仕事の評価と「靴」に意外な関係? 足に合う靴へ変えた人の44.4%が高評価を実感! 働く男女540人への調査で判明

仕事をしていると、時間が経つにつれて集中力が続かなくなったり、疲れを感じたりすることがある。そんなとき、睡眠不足や仕事の忙しさを原因に考えることはあっても、普段履いている「靴」に目を向ける人は少ないのではないだろうか。実は、毎日の仕事を支える足元も、働くうえでのコンディションに関わる身近な存在だ。長時間の立ち仕事はもちろん、通勤や外回り、オフィス内の移動など、私たちは思っている以上に足を使っている。そんな「仕事と足元」の関係に注目したのが、米国発のフットウェアブランド「ALTRA(アルトラ)」だ。
同ブランドは、30〜50代の働く男女540人を対象に「仕事と足元(靴)への意識調査」を実施。その結果、足に合う靴へ買い替えた人ほど、仕事で高い評価を受けていると感じる傾向が明らかになった。
働く人の7割以上が、仕事中の集中力低下を実感
仕事中、ふと集中力が途切れてしまうことはないだろうか。今回の調査で、仕事中に集中力の低下を感じることがあるか尋ねたところ、72.6%が「感じる」と回答。働く人の7割以上が、日々の仕事で集中力の低下を経験していることがわかった。

では、仕事を始めてからどのくらいで集中力が低下するのだろうか。集中力の低下を感じる人に、そのタイミングを尋ねたところ、最も多かったのは「勤務開始から2〜3時間未満」の17.9%。次いで「5〜6時間未満」が16.6%、「4〜5時間未満」が15.3%と続いた。また、勤務開始から4時間以降に集中力の低下を感じる人は合計48.2%となり、約半数を占めている。

仕事の序盤から集中力が落ちる人もいれば、時間が経つにつれて低下を感じる人もいるなど、そのタイミングはさまざまだ。こうした仕事中のコンディションを考えるうえで、今回の調査では普段履いている靴との関係にも注目している。
足に合う靴へ変えた人の44.4%が「仕事で高い評価を受けている」と回答
今回の調査で特に注目したいのが、靴の状態と仕事に対する評価の関係だ。直近1年間の仕事ぶりについて、勤務先や上司からどの程度高い評価を受けていると思うか尋ねたところ、足に合う靴へ買い替えた経験がある人の44.4%が「非常に高い」「やや高い」と回答した。
一方、足に合わない靴を使用している人で同様に回答した割合は11.7%。両者には約3.8倍もの差が見られた。さらに、「やや低い」「非常に低い」と回答した人の割合を見ると、足に合う靴へ変えた経験がある人では3.9%だったのに対し、足に合わない靴を使用している人では27.8%という結果になった。

もちろん、今回の結果は本人が感じている仕事の評価を尋ねたものであり、靴を変えたことが直接評価の向上につながったと示すものではない。それでも、足元を見直した経験の有無によって、仕事の評価に対する認識に大きな違いが見られた点は興味深い。
約4割が経験した「足の疲れ・痛み」による仕事への影響
靴と仕事の関係を考えるうえで、もうひとつ気になるのが足の疲れや痛みだ。足の疲れや痛みが、仕事の集中力やパフォーマンスに影響したことがあるか尋ねたところ、全体の38.3%が「影響したことがある」と回答した。

さらに、影響を感じたことがある207人に具体的な変化を尋ねると、最も多かったのは「仕事に集中しづらくなった」の38.6%だった。次いで「仕事が終わった後の疲労感が強くなった」が37.2%、「仕事を快適に行えなくなった」が28.5%、「やる気が出にくくなった」が26.6%と続いている。このほかにも、集中力が途切れやすくなったり、仕事への意欲が低下したりと、さまざまな影響が挙げられた。

