ちーちゃんですけどもっ【第379話】「供養のお話」
17才のウエストハイランドホワイトテリア(通称ウェスティ)の女の子、ちーちゃんとの日常エッセイです。ちーちゃんと飼い主のお話です。


ペットロスとの向き合い方について、私も私なりに少なからず勉強しました。いろんな心理学や宗教的な観点、仏教の教えなど、様々なものを見たり読んだりしましたが、はっきりとした正解はもちろんありません。死生観というのは人それぞれ違うし、その人なりの悲しみ方も違うと思うからです。
今回は、私が「なるほどな」と思ったことを、少し漫画に描かせてもらいました。
仏教のお坊さんが、供養というものを、私たちはもう少し考えなきゃいけないという話をしていました。ちーちゃんが亡くなった後、私も「ああすればよかった」「こうすればよかった」と思うことは少なからずありました。その後悔というのは、人を苦しめ続けることがあると思います。しかし、亡くなった本人に、もう何かしてあげられることはないと感じてしまいますよね。
だけれども、その時の思い、悲しみ、喜び、後悔などを、遺骨や写真に向かってお話しすることは、非常に大事だとおっしゃっていました。
それは、残された自分のための慰めになっているんじゃないかと思うかもしれません。しかし、生前やりたかったこと、やれなかったことを、自分なりにやってみていいのだそうです。
ちーちゃんとイベントごとがもうできなくなっても、一緒にケーキを買って食べたり、みんなでちーちゃんの話をしたり、そして悲しんだり笑ったり。そうやってすることのすべてが供養につながり、きっとそこにちーちゃん自身はいるんだと、そうおっしゃっていました。
なんとなくですが、その考えは非常に私にしっくりきました。自分自身の慰めのためだけにやっていると思うかもしれませんが、実際にそれで自分がいい方向に向かえたらいいし、そこにちーちゃんがいると信じていい。「いる」と思ったら、きっといるのかなと、理屈じゃない何かがありました。
私はまだまだ悲しみの中にいますが、こうやって漫画を描かせてもらって、少しでもどなたかの心に届くことができるのであればいいなと思います。
ちーちゃんとの話は、まだ書き残した話があるので、そういった話も書いていこうと思います。引き続きよろしくお願いします。
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