書籍「データインフォームドな都市と交通」が出版

2026-10-07 05:34

データインフォームドな都市と交通―データを起点とした対話と共創の新たなまちづくりの挑戦―が、2026年10月5日に出版されました。

書籍概要

本書は、人口減少や社会の不確実性が高まる中、持続可能かつウェルビーイングを高める都市と交通のあり方を探るための一冊です。従来の効率性や経済合理性を重視した計画手法を見直し、多様なステークホルダーが将来像を構想するための「データインフォームド」という視座を提示しています。
※当部門の設置目的および概要については、別紙(1)をご参照ください。

題名:データインフォームドな都市と交通―データを起点とした対話と共創の新たなまちづくりの挑戦―
著者名:東京大学 モビリティ・イノベーション連携研究機構 社会連携研究部門 データインフォームド都市・交通学
出版社名:LIGARE
販売形態:紙書籍 / 電子書籍
価格:2,700円+税
ISBN:978-4-908280-35-1
発売日:2026年10月5日(月)
判型・ページ数:A5判・162ページ

データインフォームドの考え方

これまでの都市・交通計画では、移動時間や費用などの集計値を用いた効率性の評価が中心でした。しかし、実際の都市では効率性だけでは捉えきれない多様な行動が日常的に生じています。本書では、平均値や総量だけでは見えにくい人々の行動のばらつきや、その背景にある生活文脈に着目しています。
当部門では、交通や人流、購買等の大規模データをプライバシーに配慮しつつ統合・分析することで、一人ひとりの行動の多様性を把握する手法を用いています。

部門長コメント

部門長の大口敬教授は、データは単に集めるだけでは価値が生まれず、人間の価値観や現場の知恵と重ね合わせ、対話の起点として活かすことが重要であると述べています。移動を単なる数値として処理するのではなく、一人ひとりの暮らしや物語として捉え直すことで、交通システムがウェルビーイングを支える社会基盤として機能することを目指しています。

まとめ

データと人間の対話を通じて、これからの都市と交通のあり方を再考する一冊として出版されました。詳細は販売URLより確認可能です。

関連リンク

https://www.amazon.co.jp/dp/4908280355
https://www.atpress.ne.jp/releases/638765/att_638765_1.pdf
https://www.atpress.ne.jp/releases/638765/att_638765_2.pdf
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/2026/10/d832ed411c06999c126616117c0a727991345d4b.pdf