足の疲れや痛みというと、歩きにくさや立ち続けることのつらさをイメージしがちだ。しかし、今回の調査では、集中力や気持ちの面にも影響を感じている人がいることがわかった。
靴を変えて実感した変化とは? 約5人に1人が仕事中の疲労軽減や集中しやすさを実感
では、自分の足に合う靴へ変えることで、どのような変化を感じているのだろうか。足に合わないことを理由に靴を買い替えた経験がある180人に尋ねたところ、最も多かったのは「足が楽になった」の36.1%だった。
続いて「足が疲れにくくなった」が31.1%、「足の痛みが軽減した」が25.6%、「足への圧迫感が減った」が24.4%となり、足そのものの快適さに変化を感じている人が多いことがわかる。さらに、仕事に関する変化として「仕事中の疲労感が軽減した」が18.9%、「仕事に集中しやすくなった」が18.3%という結果も見られた。

約5人に1人が、靴を変えたことで仕事中の疲労感や集中のしやすさに変化を感じていることになる。足の快適さを求めて靴を見直したことが、結果として仕事中の過ごしやすさにもつながっていると感じる人がいるようだ。
30代男性ではさらに大きな差! 靴を変えた人の63.3%が高評価を実感
仕事の評価と靴の状態について、30代男性に絞った調査でも特徴的な結果が見られた。勤務先や上司などから「非常に高い」「やや高い」評価を受けていると回答した割合は、足に合う靴へ変えた経験がある人で63.3%となった。
一方、現在足に合った靴を使用している人では13.3%、足に合わない靴を使用している人では6.7%にとどまっている。また、「やや低い」「非常に低い」評価を受けていると回答した割合は、靴を変えた経験がある人では3.3%だったのに対し、足に合わない靴を使用している人では43.3%だった。

30代男性という特定の層においても、靴を買い替えた経験のある人と、足に合わない靴を使い続けている人の間には大きな違いが見られた。なお、この集計は靴の状態別に各30人を対象としたものであり、仕事の評価も本人の自己認識に基づくものだ。結果を捉える際には、こうした点も踏まえておきたい。
仕事用の靴選びは「見た目」より「疲れにくさ」「履き心地」を重視
毎日の仕事で履く靴を選ぶとき、人々はどのような点を重視しているのだろうか。仕事用の靴選びで重視するポイントを尋ねたところ、最も多かったのは「足が疲れにくいこと」の34.8%だった。僅差で「履き心地の良さ」が34.4%と続き、「価格」33.0%、「歩きやすさ」32.8%、「足にフィットすること」32.2%が上位に並んだ。
一方、「デザイン・見た目」を重視する人は22.8%となり、疲れにくさや履き心地、歩きやすさといった機能面を重視する人の割合が上回る結果となった。仕事で履く靴だからこそ、見た目だけではなく、一日を通して快適に過ごせるかどうかも大切なポイントになっているようだ。
<調査概要>
調査名:2026年 仕事と足元(靴)への意識調査
調査地域:全国
調査期間:2026年9月11日〜14日
調査方法:インターネット調査
調査対象:30〜59歳の男女540人
調査協力:株式会社ネオマーケティング
※靴の状態別(足に合わない靴を使用/足に合う靴を使用/足に合う靴へ変えた経験あり)に各180人を割り付けて実施。
引用元:株式会社ストライド調べ
足元から考える、毎日の仕事のコンディション
仕事中の集中力や疲れを感じたとき、つい睡眠や休息、働く環境などに目が向きがちだ。しかし、毎日当たり前のように履いている靴も、仕事中の快適さを考えるうえで見逃せない存在なのかもしれない。
今回の調査では、足に合う靴へ買い替えた人ほど仕事で高い評価を受けていると感じる傾向や、靴を変えたことで疲れにくさや集中のしやすさを実感した人がいることがわかった。
普段何気なく選んでいる一足が、本当に自分の足に合っているのか。毎日の仕事を少しでも快適にするために、まずは足元から見直してみるのもよさそうだ。