犬がみせる『老化のサイン』6選 愛犬がシニア期を迎えたときに起こる現象やお世話の注意点まで
「最近、寝ている時間が増えた」「歩くスピードが遅くなった」など、愛犬の変化が気になっていませんか。犬も年齢を重ねると、少しずつ体や行動に変化が見え始めます。この記事では、犬にみられる代表的な老化のサインや、シニア期のお世話で気をつけたいポイントをまとめました。
️犬は何歳からシニア期に入るの?

「犬は何歳からシニアなの?」と疑問に思う飼い主さんも多いでしょう。
シニア期に入る年齢は犬種によって異なります。一般的には7歳前後がひとつの目安とされていますが、小型犬と大型犬では老化の進み方にも違いがあり、一概には言えません。
そのため、「○歳になったから必ずシニア」と考えるのではなく、年齢とともに変化する体調や行動に目を向けて、「そろそろシニア期に入りそうかな?」と判断しましょう。
今までの行動を比べて少しずつ変化が現れたら、それは老化のサインかもしれません。
️犬がみせる「老化のサイン」6選

では、犬がシニア期に入ると、どのような変化が現れるのでしょうか。ここでは、犬がみせる代表的な老化のサインを紹介します。
1.寝ている時間が増える
シニア期に入ると、以前よりも寝ている時間が増えたり、遊ぶ時間が短くなったりすることがあります。
年齢とともに活動量が減るのは、シニア犬によくみられる変化のひとつなので、特別問題視する必要はありません。
ただし、急に元気がなくなった、食事を取らなくなったなどの変化がみられる場合は、老化ではなく病気が隠れている可能性もあります。そのまま様子見するのではなく、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
2.歩くスピードが遅くなる
散歩している時、歩く速度が前よりもゆっくりになったと感じたり、階段や段差を嫌がる仕草が見られたりするようになったら、それは老化が進行しているサインかもしれません。
筋肉量の低下や関節の変化などが関係しているケースが多いため、無理に若い頃と同じ運動量を求めないようにしましょう。
3.白髪や毛並みの変化がみられる
顔まわりの毛が白くなったり、被毛のツヤが以前より失われたりするのも老化サインのひとつです。
ブラッシングなどのお手入れをしながら、皮膚に赤みや腫れ、しこりなどがないかも確認してあげましょう。
4.視覚や聴覚の反応が変わる

名前を呼んでも気づかない、以前なら反応していた音に反応しなくなるなど、視覚や聴覚に変化がみられるのも、老化の代表的なサインです。
愛犬がシニア期に入った後は、家具の配置を大きく変えず、視力や聴力が衰えてきた愛犬が安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
5.食事量や食べ方が変わる
「以前よりご飯を残すようになった」「食べるスピードが遅くなった」など、食事の仕方にも変化があらわれることがあります。中には、歯や口の中の状態によって、硬いドライフードを食べにくくなる犬もいるでしょう。
食べにくそうな場合には、ドライフードをぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードを取り入れたりする方法もあります。
ただし、愛犬がご飯を食べない状態が続く場合は、単なる老化と決めつけず、病気が隠れていないか動物病院に相談しましょう。
6.トイレの失敗や行動の変化が増える
老化が進行すると、今までできていたトイレを失敗することが増えたり、夜に起きている時間が増えたりといった変化も見られます。
高齢になると認知機能の低下によって、夜鳴きや昼夜逆転、目的のない歩行などがみられるケースも少なくありません。気になる症状があれば、年齢のせいだと見過ごさず、動物病院へ相談しましょう。
️シニア期に入った犬のお世話の注意点

愛犬がシニア期に入ったら、愛犬の状態や変化に合わせてお世話の仕方も変える必要があります。どのような点に注意すべきかチェックしましょう。
フードは愛犬の状態に合わせて選ぶ
愛犬が食べるドッグフードに関して、「何歳からシニア用フードに変えるべき?」と迷う方もいるでしょう。
シニア用フードへの切り替え時期は、年齢だけでなく、犬種、体重、活動量、筋肉量、健康状態などを考慮して判断することが大切です。
食べる量が減ったり、硬いフードを食べにくそうにしたりする場合には、ふやかしたフードやウェットフードなど、食べやすさを考えたドッグフードや食事の仕方を検討してみましょう。
フードを変更する際は、急に切り替えず、少しずつ新しいフードの割合を増やしていき、慣れさせていってくださいね。
運動は「無理させない」が基本
シニア期になると、若い頃と同じ距離を歩くことが難しくなる犬も多くいます。散歩の時間や距離を愛犬の体調に合わせて調整し、疲れている様子が見られるならば、その日は休ませてあげましょう。
また、滑りやすい床にマットを敷く、段差を減らすなど、室内環境を見直すことも大切です。
お世話も体に負担をかけない工夫をする
今までは長時間耐えられていたお世話でも、シニア期に入ると体に負担がかかってしまう恐れもあります。
例えば、シャンプーは一度に全身を洗おうとすると、老犬の体に負担がかかってしまうので、「今日はここまで」「明日はここだけ」というように、1回の時間が短くなるように工夫してあげましょう。
定期的に健康チェックする
シニア犬は、見た目ではわかりにくい体の変化が起きていることも珍しくありません。
定期的な健康診断を受けるほか、毎日の食欲や排泄、体重、歩き方などをチェックしておくと、変化に気づきやすくなります。
️まとめ

犬はシニア期を迎えると、寝ている時間が増える、歩く速度が遅くなる、毛並みが変化する、食事量が減るなど、さまざまな老化サインをみせるようになります。
愛犬の小さな変化に気づき、その子の年齢や体調に合わせて食事や生活環境を見直すことで、シニア期を迎えた愛犬と穏やかに暮らしていけることでしょう。
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