犬と『一緒に眠る』のはやめるべき?4つのNG理由や寝床を共にするリスクまで
愛犬と一緒に眠る時間は温かくてふわふわで至福の時間ですよね。ですが実は犬と『一緒に眠る』行為については賛否両論あります。犬と寝床を共にするリスクとは何なのでしょうか?
危険がいっぱい?犬と一緒に眠るリスク

布団がノミ・ダニの温床になる
言わずもがなですが犬は被毛に覆われているため、布団で一緒に寝ると寝具に抜け毛がたくさん付きます。
また寝る前には自分の体を舐めてリラックスする子も多いため、犬の唾液がシーツに染み込みやすくもなります。こうして布団が不衛生な状態になるとダニ(チリダニなど)の繁殖が活発になり、人間のアレルギー症状を引き起こすリスクが高まります。さらに、犬の唾液や被毛を介して、ズーノーシス(人獣共通感染症)を引き起こす恐れもあります。
姿勢が制限されて体を痛める
愛犬が中大型犬の場合、一緒に寝るとそれなりのスペースを取られます。小型犬であったとしても、飼い主さんが少しでも隙を見せたり出遅れたりすると、布団のど真ん中や特等席を占領されてしまうということも。
でも愛犬の幸せそうな寝顔を見ていると、むやみに愛犬を追い払ったり退かしたりすることも躊躇われ、飼い主さんは小さくなって寝がちです。愛犬ファーストゆえのこの行動で姿勢が不自然な形で固定されてしまい、起きたら背中や腰がギシギシになっていたというのも『あるある』です。
寝不足になる
愛犬と一緒に寝ていると、愛犬の寝返りや移動など、些細な動きでも気になって目が覚めてしまうという人も少なくありません。犬は浅い睡眠を繰り返す性質があるため、一晩のうちに思っている以上に動きます。
そのたびに飼い主さんが覚醒してしまうと飼い主さんの睡眠も細切れになり、寝不足のまま朝を迎えて翌日の体調や行動に支障をきたすというリスクがあります。
分離不安になる
最近では犬も室内飼いが一般的となり、物理的な距離感が近づいたことで人間と犬の心の距離もいっそう縮まりました。その結果、飼い主さんと犬が共依存状態となってしまう事例も増えてきました。
一緒の寝床でくっついて眠るというのは、物理的にもまさに距離感ゼロの状態です。起きているときも眠るときもいつでも一緒という状態が「普通」になると、犬は飼い主さんと少しでも離れていると不安定な状態に陥ってしまう分離不安症を発症してしまう可能性があります。
それでも一緒がいい!犬と一緒に眠る場合の対策

ここまで犬と一緒に眠ることのリスクを並べましたが、愛犬家の皆さんの中には「それでも犬と一緒に眠る幸せを手放すことはできない!」という人が少なくないのではないでしょうか。
愛犬と一緒に眠るかどうかの最終判断を下すのはもちろん飼い主さんです。ただ、もし「一緒に眠る」という選択肢をとる場合には、衛生面や健康面のリスクを減らすための対策をすべきでしょう。
こまめに寝具を洗濯する
シーツや掛け布団といった寝具は、人間だけで寝ているときよりもこまめに洗濯したり、天日干しをするようにしましょう。シーツや掛け布団が不潔だったり湿気を帯びた状態のままだったりすると、あっという間にノミ・ダニの温床になってしまいます。
ノミ・ダニ対策をしっかりとる
こまめな洗濯は前提としたうえで、ノミ・ダニ対策は入念に行う必要があります。スプレータイプやシートタイプなどさまざまな商品が市販されていますし、中には布団自体に防ダニ効果が施されているものもあります。
また愛犬自体にノミ・ダニが付着しないよう定期的に駆除薬を投与したり、お散歩から帰った後には体に虫が付着していないかをしっかり確認し、定期的なシャンプーで清潔を保つことも大切です。
一緒に寝ない日も作る
可能であれば、毎日犬と一緒に眠るのではなく「一緒に寝ない日」を意識的に設けるようにできるとベストです。飼い主さんも犬ものびのび眠ることができ、距離感が近くなりすぎることも防げます。
まとめ

犬と一緒に眠ることにはリスクもある一方で、飼い主さんも犬も精神的にリラックスできたり幸せホルモンが分泌されたりという嬉しい効果もあります。どちらをとるかは飼い主さん次第ですが、メリット・デメリットをしっかり把握したうえで比較して決めることが大切です。
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