秋の京都を彩る幻想的な夜の植物園! 紅葉ライトアップやランタン散策を楽しむ「秋のナイトガーデン」開催

秋が深まるにつれ、赤や黄色に色づいた木々が街を彩る京都。寺社仏閣や庭園など、紅葉を楽しめる場所は数多くあるが、いつもとは少し違った秋の景色に出会えるイベントが開催される。その舞台となるのは、100年以上の歴史を持つ日本最古の公立植物園「京都府立植物園」。2026年11月14日(土)から12月13日(日)まで、夜間イベント「NIGHT GARDEN of Autumn Colors(秋のナイトガーデン)〜紅葉と灯りの散歩道~」が開催される。
広大な園内では、ライトアップされた紅葉が夜の闇に浮かび上がり、音響演出とともに幻想的な空間を演出。ランタンを片手に散策を楽しんだり、普段とは違う夜の温室を訪れたりと、この時期ならではの体験が用意されている。
昼間の鮮やかな紅葉とはひと味違う、光と植物が織りなす秋の夜。そんな特別な時間を楽しめるイベントの内容を紹介する。
夜の京都府立植物園を彩る「秋のナイトガーデン」が開催
京都府立植物園の豊かな自然を生かした今回のイベントでは、約24万㎡という広大な敷地を舞台に、紅葉ライトアップを中心としたさまざまな夜の楽しみ方が用意されている。見どころとなるのは、秋色に染まった木々を光で照らし出す紅葉ライトアップ。昼間は自然光の下で鮮やかな色彩を見せる紅葉も、夜になるとライトの光によって異なる表情を見せる。
さらに、園内では音響を取り入れた演出も実施。紅葉の美しさを目で楽しむだけでなく、音と光が組み合わさった空間を体感できる内容となっている。
ランタンを片手に夜の散策、温室の夜間開室も

今回のイベントでは、紅葉ライトアップに加え、園内を巡りながら楽しめる体験も用意されている。
その一つが、手持ちランタンを使ったナイトウォークだ。ランタンの柔らかな灯りを手に、ライトアップされた木々の間を歩くことで、普段の植物園散策とは異なる雰囲気を味わえる。なお、手持ちランタンには入場料金とは別に1,500円(税込)が必要となる。また、会場には夜店も出店。紅葉を眺めながら園内を散策するだけでなく、夜間イベントならではの楽しみ方が広がる。さらに、土日祝日には観覧温室を夜間開室する。通常とは異なる時間帯に温室を見学できるのも、今回のイベントならではのポイントだ。
紅葉ライトアップやランタン散策、温室の見学など、さまざまな角度から夜の植物園を楽しめる。
<イベント開催概要>
名称:NIGHT GARDEN of Autumn Colors(秋のナイトガーデン)〜紅葉と灯りの散歩道~
期間:2026年11月14日(土)〜12月13日(日)
時間:18:00〜21:30 ※20:30最終入園
場所:京都府立植物園
主催:京都みらいグリーンパートナーズ
共催:京都府立植物園
企画:トライト株式会社
料金(税込):大人 平日1,100円/土日祝1,500円 小中学生全日600円
※手持ちランタンは別途1,500円(税込)
特設サイト:https://night-garden.jp/botanical/
みのおキューズモールでは、親子で楽しめる植物の体験イベントも開催

秋のナイトガーデンの開催に合わせて、大阪府箕面市の商業施設「みのおキューズモール」でも、京都府立植物園とのコラボレーションイベントが実施される。

11月14日(土)・15日(日)の2日間にわたって開催されるのは、見て作って学ぶ「植物と出会う秋。」。植物を身近に感じながら、親子で楽しく学べる体験型イベントだ。
会場では、季節の植物を使った小さなクラフトを作るワークショップを開催。植物を実際に見たり、触れたり、ものづくりに取り入れたりすることで、その魅力を楽しみながら体験できる。また、植物の名前や特徴を楽しく学べる「植物カード」も配布される。
カードを通じて身近な植物への興味を深められるほか、イベント終了後も家庭で植物に親しむきっかけとなりそうだ。
さらに、京都府立植物園の見どころや楽しみ方、秋のナイトガーデンについての情報も紹介。植物を「見る・つくる・学ぶ」というさまざまな視点から楽しめるイベントとなっている。
<イベント開催概要>
名称:見て作って学ぶ「植物と出会う秋。」(京都府立植物園とキューズモールのコラボレーションイベント)
日程:2026年11月14日(土)〜11月15日(日)
時間:11:30〜17:30
場所:みのおキューズモール CENTER棟2階西側催事スペース(大阪府箕面市西宿1丁目15番30号)
主催:東急不動産SCマネジメント株式会社
企画:株式会社Skeleton Crew Studio
公式HP:https://qs-mall.jp/minoh/
100年以上の歴史を持つ、日本最古の公立植物園

今回の夜間イベントの舞台となる京都府立植物園は、1924年に開園した日本最古の公立植物園である。京都市左京区に位置し、約24万㎡という広大な敷地を持つ植物園として、長年にわたり多くの植物を育ててきた。
園内には、さまざまな植物を観察できる観覧温室をはじめ、春に美しい花を咲かせる桜林、華やかなバラが楽しめる洋風庭園など、季節ごとに異なる景色が広がっている。秋には園内の木々が赤や黄色に色づき、季節ならではの美しい紅葉を楽しめる。また、植物の保全や栽培・育成、学習支援などにも取り組んでおり、「京都から世界の生物多様性保全に貢献する」という将来ビジョンを掲げている。
四季折々の自然に触れられる植物園が、今回の秋のナイトガーデンでは夜の時間帯にも開かれる。
<施設概要>
施設名称:京都府立植物園
所在地:京都市左京区下鴨半木町
総面積:約240,000㎡
開園時間:9:00~17:00(通常時)
公式HP:https://www.kyotobotanicalgardens.jp/
アクセス:
【正門】京都市営地下鉄 烏丸線「北大路駅」3番出口より徒歩10分
【北山門】京都市営地下鉄 烏丸線「北山駅」3番出口直結

複数の企業が連携し、京都府立植物園の魅力を発信

今回の「秋のナイトガーデン」を主催するのは、京都府立植物園の管理・運営を担う共同事業体「京都みらいグリーンパートナーズ」だ。2026年7月から京都府より施設管理・運営などの業務を受託しており、複数の企業がそれぞれの専門分野を生かしながら、植物園の運営に取り組んでいる。
代表企業のグリーンホスピタルサプライ株式会社が事業全体の統括や森のカフェの運営などを担い、住友林業緑化株式会社はイベントなどの自主事業、日本パナユーズ株式会社は入園券販売や来園者案内などを担当する。また、東急不動産SCマネジメント株式会社はマーケティングを担当。園内の環境整備を担う企業も加わり、植物園の維持管理から来園者サービス、情報発信まで幅広い業務を展開している。
今回の「秋のナイトガーデン」も、こうした企業間の連携によって実施される取り組みの一つであり、植物園の新たな楽しみ方を提案するイベントとなっている。
秋の夜に出会う、京都府立植物園の新たな魅力
1924年の開園以来、四季折々の植物を楽しめる場所として親しまれてきた京都府立植物園。100年以上の歴史を重ねてきたこの場所で、新たな楽しみ方が広がろうとしている。日中に訪れることの多い植物園も、時間帯が変われば、その景色や雰囲気はまた違ったものになる。普段から足を運んでいる人にとっても、これまで気づかなかった植物園の魅力に出会う機会となりそうだ。
秋の京都で紅葉を楽しむなら、少し趣向を変えて、夜の植物園を訪れてみるのもよいかもしれない。