不動産会社の工事管理に関する実態調査、Excelやメールでの管理が主流に

工事管理に関するアンケート調査は、不動産会社の多くがExcelやメール、紙などを併用して工事情報を管理しており、業者とのやり取りや書類管理に負担を感じている実態を明らかにしました。
不動産会社の工事管理における現状と課題
不動産会社における工事管理は、修繕やリフォームに伴う業者との連絡、見積書・請求書の作成、進捗の把握など多岐にわたります。多くの情報が関係者の間でやり取りされるため、円滑な業務遂行には適切な情報共有が欠かせません。今回、不動産会社を対象とした実態調査を実施し、デジタル化が進む業界内での工事管理の現状を分析しました。なお、本調査は工事に関する業務を行っている不動産会社を対象としています。
調査結果の主なポイント
工事に関する情報管理方法については、Excel・スプレッドシートを利用する割合が51.2%で最も高く、次いでメール・電話・チャットツールが47.6%、紙・書類が37.8%となりました。専用の不動産管理システムや工事管理システムを利用している会社は2割未満にとどまり、複数のツールを使い分ける管理体制が一般的であることがうかがえます。
業務負担については、業者とのやり取りや情報共有に負担を感じる企業が35.4%で最多となりました。次いで写真・書類などの管理(34.1%)、見積書・請求書などの管理(30.5%)が続いており、工事そのものよりも周辺の事務作業やコミュニケーションに課題を抱える企業が多い現状が浮き彫りとなりました。
また、進捗や業者とのやり取り、書類を一元管理できるシステムの導入意向については、「利用したい」が41.5%、「どちらともいえない」が41.5%となり、関心の高さと導入に対する慎重な意見が分かれる結果となりました。「利用したいと思わない」と回答した企業は17.0%です。
調査概要
調査期間:2026年9月4日〜2026年9月14日
調査機関:株式会社いえらぶGROUP
調査対象:いえらぶCLOUDを利用している不動産会社の従業員など
有効回答:118件(※工事に関する業務を行っている不動産会社:n=82)
調査手法:インターネットアンケート調査
まとめ
今回の調査により、不動産会社の工事管理業務には依然としてアナログな手法が混在しており、情報の一元管理による効率化が今後の課題であることが示されました。
関連リンク
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