猫は自分の気持ちを表現するために、様々な「ジェスチャー」を駆使しています。飼い主さんに理解してもらえるよう、彼らなりに頭を使っているのかもしれません。猫がよくする「ジェスチャー」と、そこにはどんな理由が隠れているのかをまとめてみました！
1.じっと見つめる
飼い主さんの方をじ〜っと見つめるときは、何か要求があったり、あるいは見守っていたり、という意味があるようです。飼い主さんにして欲しいことがある場合は、近くに来ることが多いでしょう。要求が叶えられるまで見つめ、圧をかけるのです。
見守る場合には、多少離れた場所からでも見つめてくるでしょう。恐らく、飼い主さんのことを子猫だと思っていて、（大丈夫かな？）（危ないことしてないかな？）と心配してくれているのだと思われます。
そこまで近づいてはこないけれど何だか常に愛猫が視界に入っている、という場合は、飼い主さんが見守られている可能性があります。
2.後追い
後追いをしてくるのは、甘えん坊な猫によく見られるジェスチャーのようです。構って欲しいため、そのタイミングを見計らっているのでしょう。チャンスがあればスリスリするなどして、自分に関心を向けてもらいます。
この場合に気をつけたいのが、「分離不安症」です。常に飼い主さんの側にいないと不安…というような態度を見せる場合は、愛猫との心の距離が近すぎるのかもしれません。いくら可愛くても、ベタベタしすぎはよくないのです。
愛猫を分離不安症にさせないためには適度な距離感を保ちつつ、接することが大切です。
3.ネコハラする
これには激しく同意してくださる飼い主さんが多いのではないでしょうか。なぜか「邪魔をする」という形でネコハラしてくる猫はよく見られます。
パソコンを使っていればモニター前にどかっと横たわり、雑誌を見ていればその上に座って平然とした顔をします。
その理由は諸説ありますが、飼い主さんの関心が猫の方に向いていないため、不安に思ってわざと邪魔をして自分のことを見てもらおう、という魂胆のようです。それで構ってもらえたら安心、というわけなのでしょう。
4.ゆっくり瞬きをする
飼い主さんの方を向いてゆっくりまばたきをする…。何となく幸せな空気が感じられるジェスチャーですが、その理由も幸せなものでした。これは、まばたきをした相手への愛情表現なのです。
信頼も表していると言ってよいでしょう。ですから、飼い主さんもゆっくりとしたまばたきをし返すと、絆がより深まります。
もちろん、猫側がやらなくても視線が合ったときにこちらからすると愛を伝えられるので、有効活用してみてください！
5.ちょいちょいする
猫が前足を使い、ちょいちょいしてくるジェスチャー。とても可愛らしいのですが、何か強い要求があるのでしょう。ご飯が食べたい、撫でて欲しいなど、飼い主さんにして欲しいことがあるのです。
ぜひその願い、叶えてあげてください。恐らく無視していると、いじけてしまいます。そんな姿も可愛いですが、できれば愛猫の機嫌は損ねない方がよいでしょう。
まとめ
猫の気持ちを汲み取るのは難しいときもありますが、よく観察してみると、分かるときもあります。
一緒に過ごす年月が長くなるほど、何が言いたいのかが分かるようになっていくでしょう。
愛猫のジェスチャーで気持ちが分かる…そんな関係、ステキですね♡
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