笠岡市で福祉・医療施設の送迎車両を活用した「共同送迎」実証実験が開始
2026-10-26 10:17

笠岡市など7者は、地域交通DXプロジェクト「COMmmmONS」および「交通空白」解消パイロット・プロジェクトの一環として、福祉・医療・教育施設の車両を連携活用する「共同送迎」の実証実験を2026年10月末より開始します。
地域課題解決に向けた共同送迎の実証
本実証は、人口減少や高齢化に伴い移動手段の確保が課題となっている笠岡市において、既存の地域資源を有効活用した持続可能な移動モデルを検証する取り組みです。福祉施設や医療機関が保有する送迎車両の空き時間を活用し、小中学生の通学や部活動の送迎を行うことで、地域全体の輸送効率向上をめざします。実施期間:2026年10月末〜2027年1月
対象:神島外浦地区の児童生徒の登下校および部活動の合同練習に伴う送迎
※対象および運行便は、保護者や学校への意向調査を踏まえて確定します。
※本実証は、子どもの送迎以外への適用や、他施設の通所者、障害のある方などへの展開可能性も検証します。
デジタル技術を活用した運行管理と効果検証
本実証では、地域交通DXプロジェクト「COMmmmONS」を活用し、利用予約や配車、運行管理をデジタル化します。収集した運行データやアンケート結果をもとに、利用者、送迎事業者、自治体にもたらす効果を定量・定性的に評価します。※「COMmmmONS」とは、国土交通省が2025年度から推進する、デジタル活用による地域交通の標準化・横展開をめざすプロジェクトです。
※本実証は、国土交通省の「『交通空白』解消パイロット・プロジェクト」の一環として実施します。
※本プロジェクトは、2025年9月11日に発表した産官学金連携による共創型ビジネスモデルの枠組みのもと、具体的な取り組みとして開始するものです。
今後の展望
実証終了後は、運営ルールや費用負担のあり方などを整理し、2027年度以降の本格運用および公共ライドシェアの制度設計を検討します。本モデルの成功事例を全国の交通空白地域や中山間地域へ展開することで、持続可能な地域交通ネットワークの構築をめざします。関連リンク
https://kaisyopf.mlit.go.jp/https://www.ntt.com/about-us/area-info/article/20250911.html