秒で探し出せるかな??【違う文字を探せ!】
  10. ウクライナ南部の都市での一時的な停戦で合意 米ホワイトハウス発表 「トランプ大統領夫人が主導」
  11. トランプ大統領 イランとの戦闘「直ぐに終結させることができる」と主張 「全ての石油を獲得できるし、国全体を掌握できる」とけん制
  12. フランス 24日の大規模デモに備え 店舗で暴徒対策