脊柱側弯症用装具市場の調査結果を発表

脊柱側弯症用装具市場は、思春期における疾患負担の増大を背景に、2036年までに約20.1億米ドル規模へ成長する見通しです。
市場概況と成長要因
SDKI Analyticsは、2027年から2036年を予測期間とする脊柱側弯症用装具市場の調査を実施しました。市場規模(収益額)は、2026年の約10.8億米ドルから、2036年には約20.1億米ドルに達し、年平均成長率(CAGR)は約6.4%で推移すると予測されています。市場成長の主な要因は、成長期の子供における思春期特発性脊柱側弯症の有病率増加と、それに対応する装具療法の需要拡大です。
調査概要:
調査実施企業:SDKI Analytics
調査期間:2026年6月〜2026年8月
調査対象:市場参入企業536社
調査手法:実地調査220件、オンライン調査316件
製品タイプと地域別分析
製品タイプ別では、胸腰仙椎装具(TLSO)ブレースが主要なシェアを占める見込みです。2035年末までに市場全体の最大58.5%を占めると予測されており、骨格成長期における弯曲角度が40〜45度未満の患者に対し、広く処方されています。
地域別では北米が世界市場の38.0%を占めて主導する見通しです。米国では診断された患者数が増加傾向にあり、整形外科医療体制の確立が市場を支えています。また、日本においても質の高い整形外科医療サービスと改良された装具設計の評価が、市場の重要な成長要因となっています。
業界の動向と主要企業
市場では新製品の投入や臨床試験が進められています。2026年6月にはEnovisが「DonJoy Spinamic Hybrid Scoliosis Brace」の販売を開始し、同年7月には順天堂大学附属病院がCheneau装具と従来の腋窩下胸腰仙椎装具(TLSO)を比較した無作為化比較試験の結果を公表しました。
世界の主要企業には、Boston Orthotics & Prosthetics、Spinal Technology、Spine Corporation Limited、Orthomerica Products, Inc.、Aspen Medical Productsが挙げられます。日本市場の上位5社は、Sasaki Gishi Mfg. Co., Ltd.、Kawamura Gishi Mfg. Co., Ltd.、Tokuda Gishi Mfg. Co., Ltd.、Nakamura Brace Co., Ltd、Nippon Sigmax Co., Ltdです。
まとめ
脊柱側弯症用装具市場は、診断体制の整備と保存的療法の需要を背景に、今後10年間で着実な成長が見込まれています。詳細な市場洞察については、以下のレポートをご参照ください。
関連リンク
https://www.sdki.jp/reports/scoliosis-braces-market/590642618
https://www.sdki.jp/sample-request-590642618
https://www.sdki.jp/trial-reading-request-590642618
https://www.sdki.jp/reports/orthopedic-braces-and-supports-market/61199